
A 回答 (9件)
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No.9
- 回答日時:
小説家・作家として世の中に知られるか、そのような存在として知られることなく生活するかには、時代や社会状況が大きく関係しているでしょう。
芥川、太宰、川端、三島など作品傾向のものを平安、戦国、江戸初期・中期・後期にそれぞれの時代の用語や文章らしく書いたとしても、読み手はあられず、作家とは認められないでしょう。 この30~40年間では、アニメ・動画・恋愛もの・スペクタクルあるいは軽い読み物やハウツーもの、解説本やネット情報・SNS・ブロガー・ユーチューバーなど多彩な状況になってしまっています。こうした社会状況では、作品傾向にかかわらず「作家として世に知られる存在」になること自体が、難しいでしょう。自分でコツコツと作品を書いたり、書こうとし続けている方はそれなりにいても、「作家として知られてない」のであれば、作家としては扱ってもらえません。
一介の市井の個人がどのような死に方をしようが、一時興味本位に社会面やニュースで取り上げられても、痴情・怨恨・貧困・病苦・失業・精神疾患・偏執的傾向など個別事情が話題になるくらいでしょう。 当人の職種の分類?、当人の興味関心領域での実績?など、多くの報道では省かれているでしょう。
日本でも、平成以降でも自殺そのものの出現件数は増加しているようですから、作家的?な方で自殺していることも年間数十人はあるでしょう。男の年間自殺が1~2万人ですので、自殺の内の0.1%でも10~20人です。 「カクヨム」というサイトの登録者でも90万という話しもあるくらいです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000012467.0000 …
「こんなサイトは利用しない」というスタンスの方もたくさんいるでしょう。
「作家に自殺が多い」と思ってしまっていることが、そもそも間違った誤認である可能性も、考えていいと思います。

No.8
- 回答日時:
人間とは、人生とは、ということを
命をかけて考えていた。
有名になれば、人類に代わって
その答えを出さねばならぬ
というプレッシャー。
これに比して、江戸時代は
遊び半分だし、
平成以降は、生活の手段として
しか、文学を考えない。
それだけ、不真面目になったん
でしょう。
No.7
- 回答日時:
ネタ切れ、ガス欠。
普通の人にはなれないプライドの高さ。
松本清張は三島の自殺を才能の枯渇と断じました。芥川・太宰・川端・三島は才能の人ですね。松本清張は新聞記者上がり、ネタは豊富、寿命が枯渇した。
No.6
- 回答日時:
小説を書くということは人間を書くということ。
人間を書くには人間を観察し洞察しなければならない。
その過程で人生について考察する時、暗い穴に飲み込まれるような虚しさに襲われるのである。
この感覚を言葉にするのは難しいが、あえていえば
「とどのつまり、人生に意味などないのだ」
どんなに頑張っても最後は土に返るのだし墓も三代持たない。
こういう感覚は大なり小なり誰でも一度は感じることだが、作家は人並み以上の感受性に加え洞察も深いときている。
感じる空虚さも大きい。
No.4
- 回答日時:
作家だからって何も自死には文学は関係ないこともあるでしょう、人間なんだから色々しがらみがあるべえなあ。
三島と川端の書簡のやり取りを全部見たけどノーベル賞を川端に先に貰われたのが・・みたいですよね、No.3
- 回答日時:
芥川・太宰・川端・三島は公私で仲のいい作家グループであり、言文一致運動により口語での私小説を生み出した作家たちなので、小説の主人公のようにに生活や行動が破綻してるから文豪なのです。
江戸時代や現代の有名作家は、出版社から依頼されたテーマで商業作品を書いているので、作品と生活が切り離された戯曲やライトノベルなどの娯楽作品を書いていると、作家性や主義主張に押し潰されたりしないのです。
漫画家もストーリー漫画を描いてる作家は滅多に自殺しませんが、ギャグ漫画家は結構自殺してます。ヒットするギャグとは人格破綻者の芸術表現だから。
それに精神病ってのは流行性があり、伝染するし、症状や自殺方法に時代性があります。
働きもせず昼間から大酒呑んで喧嘩して睡眠薬をゴリゴリかじった生活してたら、大抵の人は自殺してしまいます。
そういう生き方に人気が出る時代だから偉大な文豪が多く輩出され自殺してしまったのです。
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