TV関係の仕事

僕は将来TV関係の仕事をしたいと思っています。
フジテレビなどに入社するにはやっぱり難関なのでしょうか？　
また面接はどんなものなのでしょうか？
それともしプロデューサーになりたい場合理系か文系どちらの大学へ行ったほうがいいのでしょうか？

現在TV局で仕事をしている人など教えてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： terekakushi 回答日時： 2005/12/08 15:01

こんにちは。

元ＴＶディレクターで、現在も放送関係の仕事をしている者です。

> フジテレビなどに入社するにはやっぱり難関なのでしょうか？　
そりゃあ、難関でしょう。競争率は100倍を下らないと思います。
業界で最高水準の給与ですし、毎年20～30人程度しか採用しませんからね。制作に行けるのはその中でもさらに数人に絞られます。
但し、よく「ＴＶ業界に入るにはコネが不可欠」などと言われますが、フジテレビは、コネ入社も多いものの、ちゃんと実力だけでも採用する「枠」があるように思います（個人的な憶測にすぎませんが）。コネの度合いは地方局の方が強いと思います。

> 面接はどんなものなのでしょうか？
これは会社によって、また、年度によって違いがあると思います。でもどんな面接でも言えることは、「持ち時間が非常に限られているので、よっぽど面接官の印象に残らないと次のステップには進めない」ということです。最終面接になると、かなりじっくり話をする時間もありますし、笑いの１つや２つとれるぐらいの余裕もありますが。

> プロデューサーになりたい場合理系か文系どちらの大学へ行ったほうがいいのでしょうか？
これについては「お好きな方にどうぞ」としか言えません。むしろ、「放送業界を目指すため」の大学・学部・学科選びはやめた方がいいと思います。放送各社が採用したいのは「あなたの個性や感性」であって「テレビ的になった人間」ではありません。
私は、放送業界には「個性の数だけ仕事がある」と思っています。ですから、理系だろうが文系だろうが、学生時代は自分の好きなことに打ち込んで、表現したいこと、人に伝えたいことがしっかりしていればいいのです。

質問者さんは今、高校生でしょうか？
私も高校生の時に放送業界に進む決心をしました。
でも、学部は法学部だし、サークルも国際交流のサークルだったし、マスコミ就職のためのことはほとんどしていません。むしろ、大学に設けられたマスコミ志望者のためのゼミの試験には落ちてしまったぐらいです。それでも、ちゃんと入れましたよ。
まあ、私は病気をしてしまい、第一線からは退きましたが、質問者さんが何年か後、“同業の後輩”となられることを期待しています。

No.2 回答者： noname#155689 回答日時： 2005/12/08 15:58

広告代理店に勤めております。

(ＴＶ局とはいろいろ付き合いがあります。)

ＴＶの仕事とか広告の仕事って
何か特殊なイメージを持たれている方が多いみたいですが
例えば2005年の文系男子の就職先企業人気ランキングを見ると
http://www.diamond-lead.co.jp/ranking05.html
１位　三菱商事 　２位　三井物産 　３位　三井住友銀行
４位　東京三菱銀行・ＵＦＪ銀行 　５位　松下電器産業
６位　東京海上日動火災保険 　６位　みずほフィナンシャルグループ
８位　電通 　９位　住友商事 　１０位　損害保険ジャパン
となっており
広告代理店「電通」は「三菱商事」ほどではないけれど「住商」よりは難関であり
一般的には最難関企業のひとつであると言えるでしょう。

フジテレビの順位は分かりませんが
間違いなく上位の方に入っている筈です。

zi-koさんは、面接の実体や
プロデューサーになるための学部等を悩んでいるようですが
企業側から言えば「優秀な人材」から順に採るだけであり
三菱商事が欲しがるような人材は
電通もフジテレビも欲しがるでしょう。
つまり
> それともしプロデューサーになりたい場合
> 理系か文系どちらの大学へ行ったほうがいいのでしょうか？
のご質問の極論的な答えは「文系でも理系でも構わないから、東大へ入れ」
ということです。

次に
> また面接はどんなものなのでしょうか？
のご質問ですが、企業が見たいのは常に
１）なぜＴＶの仕事をしたいのか？
２）なぜＴＶ局なのか？
３）なぜフジテレビなのか
４）なぜプロデューサーなのか？
５）その想いをどんな行動や実績で表現するか？
といったことです。
例えば、面接の場で
あなたの隣りの志望者が無名の大学しか出ていなかったとしても
学生映像コンテストの優勝者として有名だったりしたら
そして、その彼が「自分は優勝作品以上のもの御社でつくる」などとアピールされたら
あなたが横で何を言っても敵わないでしょう。

最後に。
ＴＶをはじめ表現・コミュニケーション関係の仕事は
結局「何を伝えたいか？」が一番大事なことです。
この「伝えたいこと」のビジョンで相手を魅了できないと
学歴やら肩書きで品定めされることになります。
夢を大きく持って、頑張ってください。