小説家、或いは小説家を目指す人が登場する小説・マンガ作品を探しています。ジャンル、国産外国産かは問いません。例えば、
●村上春樹「スプートニクの恋人」「風の歌を聴け」
●高橋源一郎「官能小説家」
●クリストファー・ディヴィス「ジョーとその恋人」
●山田詠美「4U」
などです。
出きるだけ多く知りたいので、たくさんの回答をお待ちしています。
書籍名、作者、簡単な内容紹介、文庫の有無、出版社、価格を明記していただきたいと思います。短編小説の場合は、その中の小説の題名を明記してください。
宜しくお願い致します。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
思い出しました。
ホラーですが、
「ダーク・ハーフ」:スティーブン・キング 文春文庫 上下とも590円
「ミザリー」 :同上 648円
「骨の袋」 :同上 新潮社 上下合計5500円
それと、No.2の方の筒井康隆から1つ、
「文学部唯野教授」:岩波現代文庫 800円
大学に内緒で作家活動をしている教授が繰り広げるどたばたですが、小説中現代文学理論の講義をしており、とても面白いです。
日本の大学教授のレベルが本当にこれほどまでに低いのか、と驚き呆れますけど。
詳しく教えていただいてありがとうございました。私も筒井康隆のほうは読んだことがありましてkonkon0721さんと同じ感想を持ちました(笑)。
No.9
- 回答日時:
青年向けのマンガですが、六田登の「Fエフ」では、
ミステリー好き作家志望の女子大生が登場します。
この作品は小学館で文庫も出てアニメ化もされ、結構有名。
通常の大判コミックスでは全28巻。作家キャラは15巻から登場。
あらすじは、F1レーサーを目指す主人公(私生児)の下克上人生と、
戦後の混乱期にのしあがり一大財閥を築いた親父と二人の人物を
交互に平行して語ってる。大人でも十分読ませる名作。
ストーリーはドロドロでS・シェルダンみたいな話の連続。
恋人の不幸を犠牲に成功していく男?アゲマン・キラー系?
政治家として「一流の生き方」を追う親父の政変劇スキャンダル
を影からリポートしようとする作家志望の女の子が後半に
登場してきて準主役級の活躍をしてますね。
●村上春樹「スプートニクの恋人」「風の歌を聴け」
僕も読みました、春樹さんのなかなかポエマーなセリフや文章が好きで
アンダーラインとか思わず引いてしまうの僕だけ?
あー、そう言うマンガは実は苦手なんですよねえ…。なんつうか、今って、サイコっぽいのとか、遺伝子とかはあってるじゃあないですか(良く知らないけど)。わたし、山下和美(柳沢教授シリーズ)とか、庶民的なのが好きなんですよね・・・ああいうのほほんとした、やまじえびねとか・・。けど、読んで見ますね。
春樹さん良いですよね!セリフねえ!あと、比喩ももう抜群だと思いません?私は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」が彼の傑作だと思ってるんですけどね。そうそう、春樹さんのセリフが好きなら、きっと、森博嗣がお好きではないかとお察ししますが・・・どうでしょう(笑)?
無駄話を・・・(笑)。とにかく、有難うございます。
No.8
- 回答日時:
まんがですが、獸木野生(旧ペンネーム 伸たまき)さんの
「青また青」をおすすめします。
新書館のコミックスから出ていましたが、今はウィングス・コミック文庫「獸木野生短編集2 青また青」に収録されています。
(値段は文庫版で600円程度かと思います)
ストーリーは簡単には説明できませんので、とにかく一度お読みになることをおすすめします!
まんがの舞台はアメリカかと思いますが、獸木さんの公式サイト↓のプロフィールを読むと、半自伝的作品なのかなあ、と私は感じました。
(公式サイトに行くと、まんがの粗筋も載っているかもしれません)
参考URL:http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/index.html
No.6
- 回答日時:
2点紹介
(1)「ウロボロスの偽書」「ウロボロスの基礎論」竹本健治
何やら難解な題ですが、ミステリです。ミステリ作家は仲間で交流が多いようですが、作品の中で実在の有名ミステリ作家ばかり登場し事件に巻き込まれる内容です。
ただ、「とっつきにくいのは事実なので出来れば後者、更には下記の各品の最後にパロディ化されてますのでそちらを読んでから」
(2) 「どすこい(仮称)」 京極夏彦
やっぱりこちらですね!((1)の作品もパロディ化され収録)基本的に有名作品のパロディ連作の作品です。スター化した京極夏彦のギャグ作家としての天分100%遺憾無く発揮。分厚いけど、笑いが止まらない!
「すべてがデブになる」(→すべてがFになるby森博嗣)
「脂鬼」→(屍鬼by小野不由美)
「パラサイト・デブ」(パラサイト・イヴ)
「りんぐ<土俵>」
「ウロボロスの基礎代謝」
などで、「有名・ヒット」作の連作集です。
※ ちなみに、小説家が登場する小説は「自己言及」的になり、ともすれば「メタ・形而上学」的な難解作・前衛作になり勝ちです。『モデル』として実在作家登場の作品なら「ゴマン」とありますが、肖像権とやらの「違法行為」の危険を回避する傾向が、書き手にあります。
P.S マンガを忘れてました。「木島日記」(折口信夫をモデルのシュール・怪奇作)
紹介だけでなく、「ちなみに・・・」となかなかためになることを教えてくださってありがとうございます。京極夏彦はファンなので、ぜひ読ましていただきます!ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
読書傾向が似た人には滅多に会えませんが、貴方とは多少共通点があるかも?
以下の本、少ないですが参考になれば幸いです。
「ワンダーボーイズ」:マイケル・シェイボン ハヤカワ文庫NV 880円
文学教授兼次回作が書けない小説家の主人公とゲイの友人、小説家志望の学生、撃ち殺して締まった愛人の犬・・・が入り乱れる快作。映画も好評だったとか。
「鍵のかかった部屋」:ポール・オースター 白水Uブックス 920円
失踪した幼なじみが残した妻子と未発表の小説を託された男。やがて幼なじみの妻と恋に落ち、代理人として発表した小説は大評判になるが、やがて作者を疑う声が上がり始め・・・。傑作です。
今すぐ思いつくのはこれだけですが、思い出したら再登場させて下さい!
再びありがとうございます!
ワンダーボーイズ、知りませんでした。面白そうなので読んでみます。
オースターは私も好きで全作品読んでます!!!
余談ですが、ワタクシ、訳者の柴田元幸のファンでもあるんです。
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