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ヒトを対象とした実験実施方法について、薬物などの影響を解析する場合に用いる、クロスオーバー法、ダブルブラインド法について教えてください。

A 回答 (2件)

臨床試験の用語解説のURLを付けておきます。



参考URL:http://www.ebm-library.jp/circ/yougo.html
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無回答質問救済計画。


【この回答は一般教養です。医療に関する教育は必ず専門機関で受け、実験は所定の倫理審査を経てから行ってください】


・偽薬効果
薬理学的に著効のないと思われるブドウ糖や小麦粉を医薬用カプセルにいれて処方した場合でも、精神的な影響から生理指標に影響が出てしまう効果のこと。薬剤の検定では、統制実験として必ず偽薬を用いて比較実験を行う。

・クロスオーバー法
被験群1には 薬A→薬B
被験群2には 薬B→薬A
の順番で薬剤を投与し、薬Aと薬Bの効果の比較を行う試験法。片方には偽薬を用いることもある。2種の薬を同一被験体で直接比較できるが、先に投与した薬が不可逆的影響を与える場合(完治とか死亡とか)や、流行性感冒など自然にすぐ治る病気の場合は応用できない。慢性アレルギー治療薬などの検定に向く。

・ダブルブラインド(二重盲検)法
被験群Aには薬Aを、被験群Bには薬Bを投与するが、その際、薬を処方する医師には薬がAなのかBなのか知らせずに投与させ、また各被験者もそれを知っていてはならない。被験者が知ってはならないのは当然だが、それを投与する側もそれがAかBか知っていることでそれが態度に表れ被験者に精神的影響を与えてはならないのでこの方法を行うべきだ、と説明される。
なお、薬のうち片方は偽薬であることが多い。


この回答に付いては、間違いの指摘以外の再質問は受け付けません。これ以上詳しい知識は専門の教育機関で受けてください。生理学や統計学の基礎知識についてはその辺の教科書で勉強ください。
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