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強い力、弱い力、電磁気力、重力の四つの力ってありますよね?

あれって、つまりは、この世の中の『力』ってこの四つでのみ構成されているということなのでしょうか?

これらの組み合わせでこの世の中が動いているという意味・・・・?

ちょっと、どなたか分かりやすく教えてください。

A 回答 (4件)

もう皆さんが回答されているので蛇足になりますが、



>あれって、つまりは、この世の中の『力』ってこの四つでのみ構成されているということなのでしょうか?
>これらの組み合わせでこの世の中が動いているという意味・・・・?
少なくとも現段階での素粒子物理学者の間での認識は
このようなものだと思って頂いても構わないと思います。
新しい研究結果が発表されればまた変わるかもしれませんが…。

身近に感じられるものとしては、電磁相互作用と重力相互作用の2つになります。
これら2つは遠距離力(無限に遠くまで力が届く)なので
マクロな世界でも観測することができます。
しかし、強い相互作用と弱い相互作用は短距離力(素粒子程度の距離しか力が届かない)なので、
あまり馴染みのないものとなっています。
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この回答へのお礼

自分の理解の方向性が間違っていなかったようで、少し安心しました

電磁相互作用と重力相互作用の作用距離の事は覚えておきます

どうもありがとうございました

お礼日時:2002/04/29 15:54

この4つの力以外に、みかけの力である慣性力というのもあります。


しかしあくまで、みかけの力なので、本当の力といえません。
遠心力も、この慣性力の一種です。

ですので、「この世の中の『力』ってこの四つでのみ構成されている」と言って、間違いではありません。世の中の現象を、素粒子のレベルまで突き詰めれば、この4つ力に行き着くといったほうが、より正確かも知れません。素粒子間に働く力はこの4つ力だけだと、物理学者は思っているのです。(ただ、重力に関しては、素粒子のレベルでは弱すぎて、実はまだよく理解されていません。)

具体的な身の回りの現象については、No.2 の ibm_111 さんが言うように、世の中のほとんどの現象は電磁気力で説明がつきます。 原子や分子の間に働く力は、電磁気力です。また、原子や分子の構造が変わるときも、電磁気力が関わります。というのも、原子は、原子核と電子が電磁気力で結合したものであり、分子は、原子が電磁気力で結合したものだからです。 世の中のほとんどの現象が、原子と分子のふるまいで説明できるのです。

重力は、非常に弱いために、星レベルの大きさにならないと実感できるほどの大きさになりません。ですので、身の回りの現象では、重さを持つ物と地球と間に働く力(いわゆる重力、万有引力)ぐらいでしょうか。 他に、月の重力が関係する潮汐力と言うのもありますね。(潮汐力は、遠心力も関連しています。)

強い力、弱い力というのは、原子核のレベル、またはそれよりも小さな領域を注意深く観察して、はじめて見えてくる現象です。 ですので、身の回りの現象とは、あまり関わりはありません。敢えていうなら、原子力や太陽のエネルギー源の核融合などが、強い力、弱い力の説明が必要な現象として挙げられます。
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この回答へのお礼

各々の力の関係の概略をつかむことができました

ご丁寧な回答、どうもありがとうございました

お礼日時:2002/04/29 15:51

ちなみに身の回りで見かける「普通の」力の源は、たいてい電磁気力です。


摩擦や筋肉の力なんていうのもわかりにくいですが、
要は化学結合ですから。
これは、電磁気力はかなり強いほうの力であることと、
逆二乗則にしたがうため、、電荷が中和しなければ、遠距離力としてふるまうことが挙げられます。
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この回答へのお礼

『身の回りで見かける「普通の」力の源は、たいてい電磁気力』
というのは分かりやすくて良かったです

どうもありがとうございました

お礼日時:2002/04/29 15:48

見掛けの力を別にすれば、この世に実在する力が、強い相互作用、弱い相互作用、電磁気力、重力の四つであるという意味です。

最近の物理学によれば、宇宙の始まりにおいて、これらの力は一つであったと言われています。
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この回答へのお礼

宇宙の始まりにおいて一つにまとまっていたというのはこれまた、難解な・・・

ご回答どうもありがとうございました

お礼日時:2002/04/29 15:47

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