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座禅を組む時(宗派によりますが)、あるいはヨガの瞑想時、または仏像など、両手の親指と人差し指で輪を作り、太股というか膝の上にストンと置いている姿を目にします。印を結ぶ、ムドラーを作る等と呼ぶそうですが。あれは何を意味しているのでしょうか? 以前、親指・人差し指がそれぞれ何かを象徴していて(忘れてしまいました)、両方で宇宙を表現しているという話を聞いたような・・・。どなたか、正しい意味をお教えください。

A 回答 (1件)

こんばんは。


ヨガの専門知識はありませんが、座禅とか、仏像でしたら、お話できます。

宗派は別として・・・基本的な座禅のし方です。
まず、座禅の組み方ですが、
まず、あぐらを掻くようにして、右足を、左足の上にあげて座ることを、結跏趺座と言います。そして、左手の上に、右手を乗せ、親指と手のひらで、円を作ります。これを「法界定印」と言います。この時、親指同士が、触れ合わない様、紙一枚だけ開きます。
また、目は、半眼と言いまして、半分目を閉じない様にして、覚醒レベルを一定に保ち、寝込まない様に注意します。
口は、「う」の発音の時の形にして、舌は、口蓋にわずかにつけます。
そして、鼻から息吸って、腹の臍のあたり(胆田と言います)空気を貯めるようイメージして、吐き出すときは、腹の胆田の底から、口に静かに吐き出します。
視線は、1mほど先にむけ、背筋を延ばし、首が延髄の上に載っているようにイメージして静かに瞑想するのです。

これから先は、宗派や、ヨーガの範囲で、しかも、無数に作法がありますので、回答は難しくなります。

ですが、インドから達磨大師が、中国の少林寺に座禅を伝え、それが禅宗等に広がった、と言われていますが、それ以前に日本にも、草創期の雑密、修験道と呼ばれる密教的行方で伝承されております。

「法界定印」と言う印は、簡単に言いますと、今、
「自分は、護法の中で瞑想や、高度な哲学的思考をしていますよ。邪するもの、魔物は、仏の護法で、行者に触れれませんよ」
と言うアピールです。

後の範囲は、ヨーガの専門家のお話です。
気効にも関係すると思います。

解らない事ばかりですが、参考になさってください。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。すごい!albracさんは座禅の経験があるのですね。私も一度座禅を経験したいと思っています、が、何より自宅でも瞑想を始めようと思っているところです。市販本でも瞑想について幾らか読みましたが、今回のアドバイスで非常に分かりやすく理解できました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/10/23 19:21

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