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漫画の目次で『誰が為に鐘は鳴る』、『あふことは片われ月の雲隠れ』というタイトルがありました。前者はヘミングウェイの小説のタイトルで、後者は拾遺和歌集の「逢ふ事はかたわれ月の雲がくれ おぼろげにやは人の恋しき」がもとになっていると思われます。
今まで文学作品に興味が無かったのですが、このように作品のタイトルに使っているのをみて粋というかかっこいいというか、兎に角好きになりました。しかし私には全然知識がないです。(勉強を怠けていた)
そこで文学作品の名フレーズ・有名な一節を教えて頂きたく質問させていただきました。
私が知っているのは平家物語、方丈記、雪国(川端康成)の冒頭位です。何かかっこいいフレーズありましたら教えてください。文学作品にこだわらず有名な人が言った名言でも構いません。それを聴いただけで、「あぁあれね」と分かりそうな奴であれば。よろしくお願いします。
カテ違いならスイマセン。指摘してください。「文学」で質問するか迷ったのですが内容がアンケート?的なものとも思ったので。

A 回答 (3件)

こんにちは。


文学作品の記述ではないのですが、太田道灌(字はこれでよかったかな?)のエピソードです。

七重八重 花は咲けども 山吹の
実の一つだに 無きぞ悲しき

有名な話なのでご存知だとは思いますが、一応。

道灌が、突然振り出した雨で人家に立ち寄り、蓑(みの、今で言うカッパのような藁を束ねて作った雨具)を借りようと寄ったら若い女性が出てきて、山吹の枝を一さし差し出した、というお話です。

結局びしょぬれになって怒って帰った道灌が、後から、この歌を知り、あの山吹の枝の意味はこの歌をかけた物だと気づいたとそうです。
「蓑」と「実の」をかけているわけですね。

山吹の枝の意味は、「うちは貧乏で蓑の一つもないんです」というオチでした。

ちなみに、この話は実話かどうかは不明との事です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。この話は学校の授業で習いました。婉曲に否定を表現するのって知的ですよね。(私はそう思います。)

お礼日時:2006/03/18 14:40

桜の樹の下には屍体が埋まっている



梶井基次郎

もうすぐ始まる桜の季節、日本人を躁状態にさせる桜、特に夜桜の怪しいまでの美しさは、こういう事もありかなと感じさせます。
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この回答へのお礼

一見よくなさそうな意味もすごくいい事の時には使うんですよね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/18 14:43

中学生の頃から古文の苦手な自分が唯一好きな松尾芭蕉先生の、辞世の句です。


「旅に病んで夢は枯れ野を駆け巡る」
すっごく悲しい句だと思います。
旅に病むことなく、常に旅から学び、夢をふくらませたい。
夢でも良いから旅を続けたい。
という感じに解釈しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。芭蕉の句なんですか。知りませんでした。勉強になりました。

お礼日時:2006/03/18 14:42

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