A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
これって、究極、小学校1年生レベルの話が理解できてるか、ってことなのよ。
頭の中でいいから、キャップの付いたボールペンを100本用意して。
そうしたら、100本のボールペンを全部キャップ外してみなさいよ。
そしたら、キャップが100個と、キャップの外れたボールペンが100本、キャップの付いたボールペンは0本になるよね。
小学校レベルを理解したら、化学基礎の内容へ。
塩化水素は水に溶けるとほぼ100%電離して水素イオンと塩化物イオンにわかれる強酸。
塩化水素の分子(キャップ付きボールペン)が100個水に溶かしたら、全部が分かれてしまうんだから、
水素イオン(キャップ)が100個と塩化物イオン(キャップ無しボールペン)100個に分かれて、分子のままの塩化水素(キャップ付きボールペン)は0個になるよね。
No.2
- 回答日時:
もう一つの質問も含めて、物質の量の測り方である mol の考え方を理解できていませんね?
原子であれ分子であれ、それを「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると、それが「1 mol」の物質量になります。
そして、原子や分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると、その質量が「原子量」「分子量」「式量」に「グラム」を付けた数値になるのです。(というか、そうななるように決めた数値が「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)ということ。原子や分子1個は極めて軽いが、このぐらいの個数を集めると「グラム」のオーダーになる)
それが「mol」の意味です。
化学反応は分子・原子どうしで起こりますから、「同じ mol 数どうし」あるいは「反応式の係数に相当する mol 数どうしが反応する」ことになるので、物質の量を「mol」で表すと便利なのです。
「同じ mol なら原子・分子の個数が同じ」ということです。
つまり、例を挙げれば
・炭素(原子量12) を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 12グラム。ということは、炭素12 のモル質量は 12 g/mol。
・酸素(原子量16)を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 16グラム。ということは、酸素16 のモル質量は 16 g/mol。
気体の酸素は酸素原子が2個結合した「分子:O2」の形なので、分子量は 32。従って酸素分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 32グラム。ということは、酸素ガスO2 のモル質量は 32 g/mol。
・CO2 (分子量44) を「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 44グラム。ということは、CO2 (分子量44)のモル質量は 44 g/mol。
お示しの問題では「分子量」とか「1 モルの物質の質量」までは出てきませんが、
HCl が「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)個
あって、すべて電離すれば
HCl → H(+) + Cl(-)
なので
H(+) も「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)個
になるでしょ?
ちなみに「Cl(-)」も「アボガドロ定数」(= 6.02 × 10^23)個、つまり 1 mol になります。
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