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【プロ将棋】佐藤天彦九段についての質問です。

佐藤天彦九段が振り飛車党に転向した主な理由は何なのでしょうか?
☆皆さんのご意見をいただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

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A 回答 (1件)

居飛車対居飛車


居飛車対振り飛車
振り飛車対振り飛車

この3つの戦いしかありません。

全棋士の中で、振り飛車党は少数派です。

多くの居飛車党の棋士が振り飛車を研究して、一時期「不利飛車」とまでいわれるまでになっていました。

ところがAIの登場です。

居飛車対居飛車が多いわけですから、AIの研究はドンドン進みます。
居飛車対振り飛車、振り飛車対振り飛車は対局が少ないので研究は進みません。

ということは、振り飛車のAIによる研究を進めれば、「不利飛車」ではなくなるのではないか、と考えたのだと思います。

現在の対局は、持ち時間の制約がありますから、研究にない手を指されると、それだけ持ち時間を失うことになります。

終盤になって、相手の持ち時間は残っている、自分は秒読み状態では相当不利です。

つまり、「自分だけが研究していて、相手は研究していない」というのが一番良いわけです。

そう考えれば、振り飛車のAIでの研究は未知の部分が多いのでしょうね。
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