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私はラピュタやトトロやナウシカ、魔女の宅急便などが大好きなんですが、
最近のジブリの映画は、その映画そのものではなかなかストーリーが繋がらず、理解できないものが多いです。

それそのもので物語がわからなくて、
「原作読んで補足してください」じゃ、
なんか本末転倒のような気もするのですが、
ハウルの動く城も、ゲド戦記も、よく理解できませんでした。
(伝えたいテーマはわかっても)
だから、つまらないな~と思うのですが、
どうしてそういう傾向になっているのでしょうか。

あと、声優にタレントを起用しまくる最近の傾向も納得できないのですが、そのへんの思惑としては、やはりネームバリューで宣伝したいからなんでしょうか?

A 回答 (9件)

ディズニーと提携したあたりから昔と違う路線を走っている気はします。

確かにディズニーとかぶる作品は作れませんから。
プロダクションIGやGONZOが世界を見据えていつつも日本に根差しているのに対して、ジブリは始めから海外上映が決まっているから制約が多いのでしょう。

声の役者さんたちについては、徳間書店や日本テレビの意向が大きいように思えます。

アニメーターを月給制にしたはいいけど、会社を維持するためには仕事を続けなければならず、思うように作品を選べない、作れない。ここまで会社が大きくなれば更に維持するためにスポンサーのしがらみから逃れられない。
ま、それで経営側は問題ないと思っているのなら観客がどうこう言える筋合いのものじゃないです。気に入らない作品は見ない。但し、お気に入りの作品を作ってくれたなら拍手してエールを送る。ただそれだけです。
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この回答へのお礼

まあそうですね…。

でもなんだか残念です。

お礼日時:2006/08/21 13:16

個人的な感想と意見を述べさせていただきます。



批判的な意見を書かれる方は「ジブリ作品はこういうものだ」という固定的なイメージを持っていらっしゃるようです。
それは今までのジブリ作品で、一般的に非常に受けの良かった作品の殆どが似たような傾向だったからだと思います。
しかし「一般的に受けの良かった作品」=「宮崎駿監督が本当に表現したかったことを表現出来た作品」なのでしょうか。
私は必ずしも「=」では結べないと思います。
また、制作者が表現したいことを表現出来た作品が一般受けするかどうか?
それは難しいのではないでしょうか。

以前、どなたか忘れましたが作家さんか誰かのインタビュー記事にこんなことが書いてありました。
「売れる作品と書きたい作品は違う」
つまり、仕事で収入を得るために「書きたい作品」ではなく「売れる作品」を書いている、ということでした。
もちろん「売れる作品」にだって「書きたいこと」を少なからず絡めているでしょうけど、本当に書きたいと思っているものと全く同じとはいかないでしょう。
「売れる作品」=「書きたい作品」なら一番良いのでしょうけどね。

どのジブリ作品も何か表現したいものを表現しようとしてできあがった作品だと思います。
長い時間と労力(と、莫大な費用)を費やして制作した作品が、意味のない作品とは思えません。
ただ、その「表現したいもの」を見る側が絶対に理解しなくてはならないかというと、そうでもないでしょう。
単純に「面白かった」「面白くなかった」だけでも良いのだと私は思います。
それは作品を見る側の自由です。
キャラの声に俳優・女優を使うことに関しても、合う・合わないの意見を述べるのも見る側の自由です。
声をあてている俳優さんが好きだから見る、それも良いと思います。
逆に最近の作品は肌に合わないから、今後の作品は見ないと決めるのも自由です。
理解出来なかった、難しかった、だからもう二度と見ない、という意見も有りです。
理解出来なかった、難しかった、だからもっと繰り返し見て理解しよう、そういうのも有りです。
しかし「どうして最近の作品はこういう傾向の作品ばかりなのか?」という質問に対して正確に答えられるのは制作者側のみでしょう。


宮崎駿監督も人間です。
嫌な話ですが、いつかは亡くなられます。
しかし「スタジオジブリ」は無くならないでしょう。
宮崎駿監督亡き後も作品を作り続けていくはずです。
だから宮崎駿監督に頼りきりになるのではなく、「新しいスタジオジブリ」として独り立ちしなくてはならない。
森田宏幸監督の「猫の恩返し」や宮崎吾郎監督の「ゲド戦記」は「新しいスタジオジブリ」の先駆けではないでしょうか。
まだまだ宮崎駿監督の今までの作品に比べれば「大作」とは言えないかもしれません。
稚拙さや、荒さが目立つかもしれません。
しかし10年後、20年後も同じ評価とは限りません。

もっと長い目で最近の作品や、今後の作品を見ていくべきではないかと、私は思っています。
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この回答へのお礼

ただ「映画」として見た場合、
あの話のつながらなさをどう説明するのか、疑問です。

話が飛びすぎて意味がわからないし、
そのフォローもないため、薄っぺらくなってしまうような。

映画を見終わったあとに頭には余韻どころか
「???」という感想しか持てませんでした。

原作買えってこと?という意図すら感じます。

映画は娯楽作品が基本だと思うのですが、
それ一本で楽しめないのなら意味がないと思うんですよね…。

お礼日時:2006/08/21 13:25

>最近のジブリの映画は、その映画そのものではなかなかストーリーが繋がらず、理解できないものが多いです。



本当に昔の作品は映画だけで全て理解出来ていたのか? 私には信じられませんね。昔=若い時は、情報を集める努力が苦にならなかっただけでは? また、その時には分からなくても、色々な実体験を積み重ねる上で、アッあれはそういう事だったのか!と悟ることが出来たから、今理解出来ているのだと思います。
貴方が最近の作品がよく理解出来ないと感じる不満は、そのまんま自身に作品の鑑賞を熟成させておく余裕(心や時間等)が無くなった所為ではないかと思いますがどうでしょう? 

余談ですが名作映画と誉れたかい『2001年宇宙の旅』を観た事がありますか? これはまず映像美で圧倒されますが、その結末は凄い説明不足。その難解さに何度何度も反芻して楽しめる作品で、こんな名作もあるよ!という代表です(笑)

>声優にタレントを起用しまくる最近の傾向も納得できない…

貴方はテレビCMに手タレや足タレでなくアイドルや女優が起用されたら許せませんか? ラジオドラマを舞台俳優が演じると局に抗議しますか? 女優や俳優が本の朗読CDを出すと不買運動でもしますか? お笑い芸人が情報番組の司会を・・・別にいいじゃないですか。まあ目新しさ(この場合は耳新しさか?)は、それだけでセールスポイントになりますよ。
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この回答へのお礼

全てが理解できていたかと問われると疑問ですが、
でもおおまかのヒントがあり、
それについて「あれはこういうことを言いたかったのかな」と考える余地がありました。

でも、最近は「なんやらさっぱりわからんちん」です。

かいつまんで最後のメッセージだけは受け取れますが、
そう考えると映画の内容がとってもうすっぺらくかんじてしまいます。

もう最初と最後だけでいいじゃん、みたいな…。

今回は手島さんを売り出すためのプロモーション用映画だったのか、とさえ思います。

お礼日時:2006/08/21 13:23

僕も全く同感です


「ナウシカ」や「ラピュタ」を初めて見た時は、何というか見終わった後に頭の中で何度も映像が湧き上がり、何ともいえない良い感情になったものです。ビデオを何度も見た憶えがあります
個人的にはその後の作品にはそういう感情や感動がそれほどありません。戦争や環境問題等を上手く織り交ぜて悪くはないのですがね

それと声優ですか、僕も芸能人を使うのは大反対です。これはジブリ映画に限らず、こういった傾向が見受けられ残念です。有名芸能人ともなるとテレビでの先入観がありますから、意識するとどうしても違和感が生まれますね。それにアニメは声が命ですからプロの声優に比べると技術的にも明らかに落ちます
「ハウル」のSMAP木村は酷かったですね。でも、美輪さんはかなり合っていて良かった
この頃公開された「ゲド戦記」も、まだ見ていませんが、初めてV6岡田と聞いた時はガッカリでした。しかも主役級みたいだし・・・。宣伝見る限りでは少女の声は合ってそうですね。これは「宮崎駿」監督では無いので正式に宮崎アニメとして含まれるかはわかりませんが・・・。ネットを見る限りでは評価低いようですね。「宮崎駿」も原作者?だかに監督をお願いされたようですが結局息子の方になったようですし・・・。

見る側は内容や声優の起用については、作り手側の趣旨趣向に左右されますから個人個人が全て受け入れられるかというとそうでもないものなんです。音楽のアーティストでも次のアルバムでは今までと全く違う曲調に作ったり、同じ事をやっていてもいつか客には飽きられますからね。常に変化を求められるのかもしれません。有名芸能人を使うのもある意味刺激ではないでしょうか
あとは個人の好みの問題でしょう
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この回答へのお礼

メインキャラに有名人をもってこられると、
キャラに入り込む前に、まずその芸能人のフィルタを
通してしまうので、「あ~、岡田君ここの台詞苦労しただろうな~」って感じてしまうんですよ。
そんなかんじで映画が終わってしまうんです。

まあこれが受けているから、
ジブリも有名人起用を辞めないんでしょうが…。

お礼日時:2006/08/21 13:20

魔女の宅急便からは宮崎駿は表舞台に出ずに、別の人を監督に立てて作品を創ろうとしてきたが、


常に計画が座礁してしまい、やむなく宮崎駿監督でやってきたのがずっと続いている。
という話を目にしました。

仰る通り「原作を読んで捕捉して下さい」では、娯楽作品としては失敗です。
個人的には映画ゲド戦記は嫌いではないのですが、宮崎吾郎初監督作が名著が原作であり、
リスクの高い冒険であった事は解りきっています。
それをしなければならなかった理由は、僕には窺い知る事はできませんが、現在のジブリの苦しい
内情を現しているのかもしれません。

名作といわれるカリオストロの城は興行的には失敗し、ナウシカも紆余曲折を経て製作されました。
一般的に面白い宮崎作品と呼ばれるものも、本当に宮崎駿が創りたかったものなのか、最近では疑問に
思うようになりました。
これからスタジオジブリはどうなってゆくのか、注目していきたいと思っています。
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この回答へのお礼

>これからスタジオジブリはどうなってゆくのか、注目していきたいと思っています。

そうですね。

このまま「なんだか深いことを言ってるっぽいけど、
さっぱりわからない」映画を作って行くのでしょうか。

ラピュタのように明確で名作、そして深い。

そういうのを期待しているファンとしては
まどろっこしいですが…。

お礼日時:2006/08/21 13:18

直接の回答にならないかも知れませんが。


「ジブリ」とくくらず、「宮崎駿監督作品及び係わった作品」とくくらせて下さい。
初めて氏の係わったアニメ映画を観たのは、今から40年位前、私が6~7歳位の時です。隣のお姉さんに連れて行ってもらいました。
作品名は、当時誰もが知っていたはずの童話、「長靴をはいた猫」です。(当時ペンネームは「宮崎駿」ではありません)
子供心に、凄く面白かったですよぉ。本当に! 
最後のシーンなんか、後の作品に相当応用されていて、「天空の城ラプュタ」を観るとそのテイストを強く感じます。(他にもありますが)
猫の「ぺロ」は、当時「おばけのQ太郎」の主題歌を歌ったていた「石川進」さん。テレビにもよく出ていました。
3匹のネズミの中に、漫画家で当時から年齢不詳の「水森亜土」さん。
この方もテレビによく出ていました。
有名無名に関係なく、適材適所という割り振りのような気もします。

自分が、自発的に何度もレンタルしたいと思う作品は、
テレビの短編でルパンの「死の翼アルバトロス」。
長編で、「カリオストロの城」、「ナウシカ」、「ラピュタ」。
「トトロ」は、世間が言うほど本当に面白いと思われますか?
スピルバーグの「E.T」と同じで、評価に値する価値は無しです。
白黒のアニメ黎明期から、リアルタイムで観てきた中年の独り言です。
どうか、お許し下さい。
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この回答へのお礼

トトロを見た時、当時私は小学生で、
すっごいわくわくしておもしろかったです。
もちろん、今この年齢でトトロを見たら
名作だと思うかは疑問ですが…。

お礼日時:2006/08/21 13:15

まぁ徳間や日テレの意向もあるでしょうが、宮崎駿の考え方が一般人には難解で理解しがたい方向にいってしまったのかも知れませんね。



タレント起用については昔から。トトロで糸井重里、紅の豚で加藤登紀子とかそう珍しい話ではありませんし、お気に入りの声を使いまくるのもジブリの特徴ですね。
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この回答へのお礼

タレントを使えばそれだけでも
よい宣伝になりますからね…。
メインで使うキャラを有名人にしてしまうと、
先入観があるのでそのキャラに入り込めないです…。

お礼日時:2006/08/21 13:14

ゲド戦記まだ見てません。

でも評価が悪すぎるので期待せずに見られます。。。

個人的には「もののけ姫」あたりからおかしくなっているように感じます。
俳優とか俳優でもない人を声優に起用するのは別に悪いとは思いませんが、妙なこだわりのおかげで逆に作品の可能性を狭めているようにも感じます。
全体としては組織が大きくなりすぎ妙な看板をしょってしまったため、小回りが利かない典型ですね。劇場用大作という路線を改めない限り「怪作」の連続になりそうです。


名作「紅の豚」をお忘れなく
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この回答へのお礼

原作を読んでからなら、まだ
おもしろいのかもしれません。

紅のブタ、確かに名作ですね。

お礼日時:2006/08/21 13:10

>声優にタレントを起用しまくる最近の傾向も納得できないのですが


私もその意見には大賛成です。
そもそも、宮崎駿監督には声優には無名または新人の声優を起用するというポリシーがあり、私がジブリが好きな理由の一つでもありました。
しかし、最近このジンクスが崩れつつあり、内心ちょっと寂しい気持ちがしています。
ジブリ作品は、そんなことしなくても、日本の誇りとも言えるほど素晴らしいものなのに・・・。

それから、内容がだんだん複雑になってきているのも事実ですよね(笑)。私が思うに、もののけ姫あたりからこの傾向が出てきている気がします。
ただアニメとして純粋に楽しむ、それかつ今の社会状況に対するシグナルを含んでいる。それがジブリ作品群の特徴と思います。しかし、最近の作品はアニメとして純粋に楽しむ部分がいささか希薄化しているように感じますよね。大人でも一回見ただけじゃなかなか解釈につまるので、これが子供だったら本当に難しいのではと思います。

全体的な傾向として、昔と比べ大分傾向が変わってきていますが、やっぱり私ジブリが大好きです!
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この回答へのお礼

芸能人をメインで使われると、
そのキャラに入り込む前に、
「岡田君がしゃべってる」という
のが前提になってしまい、
入り込めないんですよね。
有名すぎて。

「アレン」として見れず、岡田君として
見てしまう…。

内容は深いんですが、
どうも説教くさいのばかりが先行してしまっている
ような気がします。

お礼日時:2006/08/21 13:09

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