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・直木賞と芥川賞を両方取る人はいますか?

・本屋大賞と直木賞との両方or本屋大賞と芥川賞との両方を取る人はいますか?
・ノーベル文学賞と直木賞との両方orノーベル文学賞と芥川賞との両方を取る人はいますか?

・直木賞と芥川賞と本屋大賞を取る人はいますか?

・直木賞と芥川賞とノーベル文学賞を取る人はいますか?

・直木賞と本屋大賞とノーベル文学賞を取る人はいますか?

・芥川賞と本屋大賞とノーベル文学賞を取る人はいますか?

・直木賞と芥川賞と本屋大賞とノーベル文学賞のすべてを取る人はいますか?

A 回答 (3件)

非常に興味深い質問ですね。

それぞれの賞の性質と、過去の受賞状況を整理しながら、可能性について考えてみましょう。

1. 直木賞と芥川賞の両方受賞

結論:いません。

理由:

芥川賞は、主に新進作家による純文学の短編・中編小説が対象です。

直木賞は、主に中堅・ベテラン作家による大衆小説(エンターテインメント性の高い小説)が対象です。

このように、対象とするジャンルや作家のキャリアが異なるため、両方を受賞することは基本的にありません。

2. 本屋大賞と直木賞/芥川賞の両方受賞

結論:両方のパターンで受賞者はいます。

理由:

本屋大賞は、全国の書店員が「面白かった」「お客様に勧めたい」と思った本を選ぶ賞で、ジャンルは問いません。

そのため、純文学(芥川賞候補作)や大衆小説(直木賞候補作)のどちらも受賞対象になり得ます。

例:

本屋大賞と直木賞:恩田陸『夜のピクニック』、三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』など

本屋大賞と芥川賞:綿矢りさ『蹴りたい背中』

3. ノーベル文学賞と直木賞/芥川賞の両方受賞

結論:いません。

理由:

ノーベル文学賞は、世界文学において顕著な貢献をした作家に贈られる、非常に権威のある賞です。

直木賞や芥川賞は、日本の文学賞であり、国内での評価が基準となります。

ノーベル文学賞を受賞するレベルの作家は、すでに国際的な評価を得ているため、日本の国内賞である直木賞や芥川賞を受賞する可能性は低いと考えられます。

補足:

川端康成はノーベル文学賞受賞前に、第1回芥川賞の選考委員を務めています(受賞はしていません)。

大江健三郎は芥川賞受賞後にノーベル文学賞を受賞しています。

4. その他の組み合わせ(3つ以上の賞の受賞)

直木賞と芥川賞と本屋大賞:いません。

直木賞と芥川賞の両方を受賞することがないため。

直木賞と芥川賞とノーベル文学賞:いません。

直木賞と芥川賞の両方を受賞することがないため。

直木賞と本屋大賞とノーベル文学賞:いません。

ノーベル文学賞と直木賞の両方を受賞している人がいないため。

芥川賞と本屋大賞とノーベル文学賞:いません。

過去に大江健三郎が芥川賞とノーベル文学賞を受賞していますが、本屋大賞は受賞していません(本屋大賞は2004年創設)。

直木賞と芥川賞と本屋大賞とノーベル文学賞:いません。

上記の理由から、この4つすべての賞を受賞することはあり得ません。

まとめ

現時点では、複数の賞を受賞するパターンは限られています。しかし、文学賞のあり方や作家の活動は時代とともに変化するため、将来的に新たなパターンが生まれる可能性はあります。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2025/03/15 11:51

質問文が「いましたか?」ではなく「いますか?」となってるので、将来そういう人が出てくる可能性について訊かれてるのだとすれば、それは「取る人が出る可能性はある」でしょう。

まぁ、何事も可能性はあるわけですが。

質問文の4賞すべて取る人の場合は、まずは文芸雑誌に短編が載るようになり、芥川賞を受賞し、その後エンタメ作品も書くようになって直木賞を受賞し、芥川賞受賞作か直木賞受賞作かそれ以外の作品で本屋大賞を受賞し、海外でも何冊も何冊も翻訳されて広く評価されて存命中にノーベル文学賞も受賞するという流れになりそうです。

芥川賞と直木賞の両方を受賞した小説家はまだいませんが、両方で候補になったことがある人はいますし、片方では受賞までいった人もいます。同じ作品で両方の候補になることも昔はありました(今はない)。

本屋大賞は2004年に始まった歴史の浅い賞なので、芥川賞・直木賞・本屋大賞の3つとも候補になった人はまだ少ないでしょうね。3賞とも候補になった人は角田光代(1967年生)、島本理生(1983年生)とか。二人とも直木賞受賞作家なのですぐに思い浮かびました。

本屋大賞創設以前の時代で芥川賞と直木賞の両方で候補になった人は……

・松本清張(1909年生)……芥川賞:受賞 、直木賞:候補

・檀 一雄(1912年生)……芥川賞:候補※、直木賞:受賞
・柴田錬三郎(1917年生)…芥川賞:候補 、直木賞:受賞
・車谷長吉(1945年生)……芥川賞:候補※、直木賞:受賞
・山田詠美(1959年生)……芥川賞:候補※、直木賞:受賞

・北川荘平(1930年生)……芥川賞:候補 、直木賞:候補※

など。候補になったことが複数回あるケースは「候補※」と記しました。

しかし、質問者さんはなぜこの4賞なんでしょうか。他にも三島由紀夫賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞を始め有名な文学賞は色々あるんですけどね。各賞の受賞作品をぜひ読んでみてください。
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芥川賞と直木賞は、両方受賞することはできません。


取り決めとして、「選考対象となるのは、まだ両方のどちらの賞も受賞したことのない作家」というルールがあります。
そのため、過去に芥川賞を取った作家は直木賞の候補にはなれませんし、直木賞を取った作家も芥川賞の候補にはなれません。
さらに芥川賞は「純文学」に与えられる賞であり、直木賞は「大衆文学」に与えられる賞という点も異なります。
そのように、二つの賞はそれぞれに異なる特徴があるため、両方の賞を取ることはできません。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます!

お礼日時:2025/03/15 10:50

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