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こんにちは。
英文科4年で英語教育に関して卒業論文を書こうと思っています。
中でも小学校の英語教育や早期英語教育に興味があります。
とは言っても、何を研究したらいいのかまだはっきりとした考えがありません。
ゼミでは第二言語習得理論や教育学を勉強してきたのですが、
テーマを一つに絞って研究対象にするという所までは…
questionaireかexperimentをしなければならないので、
なるべく早くテーマや研究内容を決めなくてはいけないのです…
何か可能なテーマなど、アドヴァイスしてくれませんか?
お願いします。

A 回答 (4件)

>もっと発達段階やteaching approachなどの教育学的見方が出来れば良いと思うのですが



これはけっこう難しいと感じます。自分自身、小学校での経験がないので、具体的なことが思い浮かびません。

発達段階と言うことで言えば、文法意識のようなものがあるかも知れません。つまり、日本語でも、主語とか述語動詞と言う用語を意識しなくても、現実には、この文章とこの文章のこの部分は、同じ(主語、または述語動詞)の働きをしているということは、分かるようになっていくわけです。これは、日常的に日本語に接していて、自然に、その深層構造といったものを身に着けていっているからだと思います。しかし、小学生ぐらいですと、日本語の助詞の使い方を間違えることがよくあります。
これと同様に、英語での、主語や動詞、目的語、補語の区別、または、文章はすべて、形式と内容を持っていますが、形式部分がどこにあるかなどを、そういう用語は使わずに、アンケートをとり、学年進行で、どんな変化があるかを見るなど面白いかも知れません。
形式部分とは、肯定文、疑問文、否定文、現在、過去、未来、能動、受動などを示している部分です。

多分、難しいのは、授業回数そのものが少ないので、内容もあまりなく、従って、定着の程度を調べようにも、調べることが出来ないと言うことかもしれません。
ともかくまだ模索段階のはずで、きちんとした学年進行を踏まえた学習計画も出来ていないはずですから、発達段階ということが、なかなか測定できないのではと感じます。
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アイデアを得るための手段として、学会誌の関連分野の最新の論文にざっと目を通してみる(アブストだけでも)のも方法ですよ。


研究のトレンドや、何が分かってきていて、何が問題とされているのか分かると思います。卒論ではそこまで期待されていないのかな?指導教官にも相談するべきでしょう。
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宿題ぐらいならともかくさあ。


卒論のテーマぐらい、自分で決めようよ(呆)。
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「可能なテーマ」の意味がよく分かりませんが、小学校英語の問題点となるのは、次のような点でしょう。



1.講師の能力と言うか、準備の仕方の問題。これには、当然、何をどう教えるかの問題が絡みます。

2.中学との連携の問題。中学では、アルファベットからやはり始めることになるのですが、小学校で、どこまでやるのか、どの程度の定着を目指すのか、などの問題。

3.やはり中学との関係で問題となるのですが、生徒側から見た場合、どの程度までやれば良いのかが不明であること。例えば、ピアノなど、音楽の授業での例と比べると、英語は、かなり異質な問題を含むことになります。つまり、ピアノは音楽の一分野であり、ピアノをやらなくても、特に困らないのですが、英語は教科そのものであり、中学入試や、それ以降の入試とも絡む問題です。

4.以上の点が、国家レベルであいまいになっていること。そして、そのことが、県や市町村レベルで、かなりの取り組みの差となって現れていること。

5.細かい点で言うと、次のような点が問題となります。
ⅰ.講師の認定の問題:中学、高校の英語教員のような免許制では今のところありません。
ⅱ.実際の知識ではなく、興味関心をはぐくむと言う狙いが言われていますが、現実的には、いろいろと英語そのものの知識となって、毎時間、授業で取り扱われます。小学校3年レベルからはじめるといわれているようですが、学年進行での重複を防ぐ等の計画が立てられていないはずです。
ⅲ.塾などとの関連性の問題。これは、特に、都市部での中学入試との関係が大きくなると思います。英語と言う教科として出題されることはないと思いますが、総合問題などで問われることはあると感じます。
ⅳ.クラス規模や授業回数の問題。週一回を4年間やるよりも、週3回を一年間やったほうが、現実的には効果があります。週一回というのは、祭日や行事の関係で、一月授業がないと言うことがよくあるのです。
ⅴ.教材、教科書の問題。今のところ教科書は使わないようですが、全国的に必修となれば、いろいろな出版社が教材を出すでしょうし、教科書も出るかもしれません。何を狙いに、どんなことを取り上げるか。
ⅵ.生徒間の学力差の問題。小学校で評価をしないということが、かえって、生徒間の学力差を放置する口実となると感じます。実際的な学力差を出さない形での授業内容を考える必要があるはずです。

以上、いろいろ書きましたが、自分の個人的意見としては、次にあるような英語の文字と発音の関係をやり、きちんと英語が読めるようにするのが、一番かと感じています。

1).つづりと発音の関係:
つづりを覚えるのは、次のような法則を知っておくととても楽になります。これは、以前、定時制に勤めていた時に作ったものです。

1.文字は2種類ある。一つは母音を表す母音字でA, I, U, E, Oの5文字しかない。もう一つは子音字でアルファベットから(母音字)を除いた残り全部を言う。

2.母音とは、口を自然に開いて、唇とか舌とかのぞを使わずに、自然に出せる音のことを言う。「ア、イ、ウ、エ、オ」のような短い母音と「エィ、アィ、ユゥ、イー、オゥ」のような長い母音の2種類がある。つまり、基本的に、母音字は、それぞれ、これらの短い音と長い音の二通りの発音を、持っている。ここが、ローマ字と英語の文字の読み方の違う点です。

なお、u は、短い読み方は「ウ」よりも「ア」のほうが多い。cut:「カット」, bus「バス」 など。それから、aとuでは、口の開きの大きさが異なる。aのほうが口が大きく開き、「エア」のような音で、Japan:「ジャパーン」のpanのような音。uは、日本語の「ア」とほぼ同じ。

3.子音とは、口の色々な機関、例えば、舌、唇、歯、喉などを使わないと発音できない音のこと。基本的に、子音字が表す子音は、そのアルファベット読みから母音を取り去った残りの子音になる。例えば、f、l、m、n、s、xのアルファベット読みはどれも、「エ」という母音が共通していて、それぞれの文字のアルファベット読みから「エ」を取り去り、残った子音がそれぞれの子音字の表す子音となる。だから、基本的に、子音字は一通りの読み方しかない。

なお、2と3が、ローマ字が「か」ka のように、二文字になる理由。

4.母音字が二通り、子音字が一通りの発音の仕方があるので、英単語の読み方で困るのは、母音字を短く読むのか長く読むのかの判断である。

5.dog, cat, pet の様に、子音字+母音字+子音字 の並びの時は、母音字を短く発音する。これは、二つの子音字に挟まれて、母音字が圧縮されているとイメージすればいい。母音字1個に対し子音字2個で、1対2で、母音字が負けて圧縮されていると思えばいい。

6.cake, five, codeのように、子音字+母音字+子音字+eの時は、母音字を長く発音する。これは、eが母音字であるため、子音字2個、母音字2個の同数なので、数の上で勝ち負けなしとなり、母音字は圧縮されない。これは、e が自分は発音しなくていいからもうひとつの母音字を長く発音してくれと言っているようなもの。
なお、これには、have,come,liveなどの例外があります。ただ、例外は日常的に非常によく使うものに限られます。そうでないと、例外的なものを覚えていられないからだと感じます。

7.desk, test, pass の様に、子音字+母音字+子音字+子音字のパターンの時は、母音字を短く発音する。これは、子音字が3個に対し、母音字がたったの1個であるので、母音字が子音字に圧縮されて短くなるとイメージする。
これも例外がある程度あります。

8.boat, read, coat の様な子音字+母音字+母音字+子音字のパターンの時は、母音字の一方だけを長く読む。もう一方のほうは読まない。これは、次のように考える。つまり、母音字と子音字の数が同じなので、互いに勢力が等しい。よって、母音字は圧縮されないということ。

日本語でHokkaidoと言う時と、hokaidoと言う時ではhoの部分を強く言えるかどうかの違いがある。日本語は高低アクセントだが、英語は強弱アクセントになるので、Hokkaidoのように、子音字二つでためを作り、その前の母音を強く読ませる形が多い。これについては、スポーツ観戦で「日本」を応援する時の言葉でも説明できます。nihonとはほとんど言わずに、 nipponといいますよね。これは、nipponのほうが強く言えるからです。「イ」の音を強く発音するには、nipponと言うしかないわけです。

名前動後(「メイゼンドウゴ」と読みます)。つまり、名詞のアクセントは前、動詞のアクセントは後ろ。これは、動詞の過去形などが語尾変化により作られるので、語尾の方を強くはっきり言う必要が生まれ、それと区別するために名詞は前を強く言うようになったため。一番簡単な例が、同じ語が名詞と動詞でアクセントの位置が変わるrecordの例です。ただし、似た単語でreportは名詞動詞ともに後ろにアクセントです。

長い単語は、短い単位に分けて、考える。enforcementは、en-force-mentとなる。


だいたい、以上の9個の読み方の規則で約8割以上の単語は読み方の説明が出来ます。

一時間に一つの規則を10個から20個くらいの単語を使って、練習する。次の時間はその復習、こうすると、だいたい、10時間から15時間ぐらいかかります。これを二回繰り返せば、週一時間でほぼ年間の時間数になります。

多少くどくなりますが、phonicsの必要性について、少し述べます。中学以上の学校では、評価のほとんどは、筆記試験で行われます。ですから、書くことが非常に重要です。「グランド」をgraundと書いたり、「書く」をwraitと書いたりする例が、かなり多くあるのです。これは、ある程度出来る生徒を含みます。phonicsの基礎を知っていれば、このような間違えはそもそもなくなりますし、スペルを覚える過程そのものがかなり楽になります。次に、今の日本では、自分で勉強しようとすると、どうしても、教科書や問題集、テキストなどの文字化された教材を使って自習することになります。塾や家庭教師、英会話教室などを自由に利用できる場合はあまり無いでしょうし、それであっても、自分が自力で勉強すると言う形が無ければ、いくら塾に行っていてもあまり力はつかないでしょう。ですから、英単語がきちんと読め、それを楽に書けるかどうかが、一番の基本になるわけです。オーラルアプローチが良いなどと言われていますが、せいぜい週に数時間しか英語の音に接しないのでは、ほとんど身に付かずに終わってしまうように思います。

この回答への補足

ありがとうございます!大変ためになりました!「可能なテーマ」というのは、卒論の内容と言うより、アンケートや、実験にできるような内容のことなんです。。問題点や解決策、現状などを書くだけでなく、実際のアンケート結果や実験結果から結論を出さないといけないので…音声学的なことも興味がありますが、もっと発達段階やteaching approachなどの教育学的見方が出来れば良いと思うのですが…なにかいいアドバイスがありますか?よろしければお願いします。

補足日時:2006/05/12 13:52
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