一回も披露したことのない豆知識

漫画やアニメのファンサイトなどで、ここ数年「版権もの」という言葉をよく目にします。
どうも既存の作品のファンアート(イラスト)やパロディ作品の事をそう呼んでいるみたい。

この言葉、間違っている気がしてしょうがないのは私だけでしょうか?
「版権」とは出版権と同じ意味であり、「著作物を印刷・刊行できる権利」ですよねえ。

プロのイラストレーターさんが「A社の仕事で描いた、アニメBの版権ものイラストです」とか説明してるなら解ります。
でももちろん一般のファンサイトのほとんどは、著作者から権利を得たりはしてないわけで。

「版権もの」というのが「自分以外のだれかが版権を持っているもの」とか「版権を得ていないもの」とかの略語だと言うのなら理解できるんですが…。

この言葉の由来など、詳しくご存知の方、教えて下さいませ。

A 回答 (4件)

私も同じことを思っていたのですが、「自分以外のだれかが版権を持っているもの」←で合ってると思います。

もっと言うなら、自分以外に限らず「出版権の設定がされている作品関連の物」という意味ではないでしょうか。
ただ、この言葉を使ってるのはほとんど同人系の世界だけだと思うので、「自分の独自の作品でなおかつ出版権が設定されてる」ということはそもそも考えにくいですが。
    • good
    • 9

たとえば同人誌などで完全にオリジナルなキャラで作品を作ればオリジナルですが、プロの方が作っているマンガやゲームのキャラを使えば版権モノということになります。


本来、同人誌とはオリジナルだけのはずなんですが、実際は既存の作品のパクリ・パロディが多いわけです。
日本では公然の版権モノの同人誌などが作られていますが、完全なる犯罪です。
しかし、規模が大きくなり過ぎ、誰も訴えられないのが実情ですね。
でも前に任天堂がポケモンの同人誌の製作者を訴えたことがありましたけどね。(内容があまりに不健全だったためですが)
    • good
    • 1
この回答へのお礼

皆さん、回答・ご意見ありがとうございました。参考になりました。
(遅くなってすみません)

お礼日時:2005/05/25 23:11

ご指摘のとおり、その版権とは異なりますね。



ファンサイトであるなら、版権もの=2次創作であり、作者本人のオリジナルの作品ではないということでしょう。
元ネタがある作品ということで。版権ものとうたうことにより、版権をもっている出版社側などから叩かれないよう、線引きしている面もありますね。
    • good
    • 1

「版権もの」とはいわゆる業界用語です。


ですのでここでは、版権=出版権ではありません。
あなたの考えている通り、「自分の創作物ではないもの」
というほどの意味で、簡単に言えば「あやかりもの」です。

マンガやアニメ、映画などの関連商品はそのほとんどを
第三者が制作販売していますが、
この第三者から見るとこれらの商品は自分のオリジナル商品ではないので
「版権物」と呼んでいます。
これが広まったのだと思います。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!