いちばん失敗した人決定戦

最近、「過激派」というものに興味があり、色々と調べたいと思っております。そこで、お薦めの本を教えてください。

革命(?)・テロなどでいわゆる過激派と呼ばれる人たちの家庭環境(子供時代)、なぜそういう思想になったか、その人達が過激派をやめた理由(何が原因となったか。)、そして今自分が過激派を見てどう思うか、などなどを出来れば第3者の目から客観的に調査研究したような本があれば一番嬉しいのですが。

A 回答 (4件)

こんにちは


ご主旨に合うかどうか分かりませんが
日本における過激派ということであれば、
だいぶ前に新潮社から出た「全共闘白書」なる本があります。
当時、全共闘運動を戦った各大学の闘士達に呼びかけ73項目のアンケートをとった結果をまとめた本です。
「全共闘運動に参加した理由は何か」「それをどう思っているか」「もう一度あの時代に戻ったら何をするか」「革命は起こると信じていたか」「全共闘はあなたの人生観を変えたか」等々への答えと代表者達の座談会が書かれています。
今は団塊の世代となってしまった彼らの当時の思いが
かいま見れます。

参考まで

この回答への補足

私の求めているものは「学生運動」に近いかも知れません。紹介していただいた本もとても興味深いのでぜひ一度読ませていただきたいと思います。

あと補足を…
民族対立における「過激派」
政権を執りたいと思っている「過激派」
特に生活に困っていない人たちの「過激派」

要するに、生活するには困ってないけど世の中気にくわん、と言う人たち(裕福市民である必要はありません)。イスラム教過激派やアフリカの内乱あたりが近いのでしょうか…?(詳しくないので例えが悪かったらすみません)

補足日時:2005/11/07 22:08
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イスラームの過激派やアフリカ諸国での内乱は、けっこう生活に困ってるがゆえのもあるみたいですよ(^^;



たとえば、イスラーム関連でしたら・・・
「チェチェン やめられない戦争」アンナ・ポリトコフスカヤ著、NHK出版 とか。

買ったばかりでまだ読んでないのですが、
「アッラーの花嫁たち ―なぜ「彼女」たちは“生きた爆弾”になったのか?」
ユリヤ・ユージック著、WAVE出版
というのも出ました。

どちらもチェチェン共和国の話で、著者2人ともロシア人女性の新聞記者です。
ロシアは当事者の一方なので「第三者」とは言えませんが、ロシア政府とは違う見解で書かれています。

私はイスラームがどうも分からんので、文化面をぼちぼち読んでみてます。なかなか根深いみたい。

「イスラーム文化―その根底にあるもの」井筒俊彦・ 著、岩波文庫
「イスラーム世界の女性たち」白須英子・著、文春新書

井筒先生は日本におけるイスラーム研究の大家(だそう)です。


アフリカは、前にNHKスペシャルの『アフリカ ゼロ年』を見ましたけど、あれも大変そう。
私もよく知らんのですが、スーダン・ダルフール紛争とか。
探したらこんなのがありました。
http://wiki.fdiary.net/sudan/

しかし、過激派をやめてない地域なので、そのあたりの参考にはならないでしょうね。
北アイルランドのIRAは武装解除しましたので、過激派その後の書籍があるかもしれません。
これらは日本人が書いてる本(私は未読)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4882024 …
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4846001 …

民族対立とか政治的権力とかの絡みだと、周辺諸国や大国(アメリカ、イギリス、旧ソ連など)も介入していたり、武器を供与したり、あおったり、寝返ったり。
これまた第三者の目からではないけれど(米国人なので)、ノーム・チョムスキーさんの著作を読んだことがあります。
客観的なのかどうか私には判断できませんが、『アメリカが本当に望んでいること』(現代企画室)は読みやすく興味深かったです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。てっきりもうお礼をし終えたと勘違いしておりました。

>イスラームの過激派やアフリカ諸国での内乱は、けっこう生活に困ってるがゆえのもあるみたいですよ
そうですね。軽率な例えでした。すみません。

>「イスラーム文化―その根底にあるもの」
が興味をひかれました。何か根深いものを感じます。

>前にNHKスペシャルの『アフリカ ゼロ年』~
私も見ました。複雑な要因(特に第3国)が絡み合っていて大変ですね。南アフリカのアパルトヘイトなど、アメリカは平和なんて望んでいるのだろうかと思いました。

たくさん紹介してくださってありがとうございました。ゆっくり読み進めていきたいと思います。

お礼日時:2005/11/24 23:45

生活困窮以外では.


ヒットラーの「議事堂爆破」とユダヤ人ですか。ヒットラーの考え方を推進するために.ユダヤ人(経済支配車窓)がテロ活動を行ったとして取り締まった例です。
簡単に言えば.「でっち上げ」。

米国のQQQとか.米国の「日本人収容所」「反共」とか.ヨーロッパの「魔女裁判」とか。
民衆が社会変化に追いつけない不安を.支配者層がテロ活動を民衆どうしでさせる事で除去するという手段です。日本では.江戸時代の最下層の身分に属する人々を作ることで同じようなことをしています。
最近の例では.戦争直後の共産党狩りとか.マルクス批判や共産主義批判(このあたりは.このサイトの回答者の方に多く見られました。国連関係の文書を読めば共産主義が強く見られます)ですか。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。てっきりもうお礼をし終えたと勘違いしておりました。
ヒトラー=個人的恨みを国家的恨みに巧みに(?)した人と言うイメージが私にはありますが、たしかに数多くのドイツ人がああまでユダヤ人を忌み嫌えるようになったのも過激思想ですよね。
魔女裁判は、社会に対する不満等々が(多くは)社会的弱者に向けられたものと言うイメージがありますが…。確かに過激と言えば過激…。
「過激」にも色々ありますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/24 23:38

学園紛争が多かった頃に20冊くらい読みましたが.教授に返してしまったので手持ちがありません。



ただ.注意することとして.江戸末期の過激派といえば.幕府や藩の政策で生活が破綻した人々です。その人たちのおかげて現在の天皇・皇族・経団連の地位があるわけです。
尊皇攘夷・世直しとしてテロ活動を行い結果して幕藩体制を崩壊させていったのです。
江戸末期から明治初期にかけての歴史書を眺めるとご質問の答えになるでしょう。
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この回答へのお礼

そう思い、今 幕末期も読んでいます。この場合はフランス革命のように、不満から来る行動ですよね。私の知りたいのはちょっとそういうものでもないのです。

お礼日時:2005/11/07 22:02

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