
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
宗教は楽しく生きることが出来ずに苦しんでいる人々の心をどのように癒すかが大きなテーマとなっています。
楽しむばかりで苦しむことの無い人ばかりの世の中なら、宗教が出る幕はないでしょう。特に仏陀は「苦」との対決に、バラモン教が行っていた苦行なども散々試しましたが、「苦」から逃れることは出来ませんでした。最終的には「苦」が「欲」から生じることを悟り、「欲」を捨てれば「苦」から解放されることを「苦」に苦しむ人たちに説教したわけです。
ゆえに「苦行僧」が仏教界に存在するのはおかしな話ですが、それだけ仏陀入滅以後の仏教界も世俗化してしまったということでしょうか。
No.7
- 回答日時:
人生はプラスマイナスだと信じることで、救われてるんですよ。
苦行の先にある幸福
幸福の先に幸福があるのは問題ないですけど
苦行の先に不幸があるなら生きてられないでしょ
No.5
- 回答日時:
楽しく生きる以前の門題に苦しんでいたのだと思います。
人間と云った知恵が回る生き物は、生まれた瞬間から死に向かって生きています。そう云った予期不安に似た心境、或いは取りこし苦労を悩む存在が、そう云った宗教家の宿命だと思います。人生を全て苦として感じていたのだと思います、それは『一切皆苦』と云った言葉に集約されていますが、その甲斐あって釈迦は人類の魂の救済に成功を収めています。
その成功を収めた姿は『禅』の中にふんだんに見る事が出来ます。例えるなら修行が実って『自分自身を知る事が出来たなら』生死の問題が解決すると云う風に表現しています。
人間は生れた瞬間から死刑執行に打ち震える存在として『一切皆苦』を感じていましたが、自性を徹見する事(悟りを開く事)によって『絶対の安心と云った境地を獲得出来るという事になります。
No.3
- 回答日時:
人間は誰しも楽しく生きたいのです。
だからこそ、それを正面から認めたら
快楽主義に走りかねません。
快楽の後に残るのは虚しさだけ。
それで苦行なんてのが始まった
のです。
本来、快楽と楽しく生きる、というのは
違うはずです。
でも、現実世界に、楽しく、なんて
のを入れてしまうと、
快楽に置き換わってしまうのです。
快楽主義では、人間は堕落する
ばかり。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
ブッダがバラモン教を否定して...
-
キリスト教はどうして偶像崇拝...
-
頑張ったら私も(あなたも)キ...
-
本物からはどうしてオーラが出る?
-
作品それ自体だけを観るのでは...
-
「救世主」という言葉--なぜ「...
-
「美」の鑑賞法
-
芸術ってなに?
-
キリスト教を信じれない人にお...
-
音楽の神様はいるのに絵画の神...
-
有名なオピニオンリーダー
-
統一教会があの程度の罪で解散...
-
哲学や美術史に興味がもてない
-
苦行僧という言葉がありますが...
-
美とはつまり何でしょうか?
-
釈迦の血液型について
-
なぜ仏教徒がクリスマスを祝うの?
-
踏み絵を踏まずに死ぬ人
-
キリストの石打の刑を絶対善で...
-
義とされる、とはどういう意味...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
キリスト教を信じれない人にお...
-
統一教会があの程度の罪で解散...
-
これは何と言ってんですね? コ...
-
キリスト教と仏教がとても対称...
-
キリスト教のモンタノス派。
-
キリスト教はどうして偶像崇拝...
-
「救世主」という言葉--なぜ「...
-
本物からはどうしてオーラが出る?
-
あなたはなぜ生きているのですか?
-
芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』...
-
ゴダールの映画史に出てくるマ...
-
いざたて戦人よ
-
なぜ仏教徒がクリスマスを祝うの?
-
《やまひ(病ひ)》考
-
有名なオピニオンリーダー
-
フーコーの表象論について教え...
-
ルカ福音書の絵になる10の場面
-
クリスマスとは
-
キリストは何故磔になった?
-
哲学や美術史に興味がもてない
おすすめ情報
しかし、日本の寺院でも僧職の人は、毎日早起きしたり、お寺中を念入りに掃除しまくったり、粗食ばかり食べさせられたり、座禅で読経しても集中力が足りなかったら喝を入れられたり、
少なくとも俗世の人から見たら、あまり楽しくなさそうな、むしろ苦行に近い生活をしておられるのではないでしょうか?