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私は近年ニートが急増した背景に、過去の就職難(就職氷河期)が関係しているのではないかと考えているのですが、学校では「やる気の無い人間」や「目標の定まらない人間」増えたためというふうに教えられています。皆さんはどちらの考えが正しいと思われますか?また、ニートの増加に歯止めをかけるような解決策としては、どのような事が有効だと思われますか?ご意見をお聞かせください。

A 回答 (10件)

もともとニート(NEET-Not in Employment, Education or Training、就業・就学・職業訓練のいずれもしていない人)という言葉は、イギリスの若年者雇用政策の問題分析の研究リサーチのなかで作られた造語です。

これは、本人のやる気や意欲にかかわらず、“社会構造”としての就職難問題を指摘したものです。

それが、日本でこのニートという言葉が一気に広まったのが、玄田有史・東京大学助教授の『ニート――フリーターでもなく失業者でもなく』という著書で、彼が意欲と就業関係を結びつけて論じたことから、ニート問題は本人のやる気のなさや目標の不明確さに結びつけられて論じられるようになりました。

したがって、ニート問題で、本人のやる気との関連で論じるのは日本的な状況です。もともとのイギリスのNEETという言葉には、「働く気のない若者」というイメージはありません。(このあたりの、日本特有のニート観については、いくつかの反論がではじめています。例えば、本田由紀『「ニート」って言うな』(光文社)など)

>皆さんはどちらの考えが正しいと思われますか?

わたしの個人的な意見を述べさせていただくと、どちらの見方も必要。
ただし、今の日本社会では、個人のやる気のなさを正規雇用になれないことの原因にして、就職難や雇用構造の変化などの、社会的要因をほとんど考慮していないことは、はなはだ問題だと思います。



>ニートの増加に歯止めをかけるような解決策

まず、ひとつめには、問題をきちんと分けること。
「意欲のない若者」「目標が決められない若者」ということと、「就職難」「正社員労働から派遣労働への切り替え」などの社会構造的な問題によって就職できない人とを区別すること。

ふたつめには、教育的支援の必要性
意欲がない若者に対しては、何がしたいのかを見つめるようなキャリアプランニング的な教育支援が必要。また、働く意欲がある人についても、このニートが増えた時期の25-35歳の人たち(「失われた世代」と言われている)に対しては、家にひきこもっていたり、短期やパートの仕事で仕事のキャリアが詰めていないので、それを埋め合わせるような職業訓練が必要。

三つめには、再チャレンジできる就業への道の確保
小杉礼子さんが「日本では高校卒業・大学卒業時にすぐに会社に就職しないと、ニートに陥りやすい」と指摘しています。つまり、日本では、就業に有利な機会が、学校卒業時の期間に限られていて、これを逃すとなかなか就職的ないシステムになっています。とくに、いちど正社員についての離職なら転職が可能ですが、卒業時になにも職についていないと、ほとんど正規職員で働くことが困難です。このような社会的なシステムを改め、卒業してから年数がたっても、就業できる仕組みなり支援なりが必要。
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この回答へのお礼

私もmilkymick様と同意見なんですが、学校ではこうした話は一切されません、何か不都合な事でもあるのでしょうか?

お礼日時:2006/11/13 10:17

同じ現象の言い換えでしょう。


>過去の就職難(就職氷河期)が
存在したので.勉学に勤しむ理由付けがなくなりました。
つまり「やる気の無い人間」になるわけです。
しかも就職は自分の確固たる意思を持っていると「うちはそのようなできない」として採用されることはありませんので「目標の定まらない人間」だけが採用される状態です。

同じ現象を言葉で言い換えているに過ぎません。

勤めていれば一生生活に困られ異様な社会を作ることです。
すくなくとも.現在の世代が死亡するまでは考え方が変わりませんから.(方針を変えると不況のときに受けた内容が騒がれます)続ける必要があります。

年金の切捨ても原因のひとつです。「年収の30%から50%(企業負担分を所得として計算)」しているのに.食うか食われるかの生活しか保証していない現在の商況では.信頼されることではないです。

最後に.消費税の税率分失業者が発生するといわれています。
短期的結果を望むのであれば.消費製廃止が効果があるでしょう。
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この回答へのお礼

大企業ではむしろ「目標の無い人」のほうが採用されやすいみたいですね…政治にも責任の一端があるのかもしれません。

お礼日時:2006/11/14 06:48

一般人の一意見です。


「やる気の無い人間」や「目標の定まらない人間」増えた。
確かにそうかもしれません。自分も今学生ですが夢などもっておりませんし、大きな目標も持っておりません。しかしながら、ちょっとした目標などは持っております。今年はこれをがんばろうとか、今月はこれをするぞとかです。
今現在の学校(自分が経験してきた)では、作文や文集で将来の夢について書かなければいけないことがありますが、あれは、夢や大きな目標がある人にとっては効果的だと思いますが、それらのない人にとってうっとうしいの何者でもありません。たっとそれだけでと思うかもしれませんが、諦めるきっかけは大きい必要はないのです。なので、ニートといった人たちはそういうことを何度か経験して、そのような夢や目標を持つことに対して嫌気がさしたのだと思います。そして、目標を持つことをあきらめてしまったのだと思います(全員が全員とは限りませんが)。
なので、大きな夢、目標も大事ですが、そんなことよりもっとわかりやすい目標、小さな目標を持たせることに力を入れるべきだと思います。そうすれば、目標を持つことの大切さがわかり、夢や目標を持つことにつながり「やる気の無い人間」は減ると思うのです。
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この回答へのお礼

小さな事からコツコツと…ですね、ニートの人は目標が無いのでしょうか?それとも失ってしまったのでしょうか?

お礼日時:2006/11/14 06:28

ニートでなくなるためには、別に正規雇用じゃなくてもアルバイトで働けば良いですよね。

フリーターはニートではないですから。(あるいは新たに学校に通えば学生という身分にはなれますが。)なので、就職難のせいだとは言えないのではないかと私は思います。

なぜ、アルバイトでもいいから働かないのか?私は、働かなくてもその人が生きていけている現状があるからだと思います。なぜ生きていけるのか?親、または保護者のお金で暮らしていけてしまうから。

思うに、親または保護者が学校を卒業した子供に生活費を与えなければいいのだと思います。明日の米がないとなれば、やる気があろうがなかろうが、アルバイトでもいいから働かなければならないのですから。働かなければならないとなれば、せめて少しでも自分の好きなことで働こうと考えるはずです。

生活に窮して、望んでいない仕事についてしまったのなら、不満がたまりますよね。その不満を解消したいと思うはずです。それが「ほんとはこういうことがしたい!」という目標になるのではないでしょうか。

私の考えとしては、ニートがなぜ増えたのかの答えは、「やる気の無い人間」や「目標の定まらない人間」増えたため、という方が近いと思いますが、その根本にある原因は、親または保護者の対応にあると思っているということです。
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この回答へのお礼

学校でも同じ事を言われます。親の問題…なのでしょうか?

お礼日時:2006/11/14 06:15

>学校ではこうした話は一切されません、何か不都合な事でもあるのでしょうか?



基本的に、時事問題に対して不勉強ということが大きいと思います。

責任逃れの面も、意図的にそうしているというよりは、「学校は正しいことをしているのだから、他に原因があるに決まっている」という思い込みが強いと思います。

「ぜいたく言わなければ仕事はある」という言い方は「宝くじは当たる」と言うのに似ていて、全面否定はできないが、量的にどう変化しているかを軽視している言い方だと思います。
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この回答へのお礼

まだ評価の定まっていない事を学校で教えるのは問題があるのかもしれませんね。

お礼日時:2006/11/13 23:39

ニート側の問題点としては、やはりネットとゲームが効いていると思いますが、今更これらを切れといわれても無理でしょうね。


特にネットの普及は大きいと思います。
一日中、PCの前にごろんとしてても飽きないというのは麻薬みたいなもんですね。

雇用環境がよくは無い、といったって、どんな仕事でも探せばあるでしょうから、言い訳でしかないかと。

学校で教えられてる意見の方が正しいと私は思います。

増加対策ですか・・・
ひたすら学生の尻たたくしかないのでは?
結局、モラトリアム気分でいると、まじめに就職活動もしませんからね。
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この回答へのお礼

やっぱりネットですか…選ばなければ仕事はあるかもしれませんね、でも学校では仕事を選びなさいと言われます。

お礼日時:2006/11/13 10:52

「増えた」というのは、ニートの認定の枠が増えたから。


実は結構あいまいな枠組みなので増やそうとすればいくらでも増やす事が出来ますよ。

そうですね。世間から悪口が減れば減るんじゃないでしょうか。
世間は物騒な言葉が氾濫してますからね☆
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この回答へのお礼

定義はいくつかあるみたいですね「水増しされてる」って話も聞きます。学校でもニートの悪口は許容されてる感じなんですよ。

お礼日時:2006/11/13 10:45

正規雇用が激減しています。



「景気の回復」と言われている中身は、人件費の削減分と、大企業減税によるものがほとんどだと言われています。

多くの学校は、子どもの変化を無視して、昔ながらの勉強スタイルを強要してきました。
そして、その結果、少なくない子ども達を、勉強がいやになるように追い込んできました。
ですから、学校教育にも、責任の一端はあるのでしょう。

その分を割り引いても、まともに働けない(使い捨てにされる)雇用情勢を何とかしないと、改善は難しいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

昔の教育が失敗だったのかもしれません、でも学校はなかなか責任を認めようとはしませんね。非正規雇用の問題もなんとかしないとです。

お礼日時:2006/11/13 10:36

時代のせい


…な~んて言ってはいけませんよね(^_^;)

最初は不景気で就職出来ない人が増えてしまったのが原因だと思います。
その頃の人達は、一応「就職出来ない」=「まずい」という認識があったので、せめてフリーターになろうと頑張りました。

しかし長年不景気が続くと、「就職出来ない」=「あたりまえ」と変化してきました。
働かないのは自分のせいではなく、仕事がないから仕方ないのだと、正当化する人達が現れたわけです。

そして現在。。。
仕事があっても働かない、働く気のない「ニート」が生まれたのでありました。
めでたしめでたし。

…って、全然めでたくないです、ごめんなさい。
結論から申し上げますと、学校で言ってる事はまぁまぁ正しいと思います。
就職難の時代は、もう過ぎたような気がしています。
(新聞等にもデータがグラフで出ていたりしますよね)
時代のせいにしてはいけません。
どんな時代でも、本人次第でどうにでもなります。
やる気を起こして下さい。

ニートの増加に歯止めをかける解決策は、昔のような「頑張ればむくわれる」社会にする必要があると思います。
頑張っても頑張ってもむくわれないような社会では、やる気そのものが失われます。
どうしたらむくわれる社会になるのかと言えば、やはり企業のトップが、そういった思考になってくれないといけないのかな?
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この回答へのお礼

昔は大変な時期もあったみたいですね、頑張れば報われる社会にするってことも大事だと思います。

お礼日時:2006/11/13 10:23

インターネット・ゲーム機の向上・普及等で、一日中家にいても退屈しないからかと思います・・・。

チャット等で会話も成り立ちますし。

まず、呼び名を「無職」「ぷ~たろう」に戻すべきでは・・・。
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この回答へのお礼

確かに最近は家にいても退屈しなくなりましたね、呼び方も変えた方がいいのかも?

お礼日時:2006/11/13 10:20

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