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日本の方位磁石を南極に持っていったとき使えなくなるのはなぜですか?

A 回答 (6件)

日本の方位磁石に限ったことでなく、また南極にもっていったときに限ったものではないです。


強い磁力が働く場とか、地磁気を遮蔽している場、磁力線の向きが水平方向から数十度傾いている場では、どこの方位磁石でも、だれが製作した方位磁石でも、磁石を利用した方位計は、使えなくなります。
https://www.kodomonokagaku.com/read/hatena/5119/
https://wdc.kugi.kyoto-u.ac.jp/poles/compasspole …
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磁石の針は地磁気の磁力線の方向を向こうとします。

日本付近では磁力線の方向が水平に北向き(西に7度ほどずれているが)ではなく、地下の方角を向いています。この角度を伏角といいます。その大きさは日本付近でも50度ほどあります。この力に引かれて、北を向く針は下の方を指そうとします。これでは針受けにと針がぶつかったり、針が底にあたったりしてうまくまわらなくなってしまいます。そうならないように、磁石のS極側に重りをつけたり、中心をS極側にずらすなどしてバランスが取れるようにしています。
 南半球では、北半球とは逆で磁力線は南側が下がっていきます。当然使えるようにしようとすると、N極側に重りをつける必要がでてきます。ここに北半球用の方位磁石を持っていくと、バランスの取り方が逆になっていますから、何も細工をしていない磁針よりも動きが悪くなります。
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方角的には、四方八方が北になります。



磁石の磁針は原理的に北極方向を指します。

南極で北極方向と言ったら、地面の真下側です。

つまり、縦上下方向に針が動かない日本の方位磁石は使え無い、です。
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昔の南極探検隊の人たちは、南極大陸では針の北を向く側に重りをつけてバランスをとって使っていたという話を読んだことがあります。

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殆どの日本の方位磁石は上を向くように作られていないからです

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磁力線の向きが、ほぼ垂直になるから、水平に持っている方位磁石は、指す向きが不定になります。

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