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合唱をやっており、今、英語の曲を歌っています。
そこでとても気になっていることがあり、ここで質問させていただきました。

日本語に訳すと「輪廻」というアイルランドの詩集なのですが、恋人とのロマンチックなひとときのことが書かれた詩だと思うのですが、音楽はどこか不吉な感じがするのです。(気のせいかもしれませんが…)

詩の中に「山羊のミルクかワインを飲もう」という記載があります。
そして最後には「岡の上で山羊のミルクを飲もう」と言い切って終わります。

山羊は性、もしくは悪魔の象徴だという話を聞いたことがあります。また、ワインはキリスト教のミサに用いられるものなので、なにかこの詩には深い意味があるのではと思わずにはいられません。

キーワードが少なくて申し訳ないのですが、なにかピンとくることなどありましたら、回答いただけると幸いです。

A 回答 (1件)

その詩は Coolin (Reincarnations 1918)


http://www.arsisaudio.com/cd116.html
作者は ジェームズ ・ スティーヴンズ James Stephens (1880?-1950)
http://en.wikipedia.org/wiki/James_Stephens
http://www.colinsmythe.co.uk/authors/jamesstephe …
でしょうか。

スティーヴンズは、アイルランドの伝承や神話を紹介したり、それらを詩や小説に生かし、アイルランド文芸復興運動の中心人物のひとりとされます。

「輪廻」 も 「山羊」 も、アイルランド (ケルト) の神話になじみぶかいものです。
「山羊」 は、たしかに 「性」 ― 繁殖の象徴であったはずですが、それが 「悪魔の象徴」 になったのは、異教の神々を全部悪魔にしてしまったキリスト教の影響によるものです。

ただしこの詩は、質問者さんがおっしゃるようにぶどう酒についての言及があることから、ケルト神話を継承する語り手とキリスト教徒の恋人のあいだの恋愛のようにも感じられました。

「悪魔の象徴」 については、参考になる Q&A があります。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2321165
ケルト人の 「山羊」 神については、たとえばウィキペディアで 「ケルヌンノス」 の項目をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/
ケルト人の 「輪廻」 思想については、たとえば
http://members.aol.com/Cirmyc/celticwales.html

わたしはこの詩が気に入り、歌えたらいいなあと思いました。ご質問によってスティーヴンズを知ることができ、感謝しております。
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