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アメリカから来ていた友人が帰国することになり、せっかくだから漢字の詩か何かを、扇子に書いてあげようと思ったんですが…なににしたらよいものやら。
前になにかの漫画で見た、”花花…”とかで始まる詩がよかったような。人生は花のようになんたらかんたらとかいう意味だったと思うんですが…。
あとは昔昔に台湾人の子が教えてくれた、あなたの笑顔は花のように美しい…とかいう詩もステキだったけど、全然覚えてないっ!
どなたか、そんな風なポジティブな、かつ別れを惜しんでいるようないい詩があったら教えていただけませんでしょうか!
…英訳するのでできれば短めでお願いしまっす!!!

A 回答 (8件)

> 前になにかの漫画で見た、”花花…”とかで始まる詩がよかったような。


> 人生は花のようになんたらかんたらとかいう意味だったと思うんですが…。

おそらくこれは唐の詩人劉希夷の代悲白頭翁(白頭を悲しむ翁に代わりて)という詩の一節ではないでしょうか。

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
 年年歳歳 花 相似たり 歳歳年年 人 同じからず

 毎年毎年、花は同じように咲いているが、
 それを見る人は年々変わっていく。

別れの詩ではありませんが、分かりやすいという点ではいいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

これです!まさにこれです!
マスターキートンか何かでしたっけ…??

一番好きな花を聞き出したところなので、これならちょうどいいかも!ありがとうございましたっ!

お礼日時:2004/07/27 23:28

#6です。



先程の和歌の意味ですが、

一度別れてしまうと、しばらくは距離も離れ、次に会うまでの時間も長いかと思うと、こうして目の前に見ながら、もう姿が見えなくなってしまったかのように寂しい気がする、という歌。
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漢詩ではないですが、いい和歌があります。


異性の方であればいいと思いますよ。

在原滋春 (ありはらしげはる)

[わかれては ほどを隔つと 思えばや かつ見ながらに かねて恋しき]


別れると、あなたと私との間を遠くへだてる(ことになる)と思うから、一方では(こうしたあなたに確かに
)会っていながら、前もって(こんなに)恋しいのかしら。

参考にして下さい。
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唐代の詩人,劉商{王永を送る}詩。

が最もふさわしいでしょう。

君去春山誰共遊。  君去らば春山誰と共にか遊ばん
鳥啼花落水空流。  鳥啼き花落ちて水空しく流れ
如今送別臨渓水。  如今別を送って渓水に臨む
他日相思来水頭。  他日相思わば水頭に来たれ  

あなが行っえしまえば,山野の春を誰と一緒に楽しめばよいの。
鳥は悲しげに啼き,花は散り落ち,見る者もなく川は流れるばかり。
今,別れを送って渓水に臨みます。
何時のの日にか想いだしたなら,水頭に来てください。
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唐代の詩人,劉商{王永を送る}詩。

が最もふさわしいでしょう。

君去春山誰共遊。  君去らば春山誰と共にか遊ばん
鳥啼花落水空流。  鳥啼き花落ちて水空しく流れ
如今送別臨渓水。  如今別を送って渓水に臨む
他日相思来水頭。  他日相思わば水頭に来たれ  

あなが行っえしまえば,山野の春を誰と一緒に楽しめばよいの。
土地は悲しげに啼き,花は散り落ち,見る者もなく川はながれるばかり。
今,別れを送って渓水に臨みます。
何時のの日にか想いだしたなら,水頭に来てください。
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おはようございます。



そうですねぇ・・・送別の漢詩で私のオススメでしたら、

于武陵

勸君金屈巵 君にすすむ金屈巵
満酌不須辞 満酌辞するをもちいず
花發多風雨 花ひらけば風雨多し
人生足別離 人生別離足る

(私訳)
さあ、金杯になみなみとついだお酒を飲み干してくれ。
花は開けば、きっと雨や風が蹴散らすもの。
人生だって別ればかりじゃないか。
『だからこそ、今、この瞬間を君と共に楽しみたいんだよ。今が私の人生の最高の刻だ』

私の意訳よりも、有名な井伏鱒二師の訳ならば、

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガセテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

この訳でしたら、若しかしたらご友人も聞いたことがあるかもしれませんね。


送友人 李白

青山横北郭 青山ほっかくに横たわり
白水遶東城 白水 東城をめぐる
此地一為別 此の地 ひとたび別れを為し
孤蓬萬里征 孤蓬 万里にゆく
浮雲遊子意 ふうん 遊子の意
落日故人情 落日 故人の情
揮手自茲去 手をふるって ここより去れば
蕭蕭班馬鳴 しょうしょうとして 班馬鳴く

緑の山並みが町の北に連なり、清らかな川が町の東をめぐり流れている。今、君はこの地に別れを告げ、風に舞い飛ぶよもぎのように、万里のかなたへと去って行く。浮かんでいる雲は旅人の心を、赤い夕日は私の情をあらわしているようだ。互いに手を振ってここから去ろうとすると、別れて行く馬も悲しげに鳴くよ。

李白送別詩です。
私は大好きな詩なのですが・・・

送別  王維

下馬飲君酒 馬より下りて君に酒を飲ましむ
問君何所之 君に問う いずくにか之(行)く所ぞと
君言不得意 君は言う 意を得ずして
帰臥南山睡 南山のほとりに帰臥せんと
但去莫復問 但だ去れ 復た問うことなからん
白雲無尽時 白雲尽くる時無し

(私訳)
馬からおりて、君に酒を酌んでやった。
ところでたずねるが、君はいったいどこへ行くのか。
君は「思いが定まらないから、南山の帰ろうかと思っている」と言う。
そうか・・・では行くがいい。もうこれ以上何も聞かな事にするよ。君の行く南山にはきっと、白雲が永遠に尽きることなく浮かんでいることだろう。

志半ばにして、蟄居しなくてはならなくなった友人に送る詩です。ネガティブに感じるかもしれないけど、最後の白雲・・・の件は、その友の行く末に大空が広がり、思いは尽きることなく続いている事を祈る思いが感じられて、私は好きですね。
「さらば我が友」で英訳されているようなので、ご友人もご存知かもしれませんね。

有名どころで三選挙げてみました。
ご参考になれば幸いです。
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井伏鱒二の訳詩で有名な唐(618-907)の


于武陵[うぶりょう] が作った「勧酒」
と題する五言絶句はどうでしょう。

勧君金屈卮 この杯を受けてくれ
満酌不須辞 どうぞなみなみ注がしておくれ
花発多風雨 花に嵐のたとえもあるぞ
人生足別離 さよならだけが人生だ
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これは和歌ですけども、


「君や来(こ)し我や行きけむ思ほへず夢か
うつつか寝てか覚めてか」(意味…あなたがいらっしゃったのか、私が行ったのか。お逢いしたのは夢だったのだろうか、現実だったのか)

君のことを、いつも感じている…忘れはしないよ!って感じがして、私は好きです。

相手の方が同性か異性か、アナタが男性か女性かで
送る詩は変わってくるのだと思いますよ。
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