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No.4
- 回答日時:
アメリカの帰国子女です。
なんか的外れなことを書いている人がいますが、理由は簡単「アメリカの軍隊に入ると、戦闘で死ぬ可能性があるから」です。
だからアメリカ軍はあまり人気がなく募集に常に苦労していて、貧困層の若者を取り込むために「学歴」で誘っているから、奨学金制度がやたらに充実しているのです。
また、アメリカは移民が非常に多い国で、不法滞在も多く、しかし不法滞在者がアメリカ国内で子供を産めば、その子供はUS市民の資格を得ます。
しかし親が不法滞在だと結局、貧困層で学歴が高くならず、大学に行こうとしても様々な障害があります。
だからそういう貧困層の若者に対して「奨学金で学べる制度」は非常に魅力的に映るわけです。
また、米軍にはMAVNIという制度があります(現在は凍結中)これは、永住権を持たない学生ビザや就労ビザで滞在している人たちが、永住権をパスしてそのままアメリカ国籍を取得できる、というプログラムです。
この制度の中にも大学進学奨学金などがあり、途上国からなんとか留学や就労ビザでアメリカに入国したものの、その後ビザが切れそう、でも母国にかいりたくない、という人たちが多く利用していました。
こういう形で米軍はなんとか人員を確保しようとしているわけです。
No.3
- 回答日時:
在米の隠居爺です。
こと大学に関することを話題にするなら、日本の方々のほとんどが知らない、日本との大きな違いを知らなければなりません。
アメリカの大学はとてもお金がかかるということです。
それと、単にそこで勉強して卒業すればいいというのではなく、そこでしっかりした実績を手に入れないといけないということです。
アメリカはある種の学歴社会であることはその通りです。
しかし、日本のように、ただ何となくいて他の人と同じようにしていれば卒業出来、それで得た卒業資格という4文字でいい仕事に就けるわけではないのです。
まず、大学で身に着けるものの中身です。
当地の企業は、大学を卒業してきた人には『大学を卒業していないと得られない優れた即戦力の実力』を求めます。
大学を卒業しましたという学位でも、お勉強の成績でもありません。
入社したその日から、現場の第一線に出て実戦で戦える実力が求められるんです。
日本では、大学では教科書を使ったお決まりのお勉強をするだけで、実社会で戦う戦い方は、企業に入り、その企業の風土に合わせたやり方を研修という場で仕込まれます。
つまり、日本の新入社員は即戦力にならないんです。
出は当地の大学生はそれをどうやって身に着けるか。
それがインターンシップです。
講義や実習とは別に、大学の研究室や企業の現場に実際に入り、講義や実習で覚えたことをそこで使い、実際に仕事をする上では勉強したこと以外に何が必要かを、自分で勉強したり、先輩と議論して考えたり、先輩のすることをまねたりして身に着けるのです。
そして、そこで覚えたことであるレベルの結果を出すのです。
その結果を出せたことがその人の実績となり、就職の時にはそれを示して自分がどれだけ有用な奴なのかを売り込むのです。
だから、当地の子供たちは、就職したその日から実戦で戦えるのです。
では、こういった勉強はどこの大学でもできるのでしょうか?
そうではありません。
良い大学ほどいい勉強ができ、いい訓練を受ける機会が得られるのです。
だから、皆できるだけいい大学を選ぶのです。
しかし、いい大学であればあるほど、学費は高いものです。
日本では、国公立大学は私立大学に比べて学費が安いですが、当地ではそんなに差はありません。
どちらも高いです。
それも、日本の比ではありません。
当地で生まれ育ったウチの子供たちは、そこそこのレベルの州立大に行きました。
そこの学費は、どこの学部・学科にしろ、年額 約 500 万円です。
年額です。
4年間の合計ではなく、年額、つまり1学年の分です。
それに生活費がかかります。
暮らす寮やアパートの家賃、光熱費などのインフラ費用、飲食費、教材費、医療や火災・損害などの保険費用、交通費、日々の暮らしに必要な衣料や生活品費用、交際費などです。
保険などは安くありませんから、当地ではこれに1年間で 300 万円前後はかかります。
4年間を考えれば、それにかかる費用の総額は 3,000 万円を優に超えます。
当地では高校までが義務教育です。
当地の親の子に対する考え方は、高校卒業までは面倒を見るが、社会人になるにせよ、大学に進学するにせよ、そこから先は自分で自立して生活させます。
つまり、この家さえも買えるような高額のお金も、大学に行きたければ自分で何とかするのが当地流なんです。
この質問には、貧乏だから大学に行けないと書かれていましたが、この半端でない金額を見れば、大学に行くのをためらうのは何も貧乏な人ばかりではないのがお分かりいただけるでしょうか?
日本の学生さんは、こんな時にアルバイトをして自分で少しは稼ぐ、などというでしょう。
しかし、当地の子供たちはそんなことはしません。
なぜなら、それはそのまま就職するときの給料交渉の材料になるからです。
いい実績を上げればいい給料が手に入り、借りたお金なんてそれですぐに返せると考えるからです。
そんなお金は借りてでも賄い、バイトや遊ぶ時間があったら勉強やインターンシップに打ち込み、少しでもいい実績を出そうとするんです。
親から借りる人も少なくないですが、複数の子供がいる場合などでは、あとで返してもらえるかもしれませんが、親も負担は大変です。
なので、多くの場合は『出世払い』ということで、子供たちは金融機関で学生ローンを組んで資金を調達します。
実績を出せば本当にいいお金に結び付くのか?
実際そうなります。
ウチの子供たちの場合です。
最初は奨学金をもらってました。
初年度は、高校時代にやった専攻分野の自主研究の結果を実績として示して学費を賄えるほどの奨学金がもらえ、普通なら大学院にならないと混ぜてもらえない専門分野の研究室にもインターンシップで入れてもらってました。
初年度以降は、そこのインターンシップでの実績を評価してもらい、州や国、研究のスポンサーから学費に相当する額の奨学金をもらい続けました。
大学院に進んでからは、自分がすすめる研究をスポンサーの期待にも合わせる形で進めて実績を上げることで、学費や研究費のほか、学会活動や論文執筆の経費、生活のために使える報酬までいただいてました。
当地の大学や企業では、そういう実績を示した自己主張が必要ですが、軍隊でのいろいろな経験の中にはそういったものに使える実績というのもあると聞いています。
軍隊でためたお金と実績で大学に入っると言いうのは、自力で大学に入るという行為そのものなわけです。
特に貧しいというわけではないと思います。
同じように、一度社会人になり、お金をためながら、社会の中で自分の立ち位置を知り、自分にありそうな能力を有効に伸ばし、それを利用する方法を手に入れたいと自覚して大学に入るという人もたくさんいます。
これって軍隊経験と同じだと私は思います。
当地の大学に寄せる子供たちの認識の一角を理解いただけたでしょうか。

No.2
- 回答日時:
軍隊が人員確保したいから充実させてるのでしょう
不景気になると入隊希望の貧困者が増えることは問題視もされてますよ
そして従軍することで返済不要になりますが
パワハラにあってもやめられないし
戦地に行くのが現実的なアメリカでは負傷や死亡の可能性もあるし
戦場から戻ってPTSDに一生苦しんだり家庭崩壊する人もいます
アメリカではハイレベルな大学はほぼ私立で高額ですからね
学歴での給与の差も大きいです
日本でも何年か前に家計を気にして
少年工科学校に行く子が増えていることが問題になっていました
昔からお金がないけど医師になりたい人は防衛医科大学へ行くというのも
一応ありました
ただ任官逃れが問題になり
所定の年数働かないと、学費返済を義務付けられ問題にあがりました
今でもそのような状態なのでとうでしょうね?
医療や地方などは指定のとこで一定期間働いてくれる人は
給付型の奨学金なとは出してますね
日本も隊員の確保が難しくなればそういうことはあるかもしれませんが
最低レベルの貧困がアメリカの比ではないですし
そこまでして大学に行くかなというのはあります
たとえば所定の年数自衛隊でガマンしたとして
日本の再就職は新卒でない、異業種からの転職で厚待遇の大卒採用があるわけではありません。
大卒カードだけでそれなりの収入になるとか
新卒じゃないと不利みたいな日本で
その制度は意味あるかなあとは思います
自衛隊で上に上がって行くつもりなら
そもそもが防衛大学へ行けば済む話ですしね。
学費不要、給与も出て自衛隊の幹部候補としての採用が決まってますから
No.1
- 回答日時:
>>これは何故でしょうか?
日本と同様に、米国でも貧しいと大学に行けない。そうすると高い給料をもらえる職が得られない可能性が高い。
米国は日本以上に学歴社会だからね。
そして軍隊に入ると、戦場に行かされる可能性があるし、家族や恋人に会えなくなる。しかも、死んだり、生きて戻れても、障害者になるかもしれない。
たとえ五体無事に戻れても、PTSDが発症して、社会復帰できなくなるかもしれない。
古い話になるけど、ベトナム戦争や、中東での戦いは悲惨でしたからね(戦争のために、人生を狂わされたとして、ライフルで一般市民の無差別大量殺人をやった人もいるし・・・)。
だから、軍隊に入れるための餌として、給付型奨学金があったりするのでしょう。
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