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 よく本の最後のほうに「参考文献」として本のタイトルと出版社が紹介されていることがありますが、あれを紹介したときって、何かお金を払わなければならないのでしょうか?(著作権料のようなもの)

 それとも宣伝になるのでいらないのでしょうか。

 本を出したことのある方、教えてくださいませんか?

 ちなみに、普通に書店で発売されている本について、です。同人誌等ではありません。

A 回答 (3件)

本を出した事はありませんが、論文等で「参考文献」として紹介する場合、費用はかかりません。


著作料については、著作権法の「引用」の条件が満たされている限り、引用、出展明記(これ自体が引用に必要)が可能です。

参考URL:http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html
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この回答へのお礼

 わざわざ教えてくださって、ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 08:25

参考文献はもともと研究論文を発表するときに引用した論文をすべて併記して、研究のきっかけや影響を受けたものを示していたものでした。

研究論文はこの併記を義務付けています。このシステムを一般書籍にまで拡大したものが参考文献という形なのですが、これは実際には表記する必要はありません。ただ、あきらかに引用の部分があるときは表記して引用ということを示す必要がありますが。文芸書にかぎらずですが、参考文献はあくまで物語を作るうえで参考にした書籍、資料と言うことなので、著作権にひっかかることなく無料で掲載することができます。
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この回答へのお礼

 なるほど、そういう由来があるのですか。

 勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 08:24

著書に参考文献を記載したことはありますが、支払わなかったですね。

著作権法上、支払う必要はまったくないと思います。

著作権法で規定している著作物というのは、文章や図版のことであって、著作物に記載された「情報」を利用することは、自由なんです。例えば、「教えてgoo!」に掲載されていた回答の中から「おいしいゴーヤーチャンプルーの作り方」を許可なくコピーして本にすることはできませんが、掲載してあったレシピを参考にして本に掲載することは、著作権法上は、問題ありません。もっとも、通常の料理本の執筆者なら、本に載っていたのをそのまま載せたりするのではなく、参考にする料理を自分で実際に作ってみて、他の方法と比べて一番よさそうな方法を選んで、さらに必要に応じて自分のアイデアを加えるくらいのことは、していると思いますが。

一般の書籍では参考文献を記載する必要もありませんが、「これだけの資料をもとに書きました」という権威付けや、「参考にさせていただきました。ありがとうございます」という意味でしょうね。また、「これについてもっと知りたい」と読者から問い合わせが予想されるようなときは、手間を省くために載せる場合もあります。

ただ、文章や図版をそのまま引き写したりする場合は、「引用」になります。「引用」は、引用している物はあくまで従であること(大部分が引用でちょっとだけコメントを付け加えたような場合は引用と認められない)、引用元を明記する、勝手に改変を加えないなどの条件を満たせば、自由に利用できます。

ですから、情報を利用するにしても、文章は完全に自分で消化して文章として新たに組み立て直す必要があります。図表などは、同様に新たに違う物としてラフから起こすか、逆に出典を明記してそのまま引き写して引用にします。
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この回答へのお礼

 なんて丁寧に、そしてわかりやすい・・・。

 本当に大変参考になりました。

 どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 08:23

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