超割スペシャルとスペシャルバーゲンフェア

今回、ＪＡＬとＡＮＡから７７００円で発売された、超割スペシャルとスペシャルバーゲンフェアですが、これって本当にお得なんでしょうか？
土日が入っているのならばまだ使えますが、
日曜～木曜日の日程で、
２か月前に買って、変更はできず、キャンセルは５０％＋４２０円。
それだったら、旅行代理店から出ているホテルパックの方が１０日前まで予約できて便利だと思うのですが。ホテル代を計算するとさして変わらないし・・・。

最近、安くなっているような錯覚を受けますが、普通運賃などは逆に高くなっているようなのですが。

前日まで変えた特割も設定がかなり減ったし・・・。

どうなのでしょうか？

No.4 回答者： todoroki 回答日時： 2006/08/04 00:34

　ちょっと待ってください。

普通運賃が高くなっているですって？
普通運賃を改定するときは国土交通省に値上げを申請し認可を受けないといけませんから
そんなに簡単にできるものではありません。
ＪＡＬとＪＡＳの統合後、値上げを申請したら
値上げしなくてすむからと言うから統合を許可したんだから
今値上げを認めるわけにはいかないと却下されたくらいです。
普通運賃はずっと同じままなんですが
割引運賃の設定や割引率が低くなった、の間違いですよね。

　なぜこれだけダンピング競争が起こったかというと
エアドゥやスカイマークなどの新規航空会社の参入に対抗するためです。
思い切った低料金で勝負する小規模航空会社をつぶすために
ＡＮＡやＪＡＬの大手２社も割引運賃で対抗したのです。
ほぼ同じような料金なら、便利な大手を利用してしまいますよね。
新規参入に危機感を感じたけれど勝負はほぼついてしまったので
そろそろ割引を減らしても大丈夫だなと判断したというわけです。
ＪＡＬの経営状態が悪化していてＡＮＡと合併するといううわさもあるようですが
もしそうなったらライバルがいなくなり、割引もほとんどなくなると思います。

　それで本題のフェア料金についてですが
なぜ値引きするかというと、空席のまま運航させるよりも
安くしてもいいから座席をいっぱいにした方がお得だという思惑があるからです。
ですから値引きなしでも利用が見込める夏休み期間には一切割引がなくなりますよね。
割引は空席が目立つ期間に設定するのが当たり前で
hanabusa2004さんが使えるか使えないかは問題ではありません。
いや、日曜日が入っているだけまだ使えると思います。
システム的に考えたらそういうものですから「だまされて」というのはあんまりです。
すごくお得なように「錯覚させた」のは間違いないですが。

　ホテルパックだったら１０日前まで大丈夫とお思いですが
ぎりぎりになって申し込んでしまったら
航空券が取れませんだのホテルが満室で取れませんということは珍しくないんです。
格安プランだと枠が狭くて、すぐにいっぱいになることが多いです。
また、ツアーで一度申し込んだら、便の変更は一切できません。
変更したかったら一度キャンセルして取り直しになります。
もちろんキャンセル料の対象になることもあります。
安い運賃を利用しようと思えば条件がついてしまうのは仕方ないことです。
パンフレットでは格安に思えても、早朝のフライトしか選択できず
都合のいい時間帯に変更するためには追加料金が必要で
結局そんなに安くならないというタイプのツアーも多いですよ。

　今回のフェア、お得なのは疑う余地はありません。
dod1972さんのように、これを機会に休みを取って旅行してみるかという人がたくさん出ることを
航空会社は期待しているのです。
この時期に休みなんて取れるわけないよ！という人には
何のメリットもない、それだけの話なんです。
航空会社の肩を持つつもりはないんですけどね。

No.3 回答者： dod1972 回答日時： 2006/08/01 19:40

私も、錯覚して買った口ですが・・・・

得な人には得、損な人には損だと思います。

得になる人
・時間をもてあましてる学生さん：超割、バーゲン、何でもありです。
・フライトマイル、登場回数を稼いで、航空会社の上級会員を目指している人
・札幌～沖縄を移動する人
・ホテルに泊まらず、カプセルホテルとか、旅人の宿とか、もっと安い所に泊まる人

損になる人
・社会人など、予定を立てにくい人
・ホテルを使う人
・比較的短距離の、二点間の単純移動

かく言う私は、仕事お休みにして、大阪→沖縄→仙台乗り換え札幌→大阪などという、風邪ひきそうなプラン・・・（爆）

No.2 回答者： m-tahara 回答日時： 2006/08/01 17:39

　今回「騙されて」購入しました。

　国内旅行の場合、一か所に留まることは基本的になく、（福岡発で）京都～大阪～東京だったり酷い時には東京～栃木～奈良～京都～香川と回ったりするので、パック旅行はまず使いません。と言いますか使えません。航空機と深夜バス（＋鉄道）を上手く組み合わせて時間を効率的に組むのが普通です。
　今回も元々滋賀県内を移動しながら回ろうと計画しており新幹線が第一候補だったのですけれど、飛行機の方が価格的にも時間的にもより良いと判明したため購入に踏み切りました。勿論かなり「お得」になりました。

　確かに普通運賃が上がっていることは残念です。
　しかしそのために尚更このようなバーゲンや特割などは私にとっては重要です。

No.1 回答者： travelKENKEN 回答日時： 2006/08/01 17:05

おっしゃる通りですよ。

航空運賃の通常料金や回数券運賃は以前より上がっており、おそらくはトータルの運賃収入でみれば航空会社の収入は増えていると思います。上げるだけでは批判が怖いので、センセーショナルな割引運賃を時々出して「航空運賃が下がった」という錯覚を消費者に植え付けているだけです。

バーゲン運賃も適用日が増えた代わりに取りにくくなりましたし、特割も適用する便が減ってますね。

単純な往復にホテルの宿泊を組み合わせただけなら、航空券＋宿泊のパックでも変わりません。

バーゲン運賃が得なのは、パックに無いような単純な往復経路ではない経路での旅行、例えば鹿児島から名古屋に飛んで、高山・京都観光をして伊丹から帰るとか、航空券つきパックでは扱いが無いような高級旅館に泊まるとかそういうレアなケースに限られるでしょう。

航空会社と消費者の駆け引きですから、うまく本質を見極めて賢く使うしかありません。

この回答へのお礼

回答有り難うございました。
単純往復＋ホテルだと、ホテルパックに比べて安くないですよね。
今日はＪＡＬ、ＡＮＡのサイトがめちゃくちゃ込んでいて、７７００円という報道にだまされた？人も多いんでしょうね。

お礼日時：2006/08/01 17:08