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映画「ブレード・ランナー」の製作者が、
「シャイニング」の冒頭に使用されている山岳地帯の風景のフィルムを流用しようと思いつき、
キューブリックにその部分だけのフィルムを送ってもらったら、
3万フィートもあった、というエピソードがあります。
3万フィートとは時間で何分くらいに相当するのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

35mmフィルムは16コマで1フィートになります。


で単純計算だと3万フィートで480000コマ、これを時間に直すと5時間33分20秒になります。

なぜフィートが単位になっているかは新品の映画用のフィルムが1000フィートや400フィートなどフィートを単位にしているからなんですけど、現像料金は日本ではメートル単位でいくらになっていてややこしいんです。

それにしても冒頭のシーンだけで5時間とはめちゃくちゃな分数ですよねぇ。
晩年のキューブリックが企画していた「ナポレオン」では資料となる関連著書を2万冊近く集めていたという逸話が残ってますから、その懲りようがわかります。
キューブリックのドキュメンタリー「Stanley Kubrick: A Life in Pictures」などの作品でもいろんな逸話を知ることが出来て面白いですよ。
http://us.imdb.com/title/tt0278736/
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 先ほどは確認が足りず、お騒がせしました。

すみません。

 自分でスチル・カメラ用のフィルムとは規格が異なると言っておきながら、映画用の画面サイズが1コマ18mmx24mmであることを見逃していました。1フィート16コマなら、これで計算は「30分で2700フィート」に間違いがありません。
 結果として、質問の答は5時間半余りでしょうか。

 上側の「2分46秒16フレーム(100フィート)」は実験映画作家、飯村隆彦さんの作品の題名のようです。
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 今晩は。


 今、締め切られてしまうと非常に具合の悪いことになるので、取り急ぎ回答します。

 トーキー(無声でない)の映画フィルムは通常24コマ/1秒の速度で送られています。劇場映画用の35ミリフィルムのコマは縦が1インチです。映画フィルムというのはこのコマを縦につないだかたちになっています(一つだけ横につないで、横送りをするカメラと映写機のシステムがありますが、これは例外です)。
 と言うわけで、24コマ=2フィート(24インチ)=1秒になります。ただしどういうわけかこの重要な数字をウェブで見つけるのは容易なことではないようです。ウィキペディアにも記載がありません。
http://72.14.235.104/search?q=cache:-VrrewaL7cgJ …
1インチは25.4ミリメートルですが、上記のページに「画面サイズが24ミリ」とあるのは、写真用のフィルムと映画用のフィルムではコマの使い方が異なっているためです。

 3万フィートだと1万5000秒で、4時間10分くらいというところでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「2分46秒16フレーム(100フィート)」という記述がありました。
http://www.takaiimura.com/review/notemaj.html

こちらでは、「30分で2700フィート」
http://t-masuda.at.webry.info/200511/article_12. …

お礼日時:2006/10/22 21:06

映画のフィルムの場合、100フィートで約2分46秒と聞いたことがあります。


それが正しければ、3万フィートだとその300倍の13時間50分になると思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
シャイニングでは、1ショット100テイクも珍しくなかったそうですが…。
わずか数分のシーンを13時間ぶんも撮っていたのですね。

お礼日時:2006/10/22 16:25

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