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家にあるパソコンで音楽を聴くのが主なんですが、最近3万くらいのヘッドホンを買おうか悩んでます。
でもパソコンで音楽聴く場合、高いヘッドホン買って接続して聴いても音質が良くなることはないんですか?もしかして宝の持ち腐れみたいな。
アンプって存在もいまいちわからなくて、PCにアンプ接続して、アンプにヘッドホン接続して聴けば音質良くなるんでしょうか?

オーディオ関係はまったくの無知でしてご教授いただければ幸いです。

A 回答 (10件)

私の勝手な価値観からの意見ですが、私は以下でそこそこ満足してます。



  ・ヤマハのオーディオインターフェース UR22 Mark-II 1万5千円前後
  ・ソニーのスタジオヘッドフォン MDR-CD900ST 1万2千円前後

この理由は以下です。

  ・私好みの素直な音
  ・私の懐具合で分相応の値段
  ・電気の技術的に安心できること
  ・音楽のプロにも信頼されていること
  ・製品の品質に安心できるメーカーであること
  ・再販価値札高い(気に入らなくても中古で売れる)こと

私はプロファイルに記した通りの在米の隠居爺です。
子どもの頃から音楽と電子工作を趣味にしてきました。

音楽は楽器とボーカルと編作曲のどれもが好きで、ちょっとは名の知れたクラシックのオーケストラの団員をしてたり、グリーで歌ったりしてましたが、老後の今はもっぱら PC 上での DTM で楽しんでいます。

真空管時代から覚えた電子技術は、小学生の時に雑誌を頼りに始めたオーディオアンプの自作を皮切りに、アマチュア無線の通信機づくりへと発展し、その後に半導体やディジタルへと高じてプロになり、それから引退した今はアマチュアに戻り、自宅のオーディオセットをいじって DTM で作った音で遊んでいます。

主機ではないですが、私ももうずいぶん前からこれらを使ってます。
安心できる『標準機』としてデスクサイドにはずっと置いています。



PC オーディオについて覚えておくといいことをいくつか紹介しましょう。

まず、PC 本体のオーディオの再生部の性能特性についてです。

PC で扱うオーディオでは、ディジタルとアナログの両方について考えなければいけません。
自分で楽曲を収録する場合は別ですが、CD音源のようなものを『再生』するだけを考えるなら 44.1KHz の再生レートと 16ビットの分解能が標準仕様です。

この条件で再生できるのであれば、ディジタル系の回路(ハード)やソフトに関しては充分です。
今時のパソコンはどれもそのための標準的な部品を使用していますから、その点で差は出ません。
ということで、オーディオで差が出るのは回路(ハード)のアナログ部分でと言うことになります。

答えから先に行ってしまうと、そこで考えるべき技術的なポイントは以下です。

  (1) 周波数特性
  (2) ダイナミック特性
  (3) 雑音

PC オーディオの周波数特性を左右する大きな要素は、PC 内部のオーディオ系のアナログ電子回路のカップリングコンデンサやデカップリングコンデンサと呼ばれる部品とスピーカーの特性・性能、それに回路の様々なところにある時定数要素というものです。

PC は『音楽再生』に特化した装置ではありません。
『音や声が「そこそこ」収録再生できればいい』という程度の性能・特性があればいいという思想で回路は作られています。

音楽という観点で言えば、周波数特性は低域側に不利にできていて、ダイナミック特性は大音量や突発的な音に対して不利にできていて、雑音に関しては何となく無けりゃいいていどというレベルにできています。

廉価なイヤフォンで適当に聞いたり、デスクトップのスピーカをちょっと鳴らす程度ならそれで十分と言う人も少なくありませんが、そこそこのヘッドフォンやスピーカーで良い音場・音色を楽しみたいとなると気になる人は気にします。

周波数特性はグラフィックイコライザーなどで調整すればなんとかできないこともありませんが、ダイナミック特性や雑音はそうはいきません。

ダイナミック特性におおきな影響があるのはコンデンサーです。
例えば、瞬間的にドンという大きな音を出すとき、回路は急に大きな電流を必要としたりします。
また、長い時間おおきな音量で音を鳴らす場合は、電流を長い時間大きく変化させ続けなければなりません。

その時の大きく変動する電流で電源電圧が変動すると、それは音の歪みになって現れるものです。
安いオーディオセットで大きな音を出すと音が割れたりするあれです。
パソコンのオーディオのアナログ回路なんてその程度のものと同じなんです。

一方、雑音におおきな影響があるのは電源とグランドと呼ばれる回路、それとPC内の他の回路との干渉です。
ここで言う雑音とは、聞きたい音以外の音がスピーカーから出てくるというものです。
代表的なのはホワイトノイズです。

ホワイトノイズとはスピーカーから聞こえる『サー』という音です。
その主な源は、オーディオのアナログ回路を構成する部品、電源装置、パソコン内の様々な回路素子です。
その他にも、ジーとかビーとかいう音が入ることもあります。
これらは、どうやって音の信号に侵入(重畳)してくるかも特定するのが難しく、それだけにそれを無くすのがとても難しいものです。

PC の場合、こういった雑音は『まぁ、こんなもんで我慢してもらいましょう』と言う具合に対処されている程度で、オーディオ機器のようなレベルの『きれいな音』『澄んだ音』が期待できるものではありません。

これらを嫌う人は、PC の外にディジタル音楽データからヘッドフォンやスピーカーを駆動できるオーディオ信号を作成する専用の装置を付けます。
それが『オーディオインターフェース』です。
その中に、特に DTM(デスク・トップ・ミュージック)と言って、PC 上で音楽の録音や編集、作曲や編曲をする人たちが使うのが、USB で接続し、ASIO(アジオ)ドライバーというソフトを使って音楽データをやり取りするタイプの『オーディオインターフェース』があります。

これは音楽家が求める要件を満たすだけに、普通にきれいに音楽を聴こうとする人にとっても役立つものです。

この種のオーディオインターフェースは、通常、ヘッドフォン端子とライン出力を標準で持っていますから、ヘッドフォンで聞く目的なら後必要なのはヘッドフォンだけと言うことになります。

冒頭に記したのはその組み合わせです。

そこに記した『オーディオインターフェース』は、スタジオ用のマイクロフォンも接続できるという意味では音楽を聴くだけの人には過ぎるものです。
でも、DTM 向けに一番出ている人気があって信頼されている商品なので、値段も高くはありませんから悪い選択ではないと思います。

また、これに付属でついてくる ASIO ドライバーがなかなかいいモノです。
ASIO ドライバにはネット上でフリーで手に入る ASIO4ALL なんかが有名ですが、ヤマハのドライバーはマルチクライアント対応と言って、音源がいくつかあって、それをまとめて面倒を見てくれるものです。
それだけでも私は気に入って使ってます。



私は、はじめの方で記したように楽器をやっていたという意味でそこそこの耳は持っているつもりです。
また、仕事上で必要になり、業界トップ級のオーディオメーカーにお願いして、オーディオ機器の検査員の訓練に混ぜてもらい、周波数差や位相差、歪などの音の評価が出来るまでの訓練をしてもらいました。
なので、それなりに多くの方々とは違う音の評価ができると自負していますが、冒頭のセットで聞く音はその点で、そのコストでは申し分ないものと思っています。

仕事仲間のひとりに、日本のオーディオメーカーの方々も一目置くオーディオマニアの方が居ります。
その方は、郊外の静かな環境にリスニング専用の家を建てられましたが、そこの機器の設営や内外装の調整をやらせてもらいました。
さすがに家が1軒建つほどの機材を使うと音は素晴らしいですが、こういう選択も悪くはないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
非常に勉強になります。何回も読んで、調べたりして理解を深めたいと思います。オススメしてくださった商品もチェックしてみます!

お礼日時:2023/11/30 18:44

もう一つ、PC→パワーアンプ→イコライザーアンプ→ヘッドフォンもしくはPC→イコライザーアンプ→ヘッドフォンです。

それぞれ、予算を考慮して計画して下さい。最終的に音の出口はヘッドフォンになります。ヘッドフォンも種類があります。まず、耳を覆うオーバーイヤーと耳の上にあてるオンイヤー等があり、その中でも、さらにモニターとオープンバイザーに分かれます。自分に合ったヘッドフォンを電気店で試聴して探しましょう。各メーカーの音の作りの特徴があります。それを掴んだら、値段が変わってもメーカーがわかるようになります。蛇足かも知れませんが、将来的にスピーカーに繋げる予定ありますか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なにやら覚えることが多くて大変そうですね。
将来的にはスピーカーも良いかなと思ってます。

お礼日時:2023/11/26 18:05

再回答です。

スマホをウォークマン代わりにしてます。違いはグラフィックイコライザーの無料のアプリをダウンロードしてカスタムで自分好みの音質に調整して、聴いてます。
イコライザーは10バンドクラスが良いと思います。尚、ここではイコライザー反対派がほとんどです。PC→アンプの場合、アンプもプリアンプ、メインアンプ(パワーアンプ)、プリメインアンプ、ヘッドフォンアンプ等があります。確かに音質の向上はありますが、それぞれの相性によってはお金のムダになります。やるなら、通販サイトを利用する前にオーディオショップや電気店で試聴して下さい。
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自分は外面でスマホをウォークマン代わりに使ってますが、ヘッドフォンによって違います。

始め5.000円くらいのイヤホンやヘッドフォンでしたが、今は5万位のヘッドフォンを使ってます。全然ちがいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
PCで聴く場合アンプを繋げると良いみたいですが、スマホ→ヘッドホンならアンプいらないし、ヘッドホンそのままの性能が活かせるんでしょうか?

お礼日時:2023/11/22 21:38

PC→ヘッドホンアンプ→ヘッドホンです。


PC(USB)--ヘッドホンアンプ(例FIO-K3ESS-B)--ヘッドホン(機種は好みによるがAKG-K553 MKII-Y3)あたりでいかがでしょうか?
どんな音楽をどんな音で聞きたいか?
予算はいくらかを言ったほうが、具体的な回答が得られます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
どんな音楽をどんな音でっていうのはまだわからないんですが、予算なら5万くらいは出せそうです。アンプとヘッドホンで5万は足りますか?

お礼日時:2023/11/22 21:35

PCとヘッドホンの接続をどうするかが課題ですね。


PCのイヤホン出力でヘッドホンを繋ぐと、ヘッドホンの性能によってはPCアンプの悪さが目立ってしまい、気分が悪くなります。
USBかブルートゥースでヘッドホンアンプを使ったほうが、確実にいい音で聞けるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
PC→ヘッドホンアンプ→ヘッドホンって感じで繋げれば良いのでしょうか?

お礼日時:2023/11/20 19:55

アンプは増幅、入ってくる音源がいいならいいものを。


価格で決めないほうがいいですよ、
あと
年代、貴方が若いか年寄りかでもちがいます
私は若い頃といまではかなり違います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
入ってくる音源が良いというのはどういったのでしょう?
MP3とかそういうのですか?

お礼日時:2023/11/19 17:27

普通のパソコンのイヤホン端子は、一般向けの回路なので、


いい音は出ません。せいぜい5千円くらいヘッドホンで
十分です。
3万円くらいのヘッドホンで聞くのであれば、オーディオ
インタフェースやヘッドホンアンプで、USB端子に接続する
ようになっていて、音質がいい回路が内蔵されています。
ヘッドホンもいろいろタイプ、例えば密閉型、
開放型、低音重視などがあるので、聞いてみて、
自分の好みに合う物を選び、ヘッドホンアンプも
視聴してみるといいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
ヘッドホンも色々あるんですね。
まず視聴してみようと思います!

お礼日時:2023/11/19 16:12

昔は、音源もアンプもアナログの時代でした。


今はどちらもディジタルの時代ですが、音質もかなり向上しています。
PC再生だから音響が貧弱だ、という事はありません。
最後の耳に届けるのは、スピーカーやヘッドフォンで、変わりません。
この選択はご自身が視聴して、最適なものを選ぶことは、
ディジタル時代の今でも、重要なことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
やはり視聴して自分に合うのを探した方が良いですね。
参考にさせていただきます!

お礼日時:2023/11/19 16:10

確かに、PCのサウンド機能やファイルの圧縮方法によっては「期待した効果」は得られないかもしれませんが、全く無意味という事はないと思います。

(逆にどんな高級なアンプを介しても100均のヘッドホンではもちろん無意味ですが)まずは音源(ソース)が良いか、次にアンプが良いか、最後にヘッドホン(スピーカ)が良いか、という相性の問題になります。
ただ、ラーメンの味と一緒で、ヘッドホンの「いい音」は聴く人それぞれで違います。高いものが必ずいいとも限らないのが、ヘッドホンの奥が深い部分です。各メーカーによって特色があり、それぞれの考える「いい音」が異なり、とても面白いです。
特にモニター用を意識した高級ヘッドホンは「原音に忠実な再現」を目指しているので、ボワンボワンいう重低音が好きな人からすると「スカスカやな・・」という感想になることが多いです。
3万円という事ですし決して安い買い物ではないので、出来るだけ視聴してから購入したほうが後悔しないです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
実際に店に行って視聴してからが良さそうですね!
参考にさせていただきます!

お礼日時:2023/11/19 16:08

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