A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
SDS-PAGEはタンパク質をアクリルアミドゲルを通過させて、移動度とタンパク質を構成するアミノ酸の値が比例するので、そこからタンパクを分析していくという方法です。
アクリルアミドゲルは網:篩(ふるい)のようなものでその目によって分子を篩い分けるといいます。
分子量:アミノ酸の数、で分画していくために立体構造では篩を通りにくくなったりしてアミノ酸数に忠実な移動度が得られない可能性があります。
そのためβメルカプトEtOHで直鎖状にします。
No.1
- 回答日時:
SDS-PAGEで、タンパク質が分子量応じた移動度を示すためには、直鎖状になっていなければなりません。
自己分子内のS-S結合は、タンパク質に二次構造をとらせるので、移動度が分子量と相関しなくなります。そのため、S-S結合を切ってやる必要があるのです。ただし、複数のペプチド鎖がS-S結合でつながっているタンパク質は、それぞれのペプチドに分かれた状態になってしまいます(たとえばインシュリンやイムノグロブリンなら2種類のペプチドに)。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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