1つだけ過去を変えられるとしたら?

市場占有率の本を使って、シェアを比較しようとしたところ、出荷額と出荷量と生産量と販売額など比べている単位が違います。
やはり、そのまま鵜呑みにしてはいけないのでしょうか。
それとも「販売を正確に予測しての出荷」ということで出荷額と販売額は比べてもいいのでしょうか?
生産はまったく別なような気もします。
どなたかこういったことに詳しい方、どうか教えてください。また参考になる本やサイトを知っている方教えてください。
お願いします。

A 回答 (2件)

厳密には違いますが、イメージでいうとこんな所です。



出荷額とはいわゆる企業(工場)から販売店へ実際に渡した商品の総額です。
実際に渡した商品の総額は単価x出荷量で求めることができます。
ただし、企業(工場)から販売店へ商品が移っても販売店から消費者に渡っている(消費者が買っている)とは限りません。
もしかしたら販売店でずっと不良在庫として残っているかもしれないからです。

出荷量は企業(工場)から販売店へ実際に渡した商品の量です。
出荷額と同様に販売店から消費者に商品が移っているとは限りません。

生産量は企業(工場)が商品(製品)を生産した量です。
当たり前ですが、生産したからといってそれが企業(工場)からすべて出荷されている(売れている)とは限りません。

販売額は何所を基準にとっているかにもよりますが、多分販売店を基準とした販売店から消費者に商品を売った総額のことをさしているのでしょう。(工場を基準にすれば工場から販売店への販売総額となる)
当たり前ですが、同じような商品であっても販売単価が違えば同じ量を売っていても販売額は異なります。

市場に関することは数学ではなくて経済学の領域です。
もっと詳しく知りたいなら簿記、会計、経済、経営の本を読むことをお勧めします。
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そのまま鵜呑みにするのは不味いですよ。



出荷額と出荷量は、価格が一定である場合において同等となります。また生産量と出荷量は、在庫の増減がない場合において同等となります。同じように出荷額と販売額は、卸売・小売での在庫の増減がない場合において同等となります。
通常、価格は一定ではありませんし、在庫の増減もありますので、これらの数値は単純に比較することは出来ません。


市場占有率は、通常は販売額を用いて計算します。これは消費者サイドをベースに考えているからです。ただ、価格の変動分を除いた実質での市場占有率の変遷を見たいときなどには、生産量あるいは出荷量を用いることもあります。また、出荷額の簡便な指標として出荷額を用いることもあります。
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この回答へのお礼

もっともです。ありがとうございます。なんとなくわかっていたのですが、楽できないものかと考えてしまいました。この本の日経推定というのも必ずしも正しいとも言い切れませんしね。

お礼日時:2005/07/21 19:01

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