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白楽用の急熱急冷土で作った器に、手作りの低温用釉薬で釉掛けした器が水の浸み込みで困っています。同じ条件で焼成したテラコッタを使った器では異常がありません。原因と対処方法を教えていただけると助かります。
水ははやい速度で貫入部からしみこみ全体に広がってゆきます。当初800度程度だった焼成温度を900,950度Cにしても状況は改善されませんでした。
釉薬の配合は、唐の土50、白玉25、日ノ岡20で、楽用の釉薬としてはかなりの強釉だと思います。

A 回答 (2件)

生地の焼成収縮の問題です。


楽の温度では生地の反応が進まないので、温度を変えてもあまり影響はないです。
釉薬の焼成収縮と、生地の焼成収縮が合わないために発生します。

楽はいじったことがないので、これ以上の知識は有りません。

この回答への補足

貫入は生地と釉薬の収縮度の差で起こることは承知していますが、貫入があること自体はなんら問題ないと思います。水が浸みこむ原因は素焼きの条件(温度、酸化、還元等)による表面状態の状態にあるのではないかと疑ってます。因みに小型の立窯で薪(松、杉)を燃やして焼成しています。

補足日時:2008/06/01 08:53
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この回答へのお礼

早速の回答を有難うございました。生地と釉薬の収縮度の差による両者間の密着不良ではないかと薄々感じていたのですが、いままでほぼ同じような原料比率の釉薬を使って今回と同じ生地の組み合わせで、問題なく焼成できたものが殆どだったので、整理がつかなくなってしまいました。もしかすると今回の場合、他の土を若干入れたことが原因かもしれません。貴重な知見をいただき感謝しております。'usokoku'さんという名前に反する明快なご回答でした。

お礼日時:2008/05/03 17:23

>素焼きの条件(温度、酸化、還元等)による表面状態の状態にある


薪で比較的低温での焼成の場合に、
生地の溶融温度が比較的高い記事の場合には、隙間が大きく、かんにゅうがあると水が内部に入り全体に広がります。
生地の溶融温度が低い場合は、隙間が少なく、適当にガラス化していて、かんにゅうから入った水が広がりません。

素焼きの表面状態ではなく、素焼き生地と釉薬の濡れぐわいによって変化する、生地のガラス化の問題です。

これは、生地次第なのですが、楽は焼いたことがないので、見当つきません。土器や磁器ですと適当にやっているので見当がつきますが。
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この回答へのお礼

生地は長年使っている楽用の土(急熱急冷土とテラコッタ)で溶融温度が高いとはいえず、釉薬も楽用の調合(強釉)でなので収縮率に極端な差異があるとは考えられません。実際にこれまで作ったものでは水の浸透がないもののほうが多いのです。いろいろと条件を変えて試してみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 13:56

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