プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

徳はどのような過程を経て身につくのでしょうか?
一般的にいわれていることは全て抽象的すぎて理解しがたい部分があります。
どのような過程を経ると身につくのか、なぜそうすると身につくのか具体的に教えてください。
自信ありの方よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

ppooooさん、こんばんは。



お返事が遅くなりましたが、「徳」についての私の考えを述べます。

以下は「人生」についての私の仮説です。私自身は確信を抱いていますが、
人にきちんと説明できるまでには至っていないので仮説とさせていただきます。


[仮説1]
 第一は、人の願いは必ずかなう、ということです。
 ただし、願いの大きさによって成就するまでの期間は異なります。
 小さな願いは比較的短期間でかないますし、大きな願いは長い時間が
 かかります。
 ただし、なかなか願いがかなわなくて、願うことを止めてしまえば
 そこでストップします。

[仮説2]
 因果応報の理(ことわり)は実在します。
 善行を行えばよい結果が生まれ、悪いことをすればそれなりのしっぺ返し
 が必ずきます。
 ただし、いつ善行や悪行の報いがくるかは(今の私には)わかりません。
 しかし、時間が経過すれば必ず善悪の報いは生じるようです。


上記の仮説について、補足します。
願いを強く持てば、善悪に関わらず実現するようです。
世間には悪いニュースがあふれています。お金を横領したり、不倫したり、
暴行や殺人をしたりと...
結局、そういうことをする人はやはり悪なる願いを心に持っていて、それ
が実現したのだと思います。

逆に言えば、善なる願いも強く持てば、それは実現します。
「徳」を身に付けたいと思ったら、それを願い続ければいいのです。

次に、願いを明確にイメージするために勉強してください。
漠然と「徳」といっても、具体性が低いと願いがボンヤリして、なかなか
形に現れないものです。
いろいろな本を読んで、どういう徳を身に付けたいか明確にしておいた方が
よいでしょう。
オススメは歴史小説です。いろいろな歴史小説を読んでいけば、一人や二人
くらいは立派な人物が出てきます。坂本竜馬でも上杉鷹山でもいいですが
「こういう人物になりたいな~」という思いが出てくれば、それは潜在意識
にばっちりイメージされ、願望成就の糸口となるでしょう。

それから、因果応報について説明します。
悪いことをしていればそれなりの報いがあります。逆に日頃から善行を積んで
いれば、いつかはよい結果が出てきます。
この時、善行といっても何か見返りが期待できるような行いは、あまりポイント
が高くありません。女の子の気を引くために何かサービスしたり、ビジネスの
ためにお客を接待をするような行為は、ダメダメですね。目先の欲望をかなえる
ためには多少有効かもしれませんが、大きな願いをかなえる上ではダメダメです。

最上なのは見返りを全く期待しない、無償の行為です。
これを「陰徳」と呼びます。そして陰徳の行いを繰り返し行うことを
「陰徳を積む」といいます。

陰徳を積んでいくと、目に見えませんが、段々と自分の運がよくなって
いきます。やがてそれは大きなエネルギーとなり、自分の願いをかなえる
上で、大きな助けとなっていきます。


いささか信じにくいことを書きました。私のことを大ウソつきと思うかも
しれません。今の私にはこのことを証明できるだけの能力がありませんが、
自分の人生を通じて、この仮説を検証していきたいと考えています。

ちなみに、大きな願いをかなえるにはけっこう時間がかかりますし、その
ために陰徳も多く積まなくてはいけません。
「徳」を身に付けるというのは、かなりレベルが高い願いですので、1ヶ月
や半年程度では難しいかと思います。
けれども数年持続すれば、たいていの願いはかないます。がんばってください。
(世界征服をしたいとかいう無茶な願いは除きますが)


参考書籍:『「陰シツ録」を読む』著者:安岡正篤/致知出版社
     (シツはこざとへんに"歩"、下に馬)
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この回答へのお礼

長い間お返事が来なかったので
冷やかしかと思ってました。スイマセン。
冷やかす人が結構いるので、私も迷惑してます^^;
徳の形成過程となるとどうしても仮説的なものとなってしまうというご意見は私としても納得がいきました。
普段から薄々そのようにも感じてました。
仮説とはいえ、ご意見参考にさせていただきます。
後日再度見ることもあるとおもいます。

お礼日時:2002/02/26 16:29

失礼ながら、ppooooさんの登録情報のコメント欄、今までの回答履歴を見させていただきました。


「徳について」という質問をされるのが信じられないぐらいの人格者とお見受けしました。

従って、わたくしごときが答えるのもおこがましいのですが、少しでもご参考になれば幸いですし、私の回答がすでにご存じのことばかりで、目新しい観点がなければ、それなりの補足をお願いいたします。

「徳」および「人徳」を辞書で調べますと、「修養」とか「優れた品性」という言葉が出てきます(著作権上、そのまま書くわけにはいかないので、細切れにしております)。
「修養」を辞書で引くと、「学問を修める、精神を磨く、人格を高める」などと書いてあり、堂々巡り状態になります。

そこで、私は「徳」というものは「どれだけ他人のことを思いやれるか?」という風に解釈しています。
つまり、「徳のある人」というのは、「他人の苦しみ・悲しみを理解し、慰め、昇華させ、前向きにさせることができる人」の事と考えます。
では、どうしたら他人の苦しみ・悲しみを理解できるのでしょうか?
どうしたら苦しみや悲しみを慰められるのでしょうか?
どうしたら苦しみや悲しみを昇華させることができるのでしょうか?
どうしたら前向きな考えができるようになるのでしょうか?
この「どうしたら?」がご質問の本質かと思います。

私は、「自らが体験する事」で、それらのことができるようになると考えます。
ただし、体験の中には、他人からの伝聞や書物からの知識、それらの知識に基づく想像などを含めてもよいと思います。
落語の世界でよく出てくる「ご隠居」などがいい例かと思います。
長寿の間に得た体験の多さ、人間の気持ちの動向にも知識が深く、いかにも徳がありそうですよね。
僧侶というのもいい例かもしれません。
教典を読み(過去の知識を吸収し)、瞑想にふけり、人の世について様々な思いを巡らせている。

最終的には、人を感化させるだけの、説得力のある言葉を言えなければならないと思います。
どんなに優れた考えでも、他人にきちんと伝わり、納得してもらわなければ意味はありません。
従って、「伝え方」の技能も必要でしょう。

ここまでやって「徳のある人」が完成します。

では、最終問題です。
どうして徳を得ようと思うのでしょうか?
相変わらず勝手な想像が続きますが、こんな感じだと思います。
人に優しくしたときに感謝された(例えば、電車内で老人に席を譲ったら「ありがとう」と言われたとか)。
この感謝から得られる快感が、人間に徳を積ませる原動力になると思います。
人に優しくすることはいいことだ、他人を思いやることは自分もうれしいことなのだ、という事の繰り返しで、徳が身に付いていくのではないでしょうか。

一番身近なこのサイトの例で締めくくります。

ppooooさんも、このサイトに回答して、お礼がついたり、良回答ポイントが付いたらうれしいですよね。
「もっといい回答をしよう!」という気持ちになりませんか?

これが、「徳」の正体だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私自身、特のある人物といわれたのは初めてで、とても光栄です。
出も、正直いってその点自信がありません^^;

お礼日時:2002/02/22 14:48

ppooooさんの言うところの「徳」というのは、具体的に何を指しますか?

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この回答へのお礼

人徳のことです。
よろしくお願いします。

お礼日時:2002/02/18 18:52

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