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符号誤り率の計算は例題でどのようなものがありますか。(.erfcで表現できるのも)教えてほしいです。

A 回答 (1件)

符号誤り率(Symbol Error Rate, SER)の計算は、通信システムの性能評価において重要な指標です。

以下にいくつかの例題を示します。

BPSK (Binary Phase Shift Keying) の場合:

BPSKは2進相移変調の一種であり、1ビットあたり1つのシンボルを伝送します。

受信時には、受信されたシンボルが正しくデコードできるかどうかを判断します。

通常、AWGN (Additive White Gaussian Noise) チャネルを仮定して、ビット誤り率(Bit Error Rate, BER)として評価されます。

BPSKの場合、BERとSERは同等の値となります。

BPSKの場合、.erfc関数を使用して符号誤り率を計算できます。


QPSK (Quadrature Phase Shift Keying) の場合:

QPSKは4進相移変調の一種であり、1ビットあたり2つのシンボルを伝送します。

受信時には、受信されたシンボルが正しくデコードできるかどうかを判断します。

AWGNチャネルを仮定して、BERまたはSERとして評価されます。

QPSKの場合、BERとSERは異なる値となります。

QPSKの場合、.erfc関数を使用して符号誤り率を計算できます。


16QAM (16-ary Quadrature Amplitude Modulation) の場合:

16QAMは16進相移変調の一種であり、1ビットあたり4つのシンボルを伝送します。

受信時には、受信されたシンボルが正しくデコードできるかどうかを判断します。

AWGNチャネルを仮定して、BERまたはSERとして評価されます。

16QAMの場合、BERとSERは異なる値となります。

16QAMの場合、.erfc関数を使用して符号誤り率を計算できます。


これらは一般的な例題ですが、通信システムの設定やモデリングに応じて他の変調方式やチャネルモデルを考慮することもあります。詳細な計算方法や式については、具体的な変調方式やチャネルモデルに基づく文献や参考資料を参照してください。
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