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サッカーをやった後お腹を下します…
小学一年生から高校3年生までサッカーを本格的にやってきました。そして、大学ではサッカーを辞めてましたが最近4年ぶりに本格的にサッカーを再開しました。
そこで、練習(割とハード?)を行うと高確率でお腹を下します。現役の時はそんなことありませんでした。
原因と対処法わかる方いらっしゃいましたら是非教えていただけると嬉しいです!

ネットで調べたところ原因は何となくわかりましたが、対象方がわかりません…
(恥ずかしながら6.7キロ太りました。)

A 回答 (3件)

「運動誘発性胃腸症候群」


マラソンなどの持久力運動をしているとき、吐き気やげっぷ、腹痛や下痢などの胃腸の症状に悩まされる人がいます。
そのような運動に関連しておこる胃腸の障害は「運動誘発性胃腸症候群」と呼ばれ、特に暑いこの時期に多いことされています。

「運動誘発性胃腸症候群」

主に2つの原因によりおこります。
1つ目は交感神経が活性化することにより、胃腸の動きが低下することで生じます。
動きが低下すれば、胃酸が逆流して胸やけを感じたり、ガスがたまって膨満感を生じるのです。

2つ目は胃腸への血流が低下することで生じます。2001年のベルギーの研究では、最大酸素摂取量の70%の強度のエルゴメトリー運動を60分行ったところ、門脈血流は80%減少したとあります。
おそらく胃腸への血流も、ランニングにより同程度減少することが予想されます。そして血流が低下して腸の細胞がダメージを受けると、腹痛が生じたり下痢となります。
特にこちらの方が問題で、さらに腸の細胞が大きなダメージを受けると、腸が損傷されて腸内細菌やその毒素が入り込み、全身の炎症を引き起こします。結果体が消耗したり、食事の消化や吸収が低下したり、免疫が低下する可能性があります

「運動誘発性胃腸症候群」は暑い環境での体温上昇や、脱水により胃腸症候群は起こりやすくなると言われており、これからの時期は特に注意が必要です
2019年のオーストラリアの文献では、トレッドミルを2時間行った前後で腸管の損傷を示すI-FABPの数値を比較すると、22度の環境では27%増加したのに対し、30度では84%、35度では327%増加したという報告もあります。
暑さのなかのランニングは、それだけ腸の細胞がダメージを受けやすいのです

さらに距離や時間が延びれば、それだけ胃腸障害は起こりやすくなります。100kmのウルトラマラソンともなると、胃腸障害が30-80%出現するとも言われています。

また鎮痛剤はプロスタグランジンの生成を抑制することで、胃腸の血流を落とすことが知られています。

じゃぁ、、、予防のために何をしたらいい??
走る際に多少の食事を摂取したほうが、胃腸の血流は高まると言われています!!
そして摂食のトレーニングを行うことで、胃腸の症状が緩和するとの報告もあります。
2023年のオーストラリアからの報告では、2週間の炭水化物摂取または炭水化物+たんぱく質の摂食トレーニングで、腸の不快感や吸収不良が改善したとあります。

そして運動誘発性胃腸症候群になりやすい人は、高FODMAP食(小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質)を避けた方がよいとも言われています。
FDAMAP食が気になる方は、当院にて管理栄養士がお話させて頂きます

その他には、個人差はあるものの整腸剤もよいとされ、ラクトバチルス属とビフィドバクテリウム属は消化管微生物叢を変化させることが示されており、胃腸症候群の発症率と重症度を下げる可能性があります。

(ここからは私の考察)
となると、、、、、大建中湯はどうでしょう?

大建中湯は,山椒,人参,乾姜を 2:3:5 の割合で含有する漢方製剤であり,消化管運動促進作用をもつことが知られています。

腸管粘膜から吸収された大建中湯の成分によって,構成成分である乾姜に含まれる(6)-Shogaol は,呼吸,血圧,心拍数に対してカプサイシン様の作用を有することから,
カルシトニン遺伝子関連ペプチドに作用することで血流を増加させると考えられています。
また、人参は一酸化窒素(NO)の産生に関与して血管平滑筋を弛緩させることが知られており,血流を増加させる作用があるとも考えられています。

ですので、「大建中湯、(漢方薬)」にて運動中の虚血が和らぐ可能性もあるかもしれませんね

「大建中湯」は何に効く薬ですか?
大建中湯は、消化管運動を亢進させ、便秘や下腹部痛、腹部膨満感などの症状を和らげる漢方薬です。

参考までに。
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過敏性腸症候群の人が知っておきたい食事療法


過敏性腸症候群(IBS:irritable bowel syndrome)とは検査で明らかな原因を認めないにもかかわらず下痢や便秘などの便通異常と、腹痛、腹部不快感、腹部膨満感、腹鳴などの腹部症状が続いている状態を言います。若い人に多く、睡眠中に症状がでないことや排便によって腹部症状が軽快する特徴があります。原因はまだ解明されていませんが、腸の運動異常、内臓の知覚過敏、性格などの心理的要因に腸内細菌叢の乱れやストレスが関与して起こるといわれています。下痢型、便秘型、下痢と便秘を交互に繰り返す混合型、分類不能型(ガス型など)に分類されます。
 IBS症状を軽減するための食事に関する一般的な指導として、規則的な食事摂取、過剰に食事を摂らない、ゆっくり時間をかける、十分な水分摂取、冷たいものを摂りすぎないなどがあげられます。食事内容に関しては下記の様な食事を控えると症状が軽減しやすくなります。

●脂質の多い食事
 脂質が身体の中で分解されて出来た脂肪酸が腸を刺激して下痢になりやすくなります。

●香辛料
 赤唐辛子の主成分であるカプサイシンは消化管運動を亢進させ腹部灼熱感や腹痛につながると言われています。胡椒、カレー、生姜、シナモン、ターメリックなども関連があると言われています。

●カフェイン
 大腸、特に直腸S状結腸の運動を刺激しIBS症状を増悪させます。コーヒーは飲み過ぎない方がいいです。

●アルコール
 軽度から中等量の摂取ではIBS症状の悪化との関連性は確認されてはいませんが、短期間に多量のアルコールを摂取した場合には下痢症状が悪化します。

●牛乳や乳製品
 乳糖不耐症のIBSの人は下痢が誘発されます。

●アレルギーの可能性がある食べ物
 IBSの人の中の一部に食物アレルギーが隠れている場合があり、アレルギー物質を含む食事を摂ると腹痛や下痢が起こりやすくなります。血液検査でIgE抗体上昇を認める食品は避けてください。

●不溶性食物繊維
 食物繊維には水に溶ける可溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があります。食物繊維が便秘症の人に非常に有効であることは周知の事と思いますが、IBSの人は食物繊維、特に不溶性食物繊維(ごぼう、切り干し大根、ブロッコリー、ナッツなど)をとり過ぎると下痢や腹部膨満感がでやすくなることがありますので注意が必要です。

●高FODMAP食
 FODMAPとは特定の糖類をまとめた呼び名です。FはFermentable(発酵性の)という意味で以下の4つの糖質に掛かります。OはOligosaccharides(オリゴ糖)、DはDisaccharides(二糖類)、MはMonosaccharides(単糖類)、Aはand、PはPolyols(ポリオール)の頭文字からなっています。
 FODMAPは小腸で分解吸収されにくく、大腸で腸内細菌により発酵分解されて水素ガスやメタンガスを発生させます。さらに高浸透圧性のため腸の中に水分を引き込む特徴があります。その結果、FODMAPが多い食べ物を摂るとおならが出やすくなる、お腹が張りやすくなる、下痢になりやすくなるなどのIBS症状がでやすくなります。
 欧米ではIBS患者の食事としてFODMAPを多く含む食事を避けることでIBS症状が軽減すると多数報告されていますが、日本人の消化管環境にどのような影響を与えるのかはさらなる検討が必要です。極端な食事摂取傾向にならないように注意してください。あくまでも栄養バランスの良い食事摂取が前提である事を強調しておきます。原因となる食事は個人によって異なりますので、お腹の調子の良い時と悪い時の食事内容をメモして振り返りながら自身にあった食事を探していくのが良いでしょう。

※FODMAPを多く含む代表的な食品
 オリゴ糖:小麦、玉葱、ニンニク、大豆(納豆)、レンズ豆、ひよこ豆などの豆類
 二糖類:牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム
 単糖類:ハチミツ、一部の果物(りんご、もも、すいかなど)
 ポリオール:人工甘味料(ソルビトール、キシリトールなど)、キノコ類
※FODMAPが少ない代表的な食品
 バナナ、人参、じゃがいも、米、豆腐
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