秘密基地、どこに作った?

先進国では子供は男子だろうと女子だろうと、学校に通わせてもらえますよね。
ですが発展途上国では、同じように子供がいても学校に通わせてもらえるのは男子ばかりであり、女子は学校に通わせてもらえなかったり、せいぜい小学校までしか通わせてもらえないことがめずらしくないと聞きました。

女の子は結局はどこかに嫁いでいくから、学校に通わせても家計的負担ばかり大きくて、家庭にメリットが少ないからとも。
どうなんでしょう、これってホントな話なんですかね? それともオーバーな話に過ぎないのか。
あるいは逆に、女子ばかり学校に通わせてあげて、男子はろくに学校に通わせてもらえない国もあったりしますかね?

発展途上国の教育事情に興味ある人など、皆さんからのいろんな回答を待っていますね。

A 回答 (8件)

マジレス、正しい回答をします。



「女子が学校に通えない国や文化」はいまだに存在します。理由は「男性がすべて面倒をみるので、女子には余計な知識が不要」ということで、女性は男性の附属物、または奴隷という認識が強い地域がまだまだあるからです。

ただ、これが本当に差別なのか?というと、違う現実もあります。それは「13歳以上の女性を学校に行かせると危ない」ということです。

実際に、2014年に「ナイジェリア生徒拉致事件」としてwikiにも載っている事件があり、これは女子校の寮に「女子に教育は不要」とする過激化組織ボコハラムが侵入拉致した事件です。

民度が高くない地域では、このような「女子は子供を産む道具」という認識がまかり通っているのですが、同時に「女子に教育を施すには、男子よりもリスクが高い」という問題点も存在します。

つまり「女性に教育を施すには父親などが守ってやる必要がある」という問題があるわけです。

これは実は最初に書いた「男性が全て面倒を見る」という点に含まれている内容で、一般的には家父長制と呼ばれます。
 家父長制が非常に強い国や文化では「女子に教育は不要」とされるわけですが、同時にそれは「女子を守るため」でもある点がややこしいわけです。

この点について、他の方も「女性に権利がないのはイスラム教に多い」と回答しますが、イスラム教は「男性が女性を守る」ことを重視していて、その代わり女性は外出時に布を被ったり、家族以外の男性と関わってはいけない、という家父長による女性の保護も重視されています。

このように治安が悪い国や文化では、元々「女性が自由に活動すること」自体が非常に危険なので「学校に行かなくていい」ということと表裏一体になっている、という点も知っておくべきだと思います。

>あるいは逆に、女子ばかり学校に通わせてあげて、男子はろくに学校に通わせてもらえない国もあったりしますかね?

ないです。なぜなら「富を作るのは男達」だからです。ただし《労働力として搾取するなら男子だって学校に行かせない》ことも多々あります。

たとえば上記のボコハラムは異教徒の少年(男子)を拉致し、少年兵として教育します。異教徒なので教育も与えないし、異教徒なので「人間ではなく単なる殺人マシーン」でいいからです。
 
とはいえ、このようなテロリストたちに武器を取って対抗し、または軍の上級紙機関として、または政府の要人や経済の担い手として、危険を引き受けながら活動するのはどこの国でも男性ですから「自分達のコミュニティの男子に教育を与えない」という文化は存在しません。

以下蛇足
ちなみに欧米も女性解放以前は「家父長制により女性は男性に隷属する者」だったので、特に教育を与えなかったし、財産権・契約権などの権利がありませんでした。
 とはいえ近代になると、女性も労働者として働くようになったので、労働に必要な読み書きそろばん程度は習うようになっていきます。

日本の場合は、律令制の時代から諸権利が男女平等だったので、古代から女性にも普通に教育が施されました。だからこそ紫式部や清少納言のような女流文学が生まれたわけです。武家の時代になると女性は家に入りましたが、家計を担い使用人や家の財産管理などのために必要な教育を受けるのが普通でした。

そのため江戸時代の大奥でも徳川家の家計は御台所をはじめとした女官たちが管理していて、夫である将軍は幕府の予算支出は管理できても家計にはタッチできなかった、と言われています。(つまり当時から日本では夫はATMだったわけです)

これらの証拠として、幕末に日本に来た欧米人は「普通の町娘が休み時間に本を読んでいる」と驚いています。また明治期の日本の女学校には裁縫などの教科のほかに家計のための教科もありましたが、同時期の欧米の女学校には裁縫などの教科しかなく、読み書きそろばんはあっても家計という教科はありませんでした。

しかし、日本も欧米も「女学校を出たら、よい男性を紹介してもらって結婚する」のは同じでした。

世界的に見て、欧米も上流階級を除けば中世は女性に教育を行わなかったし、中国などのアジア圏も同じでした。その結果、女性達は無知であり《男性に従うしかない》という状態で、同時に《だからこそ女性自身が選択肢を持たず男に従い、男は女を守ることができた》という家父長制が成立していたと言えます。

そういう点では、日本はかなり例外的で「庶民女性にも教育を与えてきた国」です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

助かりました

なんと、治安が悪い国だと13歳以上の女性を学校に活かせたら危険でもあったんですね。
ボコハラムに事件は衝撃的でしたよね、自分も覚えてます。
富を作るのは男たちの役割でもあるようです。

日本は奈良時代からすでに男女平等の理念が存在したのですね、町娘が本を読めた日本は稀有な国であったようです。
ヨーロッパでもアジアでも上流階級以外では、女性にまともに教育を施さなかった時代が長かったようです。
詳細に回答助かりました、ベストアンサー差し上げますね。

お礼日時:2024/02/23 06:57

独裁国家は学力を嫌いますからね。



中国の農村部では中共解放軍を英雄とした教育を行い、ロシアではバケツ一杯の魚でウクライナに進軍させたり、北朝鮮は貧困が金正恩の為にとしておりますからね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

解決しました

独裁国家は学力を嫌うんですね、回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:44

昭和の時代は、一家で長男に嫁さんをもらう


と言う習慣がありましたが
今は2人暮らしが多く、嫁をもらうとかあげるとは違うと思います

東南アジアでは女性を男性の家に嫁がせる場合は
女性の実家に何十年も仕送りする風習は少なくないようです

つまり、毎月5万円(国によって違う)を30年間とか
    • good
    • 0
この回答へのお礼

解決しました

東南アジアでは奥さんの実家に仕送りをする風習が残っているんですね、回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:44

これってホントな話なんですかね?


 ↑
ホントです。

男は、外で働き、生存競争を繰り広げるので
読み書きなどの勉強が必要ですが
家庭で家事育児をやる女性には
必要無い、という考えです。

先進国だって、昔はそうでした。

津田梅子なんて人は知っているでしょう。

日本初の女子留学生の一人で、
女子英学塾(現:津田塾大学)の創設者であり、
日本における女子教育の先駆者。




あるいは逆に、女子ばかり学校に通わせてあげて、
男子はろくに学校に通わせてもらえない国もあったりしますかね?
 ↑
あまり聞かないですね。

ただ、韓国や米国では、女子の方が
大学進学率が高くなっています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Thank you

日本も一昔前はそういう傾向があったんですね、でも近年の韓国やアメリカでは女子の方が大学進学率が高くなっているとは驚きました。 奥に事情もあるんでしょうね、回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:48

発展途上国で、女子が学校に行かせてもらえない理由には以下のようなものがあります。

 

1.貧困: 貧困は女の子が学校に行くことができない大きな要因の一つです。貧しい家庭では、教材費などを払うことが難しく、女の子は学校に行かせてもらえる優先順位が低くなります。 また、家事労働に従事する女の子も多く、学校に通う代わりに家事をしていることがあります。

2.児童婚と出産: 世界では結婚や出産を14-15歳で経験する女の子が大勢います。 これは「児童婚」と呼ばれ、女の子が学校に通うことができない要因の一つです。未成年の女の子が出産をすることは、教育の機会を失うだけでなく、命を落とすリスクも高くなります。

3.社会的・文化的習慣: 特定の地域では、女子が学校に通えない理由が如実に現れています。古い慣習によって女子は結婚するのが当たり前とされ、学校に通えなくなる女子が多いです。 イスラム教を曲解するタリバンが支配するアフガニスタンでは、女性は小学校までしか許されていません。 イスラム教の教義に「女性を大切に扱え」と言うものがありますが、タリバンはこれを曲解して、女性が家の外に出ると危険な目に遭う可能性が高い、よって、女性が危険な目に合わぬようにできるだけ家に閉じ込めておく方がいい。 よって、女性が学校に通うのは許されない、というものです。

一方、フィリピンでは女性の方が高学歴です。 フィリピンは学歴社会で、
いわゆるホワイトカラーの職に就くには大学を出ていることが必須条件ですし、名門の学校を出ているほど収入は上がる傾向にあります。

そんな中、フィリピンでは男性よりも女性の方が就学率が高いというデータがあります。

語学学校の講師を見ても女性が多いのは、ほとんどの学校が大卒以上を条件に採用しているからです。

フィリピンでは、なぜ女性の方が高学歴なのかと言うと、その明確な理由はわかりませんが、家族を大事にしたい気持ちが男性よりも強いからだと言う人もいます。

「家族に良い生活をさせてあげるために、私がしっかり勉強して収入の高い職に就かなきゃ」

こういったモチベーションは、フィリピンでは男性よりも女性のほうが高いようです。

海外出稼ぎ労働に出ているフィリピン人も、女性の方が多くなっています。

フィリピンで女性が社会進出している理由の1つとして、男性が働かない、というのもあります。

仕事がないフィリピンでは、なかなか安定した収入のある職が見つかりません。

学歴のない貧困層の男性ならなおさらです。

一方で、女性向けの仕事は、家事手伝い、ベビーシッターなどそれほど学歴を必要とせずに出来る仕事が男性よりも多くなっています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Thank you

タリバンはイスラムの教えを都合のいいように曲解してしまってるんですね、貧困の問題も大きいようです。
フィリピンは女性の方が高学歴であることが多いようです、回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:50

世の中には女性の人権が軽視されている国や地域はたくさんあるよ



都市部では改善されていても
貧しい地方だと旧弊がまだまだ幅を利かせているってことも多いし

男児だって農作業の担い手として学業よりも畑で働いてもらわなくては
なんてのもよくある話
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとう

女性の人権や権利が軽視されている国は、まだまだ少なくないんですね。
回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:45

特に顕著なのはイスラム圏ですね。


そもそも女性はなるべく家の外に出ない生活が推奨されていますので、当然、学校に行くことも否定的です。
タリバン政権下のアフガニスタンでは、女性は中等・高等教育が禁止されています。
ちなみに日本でも、一昔前は「女の子が大学なんか行く必要は無い」という親はたくさんいました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとう

イスラム圏は、女性を学校に行かせようとしない傾向がより顕著なんですね。
タリバンは曲解しているようです、回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:46

先ずは、国の宗教により、女性教育は不要、と言う国があります。



発展途上国と言う見方をすれば、女子には仕事が無い国があります。
親も、収入が少なければ、義務教育以降の教育費を賄えません。
なので、女子は、義務教育を受けた後は性産業に就いてお金を稼ぎ、
その後結婚しての生活資金にする、これしかない国もあります。
この時の性産業でお金を落とすのは、外国人になります。
国も、外貨獲得の有力手段になるので、これを支えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとう

宗教的な問題でもありましたか、女子は性産業の行くしかない国もあるようです。 外貨獲得の手段でもありますか、回答ありがとです。

お礼日時:2024/02/23 06:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報