
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
1番さんのおっしゃる通りなんですが、あえて付け加えると、双方入玉すると第2のルールが出てくるからともいえます。
入玉も片方だけなら、もう片方の玉はきっと詰まされてしまいますから、問題ないのですが、双方入玉すると、双方王様は取れないってことですから、第2のルールが出てきます。「原則引き分けなんだけど、駒損が大きいとそれは負け」
駒損は、例えば一歩損すると歩の数は8対10ですので、2枚分の差が付きます。この差が大きすぎると、引き分けじゃなくて負けだろう、ていうルールです。
プロの場合は、その差が8点以上離れたら、駒損している方が負けになります。歩で言うと、4歩損していたら負けってことです。
駒も歩と金は違うだろうとか、香車と桂馬ではとか、細かくやると面倒ですので、飛車角以外は、みな平等に1点計算です。入玉してると、歩もすぐと金になるからかもしれません。
ひっくり返った状態で比べると、飛車角以外は皆おなじ金の動きです。
ちなみに、飛車角は5点計算ですので、飛車を金で取られたらそれだけで8点差がついてしまいます。
なので、双方入玉になると、王様を諦めて、それ以外の駒を取りに行きます。取られそうな方は、逃がしにかかります。王様は無視される様になってしまうので、余計詰まされにくくなります。
プロの相入玉でも、角の両取りをかけられるのが、避けられなくて投了になってしまった例があります。
王様を詰ましにいっている場合じゃなくなるっていうのも、理由になると思います。柔らかくいうと、飛車角を取られる進行は選べなくなって、手の制限がふえることにより、詰ましにくくなるってことです。
No.1
- 回答日時:
将棋の駒は、「前に動く」のが基本です。
勿論駒の種類によって動き方は違いますが、例えば駒は全部で8種類ありますが、その内3種類(桂馬、香車、歩)は「後に動けない」駒です。
又、その他の駒でも、金、銀の2種類は、前への動きより後への動きの方が少なくなっています。
前へも後へも同じように動けるのは、王、飛車、角の3種類だけです。
王様が入玉すると、後から攻めなくてはならないので、この「動き方のハンディ」が、詰ませにくい最大の理由ですね。
もう一つは、王様が敵陣に入ってしまうと、王様の周りに「歩」を打って、どんどん「成金」を作られてしまいます。
弱い「歩」が、強い「金」に変身してしまうのですから、守備力が大変に強化されてしまうわけです。
こんなところでいかがでしょうか・・・
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