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貫入が入った陶器(食器、コップ)に色のついた紅茶などを入れると色がしみ込んでしまいます。
貫入が入ったままの風合を保ちたいので、色がしみこまずになる薬品や釉薬、焼成方法などはないでしょうか。
宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

cherry-peakerさんこんにちは


食器用撥水剤(液体セラミック)は高価ですよね。
私も、高価なのといくら安全とは言っても気分的には使いたくなくて使ったことはありません。
花瓶等で、焼締らない土を使うときとかに建築用シリコンは使うことがあります。
私個人的には貫入に茶渋等が入るのは、使い込んできたなあ~との思いで好きですが...

墨入れは私が窯元で見せてもらったのは、普通の習字用の墨汁を布きれに付けて、食器にまんべんに塗って
それを手ですり込んでから、きれいな布で余分な墨を拭取るというものでした。これで素焼をしない限り落ちない
とのことです。厳密に安全かどうかはわかりませんが、実際その食器を私は日常に使っています。

後は、墨以外でも弁柄でする方法もあるようです。弁柄は地方ではこんにゃくにも入っていますが...
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この回答へのお礼

FURUFURUSさん、何度も丁寧なご回答を本当に有り難うございます。
墨入れの方法、とても感心してしまいました。本などでは詳しい仕方が載っておらず、どうやって入れるのかなとずっと思っていました。そんな方法でされているんですね。実際に墨入りの食器をお使いされているのもお教えいただき、安心しました。食器って普段口にするものなので安全性って意外と気になるものですよね。墨入れの食器も作ってみたくなりました。
本当に有り難うございました。

お礼日時:2006/03/28 01:58

補足がいただけないので大雑把な内容を。


かんにゅうを入れるための釉薬に何を使っているのかわかにない。焼成温度がわからない。
のでどの系統の土を使っているかもわからないです。

収縮が激しい「最も低価格な信楽の土」として販売されている土として、焼成温度をSK7-10, 釉薬を0.7Ca0.3KNaO-Al2O3-SiO2系釉薬とします。
食品用ですから鉛釉が全滅。マグネで0.2-0.4程度, 必要に応じてAl2O3等をりんかホウ素で置き換えた釉薬で焼成温度をSk3-6下げたもを用意してこれで焼いてみてください。ただすこし表面が解けないと収縮の関係で上絵漬けが全部剥離します。鉛が入っていると楽なのですが。

>食器用シリコーンは2000円弱でした
くれぐれも建築用シリコーンを使用しないように。建築用は1瓶(1リットルくらい)1000-2000円です。しかし食品には使えません。花瓶などに使います。

「墨入れ」は産地によって異なるのですが.

木炭を1ミクロンアンターに粉砕し膠を混ぜる
習字用墨をすずりで作る
で煮る場合。

「お粥で煮込」んだあと半年くらい放置して黒かびをはやす。黒かびを加熱殺菌して死滅させて黒かびの色素を使う。うまく均一にならなければ繰り返す
場合。

上絵つけ用黒色系スピネル顔料を1ミくロンアンターに粉砕して染み込ませて上絵つけの温度で焼く。
黒ではなく群青色になってしまうが.水溶性コバルト塩水溶液を軽くはけ塗りして焼きなおす。
方法があります。どの方法を使っているか知りません。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
私の質問の仕方が悪くてすいません。貫入を入れたいわけではなく、今作っている食器のデザインが貫入が入らない様に焼いたのと、貫入が入る状態のでは、入ってしまってる状態の方が良い物だったので、使用していて茶渋が入らない方法はないかと思い質問した次第です。なので釉薬や土の種類は関係がないかと思われます。
黒かびは食器なので遠慮したいです。
有り難うございました。

お礼日時:2006/03/28 01:47

私が使っている、食器用シリコーンは2000円弱でした。


お使いの材料屋さんに聞いてみてください。
くれぐれも「食器用」と指定してくださいね。

あと、「お粥で煮込む」という方法があります。
お粥のべとべとが、貫入に入って、他の色が付かなくなるそうです。
土鍋を買ったとき、におい消しと、割れにくくするため、やったことがあります。

あと、経験上、磁土に透明釉だと、貫入が入りにくいようですが。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
お粥で煮込むという方法を是非明日やってみようと思います。薬品はできるだけ使いたくなかったので、自然な物で出来るなら最高です。有り難うございました。

お礼日時:2006/03/28 01:36

それならば食器用撥水剤(液体セラミック)が良いと思います。



貫入は、焼成時に素地土と釉薬の収縮率の違いから起ります。
貫入が出来るだけ入らない焼成方法(釉薬の調合方法)はあると思いますが、貫入の風合を
保つための焼成方法はあまり聞いたことがありません。
貫入に茶渋等が入って独特の風合になるのを楽しむ(萩焼等)か、焼成後、貫入に墨入れをして
わざと黒い色を入れることもあります。(相馬大堀焼)

参考URL:http://www.tougei.com/shop/goods/goods.asp?goods …

この回答への補足

素早いご回答を有り難うございます。

>食器用撥水剤(液体セラミック)
とても心惹かれました。しかし大量に使うにはお値段が高いので、同じ効用で、安全かつもう少し安価なものを他にご存知ないでしょうか。

>墨入れ
これは以前から興味があったのですが、私自身でその方法をネットや書籍で探すのですが、いまいち方法が載っておりません。墨入れの方法をご存知でしたら、
宜しければ教えて頂けないでしょうか。もしくは何か詳しく説明のあるホームページでも嬉しいです。
あと、墨入れの食器の安全性は大丈夫なのでしょうか。素人ですみません。。

補足日時:2006/03/25 23:35
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>色がしみこまずになる薬品


シリコン撥水材。食品用ですから1本1万円くらいします。溶剤がトルエンだったはずトルエンに注意。

>釉薬、焼成方法
現在の使っている釉薬と小生温度等をお知らせください。
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