短歌・俳句は嘘あり？

短歌・俳句を趣味でやっている。作詞や小説も好きだ。
文学って自分の体験に基づいて詩（うた）にすると思うが、作詞や小説は半分以上嘘とわかる。
しかし、短歌や俳句は心情を詠うを旨とすると思っていたが、大ウソもありなのか？
まっ、書いて発表するのは自由だが、業界？　は認めてる？　よしとしてる？　ガイドラインないの？
そのへんについて一過言あるかたのご意見伺いたい。

No.10 回答者： 3層式 回答日時： 2025/06/21 19:25

私も田子の浦から降雪は文句言いたい

だってあれもとの歌では違ってたんですよ
それをあとの時代にトリビュートアルバムにまとめたプロデューサーが原作改変してああなったんです

それで、ルポやノンフィクションは嘘があってはいけませんが
創作は実体験や事実でなくても良いです
そもそも追体験や空想で起きたことでもそこで心が動けば俳句にはできるでしょう
ただ実際に見たり感じた以上のことをリアルに詠めるかって言うと難しいでしょう
体験せずそのレベルで書けたならそれはそれですごいのでは

井上靖氏は小説は「こころの贅沢な遊び」と言ってました
これは物書きの集まりで宮本輝さんだったかが
作中の光景について、本当にそんなことがあるのかと詰められたときの言葉でした

私の叔父は実用書や学術書、情報誌は読むけれど
小説は嘘だから読まないと言ってました

キリスト教の昔の人なんかは
小説は神の作った世界と違うものを書いてるから不敬だって人もいました

本当のことじゃないとだめだという人も一部いますが

それからある漫画雑誌の編集者は社会人経験者の業界ものや
経験値を評価していて
よほどの天才でもない限り想像だけで大人を納得させる作品を作るのは難しい
と語っていました

真実ですよ事実ですよと言わなければガイドラインなどはないでしょう
読み手が体験や事実しか認めないというのは自由です

ただこういう状況ならこう感じるだろうなぁといううたを読むのは自由だろうけど
実際の体験は思ってたんと違うということもあるし
体験を超える観察や感情や感動が出せるかというと難しいから
自分の体験で書きなさいという指導する人はいると思いますよ

自分が実体験じゃないと嫌だと思うならそれはそれでしょう

紀貫之なんて女のフリして作品書いたわけで
作中で読んだ歌は必ずしも体験からってわけではないよね
でも類似の体験から作中のシチュエーションに重ねて詠むなんてことはできるのでは？

この回答へのお礼

う～～～ん、結論はグレーって言ってる？　それとも受け止め側によると語ってる。
エッセーリストの振り返りの評伝？　とか読むと、それなりの創作はありと云ってる。
短歌や俳句は嘘もつくだろうけど説明できる範囲の校正なんではと思うんですが、どうなんでしょうね。

お礼日時：2025/06/22 00:02

No.9 回答者： 佐波さん 回答日時： 2025/06/21 14:28

文学は感性の世界です、紫式部は「虚であり実でも有り」と

紫式部日記で語っています。
表現の自由が憲法で保障されていますから、勿論大嘘も有りで、
好きに書けば宜しいのです、制限など設けてはいけないのです。

大嘘ばかりでは、誰もが読みません、読者が自然のフイルターに
成るのです、出版社も売れない著作は出版しません。

「静かさや岩に染み入る蝉の声」蝉がミンミン鳴いているのに、
チットも静かでないじゃん、嘘じゃん・・・感性が無い愚脳の
私の感想です。

この回答へのお礼

蝉ってその種類やシチュエーションによって悲しくも聞こえるんですよ。
都会育ちですか？

お礼日時：2025/06/21 23:35

No.8 回答者： mojitto 回答日時： 2025/06/20 10:02

＃５です。

お礼をみました。
昔ですら名作は誇張とウソの産物ですよ。
現代でわざわざ誇張ウソ禁止縛りなんかする必要ないじゃないですか。

はたらけどはたらけど…ってお前そもそもロクに働いてねーじゃんって話。

この回答へのお礼

なるほど、納得、納豆くう

お礼日時：2025/06/20 11:02

No.7 回答者： osaji-h 回答日時： 2025/06/19 19:52

噓というかフィクションには何の制限もガイドラインもありません。

有名なところでは「ミヤコホテル論争」というものがあります。
1934年に日野草城という俳人が、京都に実在したミヤコホテルで過ごした新婚初夜を詠んだ10句の連作を発表しますが、草城自身はそのホテルに泊まったどころか新婚旅行さえしておらず完全にフィクションの世界の句でした。
句がエロティックだったことも相まって、句を非難する側と評価する側に分かれて論争が起こりました。
https://washimo-web.jp/Report/Mag-MiyakoHotel.htm

しかし以後はそういった句も認められるようになり、ダダイズムやナンセンス、シュールレアリスムなども俳句や短歌に採り入れられ、フィクションでも妄想でも許容されるがそのフィクションならではの巧緻さが求められるようです。
歌人の笹公人の歌集『念力家族』は、もう最初から壮大なフィクションの世界を繰り広げています。
歌集の最初の1首を引用しておきます。
　　注射針曲がりてとまどう医者を見る念力少女の笑顔まぶしく

この回答へのお礼

いわゆる嘘というよりSF調のような気がしますが、うそ認定でしょうか。

お礼日時：2025/06/20 07:16

No.6 回答者： e12mv2 回答日時： 2025/06/19 19:44

事実しか述べない文を「報告文」という。

報告文は概してつまらなく取っつきにくい。
「歴史年表」や「対数表」を好んで読もうという奴は少ない。

この回答へのお礼

わたしの思うところの嘘と記録って概念が違うので・・・
面白ければいいのかってことになるの？

お礼日時：2025/06/20 07:21

No.5 回答者： mojitto 回答日時： 2025/06/19 16:24

そりゃ貴族が集まってお題を決めて詠みあうとき、そのお題に縁のない人もいたでしょうからね。

この回答へのお礼

貴族って平安から明治、昭和初期くらいまででしょ、現代短歌や俳句についてはどうなんでしょう。

お礼日時：2025/06/20 07:24

No.4 回答者： rose2011 回答日時： 2025/06/19 15:05

「過言」はアカンでしょ。

(^^;)

田子の浦からは、富士山頂の降雪など、見えないと思うけど。

嘱目詠，心象詠，心理詠・・。
時事詠，社会詠とか、自由詠なんてのも。

要は、なんでもアリでは？

この回答へのお礼

「過言」は嘘語じゃないでしょ？　逆に短歌・俳句なんてそんな言語だらけでは？

お礼日時：2025/06/20 07:28

No.3 回答者： FADEDLOVE 回答日時： 2025/06/19 13:06

芭蕉もそうだし

寺山修司でも
母親は元気で生きているけど
母のいない孤児のような詩も書いていますね

また
俳句でも
先生に添削されて
まったく違うものになっても
本人の作と称しても
問題ありません

創作でも
問題ありません

この回答へのお礼

私の想定してる嘘は、そういう意味じゃなく、なんかとんでもない出まかせのようなことをいうことを、いいのかな？　と思ってるのですが……

お礼日時：2025/06/20 07:33

No.2 回答者： 1paku 回答日時： 2025/06/19 12:27

芭蕉の奥の細道、旅に空って弟子が同行してて内緒で旅日記をつけてました。

それによると、雨の句を読んだ場所でその日が晴天だったりとか、行っていない場所の句があるとか、いろいろとバレてます。
　それでも、芭蕉の創作センスを重視して、細かいことはスルーしてます。

この回答へのお礼

そこまで拘ると嘘なんでしょうけど、夢想の世界を詠むってことでいいんでは？

お礼日時：2025/06/20 07:36

No.1 回答者： fadklsj 回答日時： 2025/06/19 11:57

文学にガイドラインを求める神経が理解不能です。

。。

この回答へのお礼

ガイドライン自体はその通りと思いますが、映倫だって、放送禁止用語だってあるわけだし、特に俳句や短歌には先生（師）がつきものだし、まったくない自由ってこともないような――

お礼日時：2025/06/20 07:41