電子書籍の厳選無料作品が豊富!

ルイ・ルロワが「シャリヴァリ」で印象派の展覧会を揶揄した文章のなかで、画家ジョセフ・ヴァンサンは架空の人物でしょうか?実際の人物?

A 回答 (2件)

洋ナシ(用無し)をトレードマークとしていた風刺新聞


「シャリヴァリ」Le Charivari が、芸術評論記者の
ルイ・ルロワ(Loius Leroy)の記事でも歴史に名を残すとは
皮肉な物です。
http://www.philophil.com/philosophie/representat …
(紙面構成を工夫して、余白を作り、文章で洋ナシを
作っているセンスはぴか一???)

さて、本題です。ジョセフ・ヴァンサンは架空の人物と推測できます。

理由は、ルロワが、単なる評論家でなく、彼自身は、サロンに出品していた画家でもあり、かつ当時著名な劇作家でもあったから、ジョセフ・ヴァンサンとの想像上の人物(風景画家)を作り出すのはお手の物と考えられます。実際にPissarroの絵『Gelee Blanche』への批評記事にあるような各国政府から勲章等を受勲しているジョセフ・ヴァンサンは、おりません。多分、印象派に影響を与えたJoseph Mallord Willian Turner のJosephとよくあるVincent( Vincent Van Goghは未だ世に出ていないはず?)との合成名でしょう。

http://www.artandarchitecture.org.uk/fourpaintin …
(この批判は、当時としては批判でしょう。でも今から読むと本質ではないかと考えさせられます。)

追伸:あのピンポンは、ただいま調査中ですから
今しばらくご猶予をお願い致します。
    • good
    • 0

ジョセフ・ヴァンサンは架空の人物です。


ルロワはヴァンサンをアカデミー派の風景画家と想定し、(想像上の)対話形式で批判を展開しました。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!