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太宰治についてレポートを書くのですが、テーマはなんでもいいとのことで、太宰治自信のことや、太宰治の小説について何をテーマにしようか考えています。何か考えやすくて、書きやすいテーマはないでしょうか?

A 回答 (5件)

1.「太宰と西洋文学」


芥川をものすごく意識してた太宰は、芥川の趣味にも呼応しながら
聖書を題材にしたり(駆け込み訴え)ギリシア神話や、詩人の引用
チェーホフへのオマージュなどを
おこなっています。太宰治にとって西洋文学とはなんだったのか?
そんなことをいくつかの作品から調べられるのもおもしろいかもしれません。

2.「太宰と女性原理」
斜陽では世界はすべて女のためにあるのだという、女性原理が結末に
あらわれます。3人の女性と心中して、最後に奥さんだけが
残されたという皮肉も不思議な感じがします。
また彼は今でこそ普通ですが、当時お化粧をする男性でした。
もちろん倒錯ではなく、きれいでありたいと願ったためです。
男性の中の女性原理というのは、太宰治の作品の随所から
感じられるのではないでしょうか?

3.「太宰と民話、そして方言」
津軽弁にこだわった作家に寺山もいましたが、太宰は「雀こ」で
全編津軽弁の小説をかいています。また津軽というルポタージュには
豊富な方言が散逸します。また表現方法だけでなく、おおくの
民話や言い伝えにも関心をしめしました。お伽草子のパロディも
書いているくらいです。

思いつくまま書いてみました。なにかの参考になれば。
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 「人間失格」や「葉」などの小説を題材にして、太宰治の考えた「死」についてなんてどうでしょう?

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入水未遂で収容された湘南の恵風会病院での入院生活のことや、


入水既遂した玉川上水での遺体のむごたらしさ等を扱っては如何?
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こんばんわ。



わたしは太宰治の「人間失格」が大好きで、文学史上最高の傑作だと思います。
人間失格には太宰の強烈な自意識過剰さが根底にあります。
常に他人の目を意識し、そのために己を破滅に追いやってしまうストーリーなのですが、私は他者とのかかわりで精神的に疲れたときに太宰の姿にとても共感してしまいます。おそらく、平成の世でも太宰の文学が文庫でベストセラーとなっていることから、日本中の多くの人間が太宰の姿に己が姿を重ねているのでしょう。

そうですねぇ。
もしも太宰についてレポートを書くとしたら・・・私は太宰の精神的なものについて書きたいです。
●太宰の強烈な自意識過剰は何故に生まれたのか?
●彼が幼少の頃から周囲に極端に憎悪を抱いているにも関わらず迎合していることから、「アダルトチルドレン」として仮定してよいか?
●太宰がもしも現代に生存していたら、彼はどのように精神治療を受ければよかったのか?

さしずめ、いまのところ、私が思いつくのはこんな感じです。
ご参考になれば幸いです。
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一昨日芥川賞の発表がありましたかそれについて芥川賞に関したコラムが中日新聞に載っていました。


それによると
太宰治は第一回芥川賞を逸し、選考委員の佐藤春夫に「私をきらはないで下さい」と泣訴哀願の手紙を書いて醜態をさらした。
ということです。
太宰さんの作品はすごい好きですごいストイックなイメージがあっただけにこの話はちょっとショックでしたね。
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