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昨今の関東は雨が降りすぎと位の気象状態が多く、「給水制限」「取水制限」(懐かしい程)ほとんど耳にしなくなりました。そこでふと思い出しましたが、昭和の末期(60年台だったか?)の夏、プールが中止になったり、家の水道の出が細くなるほどの水不足になりました。「八木沢ダム」のニュースも毎日と記憶してます。
あのような大渇水はどのような気象条件で起きてしまったのでしょうか?
また、今後こうした雨が「なかなか降らない」現象は関東でまた起きる可能性ありますか?それとも逆に雨が「降りすぎる」現象のほうが起きやすくなるのでしょうか?

A 回答 (2件)

昭和の末期(1980年代)は、けっこう雨不足もあり、また水道設備も不足していましたからね。



最近は、地球温暖化の影響で、海に囲まれた日本では「海水温度上昇」による「大気中の水蒸気量」が多くなっているので、雨量が増加する方向で、雨不足は少なくなっているのではないでしょうか。
数年前から、本来雨の少ない「瀬戸内」でも大雨・洪水が発生するようになりました。今年も、能登や秋田などの日本海側で、本来夏には雨量が少ないはずなのに大雨が降りました。
また、冬には日本海側で「JPCZ」(Japan-Sea Polar-Airmass Convergence Zone:日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる豪雪メカニズムが2018年頃から一般にも使われるようになりました。これも日本海の対馬海流からの水蒸気供給によって発生します。
https://yutakani-nikki.com/2023/09/01/since-when …

ただし、地球温暖化による異常気象とは「気候変動の振れ幅が大きくなる」ことなので、日本もいつ干ばつが起きてもおかしくはない状況だと思います。
ヨーロッパや中央アジアなどの内陸では、「大雨・洪水」と「干ばつ」とが周期的に発生していますから。

あとは、水道設備としての「多目的ダム」(発電、灌漑、飲料水)は、ごく最近になっても続々作られています。

八ッ場ダム(2020年完成)
https://www.ktr.mlit.go.jp/tonedamu/tonedamu_ind …

宮ケ瀬ダム(2000年完成)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u5r/cnt/f550/t …

建設中のダム
https://cmed.jp/sekou/
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渇水の原因は気象だけではない。


地理や社会要因も密接にかかわる。
現在の東北では渇水はあまり聞かない。
奥羽山脈という、雪がよく降り懐の深い天然貯水池がある上に人口も多くないからである。

気象要因なら簡単で、雨が降らないこと。
たとえば梅雨前線が不活発、たとえば台風が来ない、たとえば太平洋高気圧が頑張りすぎ。

地球温暖化が進むと気象も極端化する。
大量の雨が降るようになるし逆に雨が降らない日も多くなる。
なかなか降らない日は多くなるし、降りすぎる現象も増える。
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