
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
#3です。
小節内のタイは、そこに含まれる「拍」をわかりやすくするためにつけられる場合があると申し上げましたが、実際の譜面では、あえてタイをつけないケースもあります。
よく見られるふたつの例をあげて見ましょう。
4/4で、「4分音符、2分音符、4分音符」という小節があったとします。これは「シンコペーション」といわれるリズムで、このように書き表されることがむしろ普通です。これを「4分音符、4分音符+タイ+4分音符、4分音符」とするとかえって見づらくなりますし、シンコペーションの特徴である、アクセントが小節始めの4分音符から次の2分音符に移動することもわかりづらくなります。これが小節内タイを使わない例の一つです。
ただしこれが「4分音符、付点4分音符、8分休符、4分音符」という上と似ていてちょっと違うリズムの場合は、(そのままでもいい場合ももちろんありますが)、「4分音符、4分音符+タイ+8分音符、8分休符、4分音符」のように、小節内タイを用いて書いたほうが、演奏上適切な場合があるのです。
No.4
- 回答日時:
楽譜では強拍を示さなければいけないことになっているのです。
4/4拍子の曲で2拍目と3拍目が繋がっているとき、「ここがアクセントですよー」と音符で示さなければいけないことになっているのです。
西洋音楽は規則的な拍の運動と定期的なアクセントでできています。だからそれを示さなければいけないのです。
6/8拍子と3/4拍子はアクセントが違いますね?その違いを譜面上で表現しなければいけないわけです。
この回答への補足
拍子は頭の記号でわかりますし、それにより全体通して共通なアクセントも分かります。毎小節全て敢えて「タイ」を駆使し、見た目でもそれ(拍子)を示すのが「作法」といわれれば仕方がありません。2拍目と3拍目をわけてつなげられても、最初からつながっていても、演奏上変わりないと思います。
全てタイをなくしてみました。(小節をまたがるものはもちろんそのまま)
見栄えは悪くなりましたが、長さが明確になり、ずっと簡単な曲に見えて、演奏もとても楽です。全小節で、あえて拍子を示す学問上、芸術上?のルールがあるということは分りました。ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
#1さんのご回答と、少しかぶる内容になりますが、
作曲家が、小節内に「タイ」を使うのは、いくつもあるのですが、とりあえず2つの理由をあげてみます。
1つは、そうしたほうが見やすい。
例えば4/4拍子で、4分音符、付点4分音符、8分音符、4分音符という音符が並んでいる小節があったとします。もちろんこれでも悪いわけではありませんし、こういう書き方を好んでする人もいます。しかし、作曲家が3拍目のビートをはっきり表示したいと言う場合は、付点4分音符を「4分音符+タイ+8分音符」に分割すると、3拍目が見えやすくなります。
2つ目は、結果的にタイで結んだ音符と長さは一緒でも、元の音符を引き伸ばしたニュアンスを表したいとき。付点4分音符ではなく、「4分音符+タイ+8分音符」とすると、4分音符がさらに伸びた印象を与えやすくなります。
もちろん現実はこんな単純な理由付けだけではありませんが、説明用としてかなりデフォルメして書いてみました。
No.2
- 回答日時:
音楽関係の講師をしてるものです。
質問者さんが見た楽譜がどのようなものかがわからないので、うまく答えられないかもしれませんが、私が生徒に教える時の中で同じようなことが出てきた時のお話をさせていただきます。
例えば
6/8拍子では一小節に八分音符が6つ入るわけですが、記譜法として、八分音符3拍分ずつ分けて書くようになってます。
その為、3拍目と4拍目がつながっている時に、四分音符を一つかけば2拍分ですみますが、分けて八分音符を二つ書かせてタイで結ばせます。
この6/8拍子に関しては趣味で習っている子にも徹底して上記のように教えております。
他にも下記のような場合に、一つでかける音符をわざわざタイで書かせる場合があります。
ただ先ほどの6/8拍子のように、絶対とまでは教えませんが、音楽高校や音楽大学を受験の生徒には注意しております。
それは、4/4拍子の楽譜を書く時に、2拍目と3拍目は一つの音符で書かない方がよいとされています。
ですから、2拍目から3拍目まで2拍伸ばす時に、二分音符で書けば済むものを、四分音符を2つ書いてタイで結ばせます。
っとまぁ、長々と説明いたしましたが、結局のところは記譜には、一つの音符で書いては拍がわかりにくくなる為、それを避ける為にルールがあるといった感じですかね。
No.1
- 回答日時:
私も専門的に音楽を学んだのではないですが、
まず、長さを示す音符のない場合
タイを()で囲みます。
付点四分音符(8分音符 二分音符)
そして、楽譜づらでうまくリズムを把握しやすくするため
特に細かくなってくると一拍単位でくぎって、拍を超えて伸ばすときにタイを使うという手法です。しかし、タイのほうが複雑になる(見える?)場合は、
四分音符 四分音符 8分音符 四分音符 (8分音符 →次の小節へ)と書いたりします。
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