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侠気遺伝子の発見を知って、性遺伝子について考えを巡らしていたらふと気づいたのですが、爬虫類・魚類等においては受精段階(遺伝子が決定する段階)では無く、その後の発生の段階(孵化前の温度)や年齢、周りの環境等により性が決定される種がたくさん存在しており、これらの種においては性遺伝子は存在しない?又は、機能していないのでしょうか?または、考えにくいのですが性の転換と共に発生後に遺伝子が変わってしまうのでしょうか?それとも見かけ上は性が変わって卵を産んだり、精子を放出するようになっても性は変わらず卵を産むオスや精子を出すメスになるだけなのでしょうか?(この場合、何を持ってオス/メスを区別するのだろう)素朴な疑問ですが判り易い回答を期待しています。

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A 回答 (13件中1~10件)

>>遺伝子には多様性があるとおもいますが、それらの中でどれが正常でどれが異常なのか判るのでしょうか?



教授にもう一度質問してみたところ「遺伝子異常じゃないよ、塩基配列の異常だよ」と言われました。きちんと把握していないままお答えしてしまい申し訳ございません。

高等真核生物のDNAの塩基配列にはエキソンとイントロンと呼ばれる部位があります。エキソンは転写されて形質発現に関わってきますがイントロンはmRNAに転写されるときに削除されてしまい、形質発現には関わりません。ここらへんはエキソンとイントロンで検索すればいろいろと詳しいページがみつかるのでそちらをご覧になることをお勧めします。
それで、イントロン配列は生きていくのには関わりませんが、イントロンで異常が起きるとエキソンにも異常が起こることがあり、種によってイントロンの配列は決まっているそうです。でもエキソンにまで影響を及ぼすような異常でなければイントロンの異常は健康には影響を及ぼさない、とのことです。

そのため健康な人でもイントロンの配列には異常をもっている人が多いとか。

ここまで聞くとイントロンの配列なんてどうでもいいんじゃないか、と思うかもしれませんが、塩基配列自体はイントロンとエキソンが繋がっているため配列の異常がひどいとエキソン部位にも異常がでるためイントロン配列の異常正常は医学的に定義されているそうです。イントロンの配列自体にもなんらかの役割がある、という説もあります。

ちなみに人間の塩基配列はそこらの生物系大学学部のレベルの機材とマニュアルがあれば素人でも読み取れます。
量が膨大なので医学的に検査するには専門家と機材が必要ですけれども。

ご質問とはだいぶずれてしまいましたが私のいい加減な答えで混乱させてしまったようなので修正させていただきます。
URL先にイントロンについて乗ってます。

参考URL:http://iic00.cc.kochi-u.ac.jp/~tatukawa/edu/semc3/
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この回答へのお礼

>塩基配列自体はイントロンとエキソンが繋がっているため配列の異常がひどいとエキソン部位にも異常がでるためイントロン配列の異常正常は医学的に定義されているそうです。
イントロンがイントロンとしての機能(エキソンの結合部)を有するには当然それに見合った塩基配列を有さないと規格外のエキソンとして誤読される可能性があるから、イントロン配列も異常正常が医学的に定義されていて当然だと思います。しかしながら、塩基配列が解読されアミノ酸がらタンパク質合成が行われる際、塩基配列が異なっていても同一のタンパク質が合成される配列があるかと思います。(アミノ酸と塩基配列が完全な一対一対応ではなかったと記憶していますが)
するとタンパク質の合成に関しては数種の正常配列が存在するのでしょうか?また、生物個体からすると合成されたタンパク質中のアミノ酸配列が他の大多数の同種個体のそれと若干異なっていて正常若しくは優位に機能するのであればその元となった塩基配列は正常と見なされているのでしょうか?そしてかなり次元は飛びますが、遺伝子レベルでモンゴロイド、コーカソイド、ネグロイド等でメラニン色素の合成能が異なりますがこの場合、どの程度の合成能が正常なのでしょうか?それとの全て正常?(ではアルビノの場合は)これらを含め正常・異常の判断基準はどこに置けれているのでしょう?陸上に住む多くの哺乳類等から考えるとホモサピエンスは体毛が退化しており(犀、象、河馬も同様な気はしますが)これは哺乳類としては遺伝子異常なのでしょうか?一般的には進化と呼んでいるみたいですが、遺伝子レベルでは種の系統図のどこかで習得した寒さ・外敵からの攻撃等より体を守る体毛の形成という形質が必要性の低下等により遺伝子異常が容認・万延したことと取れえることも出来るように思えますが。如何ですか?

お礼日時:2006/12/31 13:01

ほ乳類のSRY遺伝子は、Sex-determining Region Y(Y染色体の性決定領域)から名づけられたとおりY染色体上にあり、この遺伝子があると生殖腺が精巣に分化します。



ただしSRYがX染色体に乗り換えたものがまれにあり、XXの雄を生じることがあります(ネズミのなかまで良く知られています。なかには、野生集団のなかに生殖能のあるXX雄がふつうにいる種もあります)。逆にSRYがXに乗り換えたためそれを失ったY染色体というのあるわけで、XYで雌型の分化をする場合もあります(ただし、生殖能がある例はたぶん知られていない?)。

SRY遺伝子の支配下には常染色体性の遺伝子もありますので、そういう遺伝子は雄雌共通にあるわけですが、SRYは雄にしかありません(というかSRYがあると雄になってしまうというべきか)。

>SRY遺伝子が侠気遺伝子なら全ての種においてこの遺伝子が発現したら雄になるのかな?

最初の回答にも書いたように、すべての種でオールマイティーな性決定因子というのはないです。また、SryとOtokogiは全く由来の異なる遺伝子です。ちょっと調べてみたら、Otokogiはあだ名(ウケねらいか?)もしくはsynonymで正式名はMID、類猿遺伝子はラン藻類や植物界には見られますが、動物にはないようです。
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ペア販売されている観賞魚で性転換する魚はクマノミ類がいます。


とりあえず、クマノミ類の性転換について説明します。

クマノミ類は一夫一妻の雄性先熟で、未分化生殖腺は最初に卵巣へと分化し、卵巣内に精巣組織が分化して両性生殖腺が形成されます(卵巣を精巣がとりかこんだ状態で、卵巣は機能していない)。
最初に精巣が成熟して雄として産卵行動に加わり、雌に性転換すると精巣は消失し卵巣のみとなります。
ペアの雌が消失すると、雄が雌に性転換し、3番目に大きい個体(生殖腺が成熟していない両性魚)が雄として産卵行動に加わります。

上記のことから、雌の死亡後に雄より小さい両性魚を購入すると、雄が雌に性転換する可能性があります。
店はクマノミ類が性転換することを知って売っていますし、雌が死亡しない限りは雄が性転換する可能性はないので問題にならないと思います。
同じ雄性先熟魚のクロダイ・キチヌは両性複婚(乱婚)は、体長9cmまでは性的未分化で、体長10~25cmまでは両性魚で雄として放精、体長27cm以上で多くが雌に性転換します。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答有難う御座います。クマノミ類というと少し前米アニメ映画で少しばかり話題となった魚ですね。魚類の専門店ではクマノミ類が性転換をすることは常識的なことかもしれませんが犬猫を主体に取扱って風潮に流されてクマノミを取扱ったpetshopでもその辺の知識を保有しているかは甚だ疑問なところはありますが(近年は技術の発達のおかげ手十分な知識を有していないのに流行に踊らされ”いきもの”を商品としてのみ取扱う業者・消費者が特に多い日本では)。
クマノミの例で示されるように原則的に未分化の両性魚又は雄を購入すれば問題はないようですが雌が死んだ後、しばらく間を置いて雌を購入した場合には雄が(雌の死亡により)雌に転換しまっていて両方雌という状況になる可能性があるやも知れない(雌から雄への転換はなさそうだし、貴殿の記述では雌の消失が雌への転換のトリガであると思われるから)

お礼日時:2006/12/31 12:16

お久しぶりです。

答えさせていただきます。

>>ただご回答の真ん中部に書かれているケースではSRY遺伝子の影響ではなく、外部からのホルモンの影響との事でこの場合は精巣部に不完全な卵巣があったり、卵巣部に不完全な精巣があったりというケースなのでしょうか?その辺は伺ってますか?

異常を生じる場合、俗に言う半陰陽(男女の両方の生殖器を持つ)や生殖器の異常なんかがあるようです。精巣や陰茎が異常に小さい人や、男性生殖器がありながら女性生殖器がある赤ちゃんの局部の写真を見せられました。
また、膣周辺がありながら子宮がない場合や、生殖器には異常がないが精子、あるいは卵子が生産されず子供を作れない場合などもあるそうです。

以外とあなたや私も実はXX遺伝子の男、あるいはXY遺伝子の女かもしれませんよ?
臨床の場では遺伝子異常があろうが遺伝子的な性と肉体的な性がずれていようが健康ならそれでよしという考えのようなので、明らかな異常があっても生存や社会的活動に問題がなければ
「ご健康な赤ちゃんですよ」
ですませてしまうようです。
その教授本人も
「僕にも遺伝子異常が何十個も見つかってるよ。普通普通」
と笑っておられました。

ご質問の魚類や爬虫類の話とずれてしまって恐縮ですがこんな話もある、ということで。

この回答への補足

この質問の本来の要旨は特に魚類や爬虫類に的にしたものではなく、
性決定遺伝子とは如何なるものなのか?(遺伝子に反した性、発生後の性転換、遺伝子上性が決定されない種における遺伝子とその個体の性の関係)であり、大変興味深い情報を頂き有難う御座います、
追伸:
私の遺伝子異常については、臨床学的には性染色体上にはまず問題は無いようです。(子供がいますので)他の部分については特に自覚症状がないのでよく判りませんが。処で遺伝子異常は簡単に見つけられるのでしょうか?(というか何が正常で何が異常かははっきり分かっているのでしょうか?遺伝子には多様性があるとおもいますが、それらの中でどれが正常でどれが異常なのか判るのでしょうか?また、最終的な形質の発現には多数の遺伝子が関係しているのが一般的で個々の遺伝子は正常でも全体として異常とか、個々には問題があるが全体としては正常とかいうケースも多々あると思います。なんにしても[多数派と少数派ではなく]異常と正常の区別は困難と思いますがいかがでしょうか)

補足日時:2006/12/25 20:59
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>また、最後に記載されている嵌合体について、細胞毎に遺伝子型が異なるということは



先に書いたように昆虫の性決定機構は多種多様なのですが、一例としてショウジョウバエの雌雄モザイクの話をしましょう。
ショウジョウバエの性染色体構成は雌XX、オスXYですが、性決定にかかわるのは常染色体とX染色体の数比です。常染色体1セットに対しX染色体が2本あれば雌、一本なら雄になります。Y染色体がないと受精能のある精子が作れませんが、それを除けばXOは完全は雄に分化します。

XXの受精卵が分裂するとき、染色体の分配に失敗してXOの核ができることがあります。この核から生じる子孫細胞はすべてXOで雄型の分化をし、そうでないXXの細胞は雌型に分化するので、雌雄モザイクになります。

Ring-Xと呼ばれるある種の染色体異常をもつX染色体は、受精後最初の核分裂のとき、一方の娘核に分配されないことが高頻度で起こります。正常XとRing-Xのヘテロ接合受精卵は最初の核分裂でXX核とXO核を生じ、発生が進むと、XXのテリトリーは雌にXOのテリトリーは雄になります。テリトリーの境界線は偶然に支配され、いろいろなパターンを生じます。

また、近年では性決定遺伝子を人為的に特定の細胞で強制発現、または強制的に抑制することで、雌雄モザイクを作ることもできます。

以上の手法は、性特異的な行動をつかさどる神経や、性特異的なフェロモン産生細胞を突き止めるなどの研究の道具としても使われてきました。

>ホモサピエンスにおいて新生半陰陽の方は精巣及び卵巣を有する個体が存在するとの事、この場合同一個体内のそれぞれの生殖腺内の遺伝子が異なっているということでしょうか?

真性半陰陽の起こり方もいろいろなパターンがあるようで良くわかっていないらしいですが、典型的にはやはり生殖腺の一方が雄型、もう一方が雌型のように性染色体構成のモザイクが見られるそうです。細胞分裂での染色体分配の異常、減数分裂の異常による性染色体の異数性などが関係しているのだと思います。
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この回答へのお礼

色々とためになるご回答を頂けるのでついつい湧いてきた色々な疑問に対しては追加質問をさせて頂き、またその質問に対するご丁寧な回答をして頂き有難う御座います。只色々と質問させていただくうちに質問の本質から離れてきてしまったような気がします。今までの他の回答者からのご回答も含めて整理すると、種によって性決定遺伝子をもつ種とそうでない種があり、原則的に性決定遺伝子を持つ種では性決定遺伝子の発現の有無で生殖腺の性が決定(外観上の性はホルモン等の影響を受けるケースが多い。)ただし一部魚類等では性決定遺伝子があっても生殖腺を含めての性転換もあるかも?。ということでしょうか?
ところで問題の本質に戻ると、問題の性遺伝子(SRY遺伝子?)は発現した場合、雄/雌どちらの性なのでしょうか?種によって異なるのでしょうか?SRY遺伝子が侠気遺伝子なら全ての種においてこの遺伝子が発現したら雄になるのかな?メスはこの遺伝子を持たないか持っていても眠ったままのか?ご存知ですか?

お礼日時:2006/12/24 17:48

私自身は専門家ではありませんが、人間やゲッ歯類の性決定機構の研究をおこなっている教授に伺ったところ、哺乳類でもXX遺伝子持ちで、なおかつSRY遺伝子を組み込んでやれば遺伝子はXXだが肉体は完全な男になり、逆にXY遺伝子持ちでもY染色体上のSRY遺伝子が異常を起こすと肉体上は女になるそうです。


そういう人間もまれに生まれているそうです。彼らは精子、あるいは卵子に異常を生じ、生殖不可能である場合があるそうですが、それ以外では健常者と全く変わりないとか。

あと、男女の双子の場合、母の胎内で互いのホルモンが混ざってしまいXXの男が生まれたりXYの女が生まれたりすることがあるそうです。こちらの場合は発生段階のどの段階でホルモンが混ざるかで性機能に異常を起こして障害をもって生まれたり、あるいは完全な男か女になるかが決まってくるそうです。

産婦人科で臨床研究をされていた人の話なので信憑性は高いかと思います。

いろいろ心臓に悪い写真を見せられました(笑)

この回答への補足

お礼の項で記述した生殖腺における染色体上の性と見かけの性との関係、支配的なのはよく回答を読み直して見たら支配的であるのはSRY遺伝子ということで、SRY遺伝子の発現で雄に非発現で雌ということなので卵巣に見えるのはやはり卵巣で、精巣に見えるのはやはり精巣なのでしょう。ただご回答の真ん中部に書かれているケースではSRY遺伝子の影響ではなく、外部からのホルモンの影響との事でこの場合は精巣部に不完全な卵巣があったり、卵巣部に不完全な精巣があったりというケースなのでしょうか?その辺は伺ってますか?

補足日時:2006/12/24 17:07
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この回答へのお礼

色々な情報有難う御座います。哺乳類においても見かけ上の性については完全に染色体とは異なる性で有るようですね。ただし生殖腺については前回答者の論では哺乳類は染色体支配だそうですので見かけ上は外見の性に一致した生殖腺でも機能的には遺伝子に副った性の不完全な生殖腺であるのかもしれませんね!?臨床研究の場合、該当器官が正常か異常かが問題であって本質的に見かけの性と一致しているのか染色体上の性と一致しているのかは大した問題ではない(発生学上は重要な問題かもしれませんが)と思われますので、この辺の情報をお持ちかどうか判りませんが、情報があればご回答いただけると幸いです。心臓に良くない写真、見慣れて(見入って)しまうのも問題ですが、逆に目を遠ざけてしまうのも問題かと!勉学のため、頑張ってください。

お礼日時:2006/12/24 17:00

#4です。


1)雄性先熟の生まれながらの雌(一次雌)の存在は確認されていないようです。
2)雌性先熟の多くの配偶システムはハレム型一夫多妻なので一次雄の存在に関係なく雌に著しく片寄ります。
ハレムには以下の3種類があります。
・なわばり型ハレム 雌は単独生活し、なわばりを形成する。
・行動圏重複型ハレム 雌は単独生活をしているが、行動圏が重複する。
・群れ型ハレム 雌は群れを作って生活している。
雌性先熟における性転換も起こり方は以下の3種類があり、種やハレムの分布密度よって異なってきます。
・後続性転換 ハレム雄が消失した後、ハレム内で最大の雌が性転換し、ハレムを引き継ぐ。
・独身性転換 大型の雌が繁殖を中断しハレムを抜け出して性転換する。単独雄として近接のハレム雄の消失をまち、ハレム雄の消失後にそのハレムを引き継ぐ。
・ハレム分割性転換 ハレム内に雌集団(行動圏が重複する雌)が複数存在しているときに、最大の雌が性転換してハレムを形成することで、元のハレムを分割する。
一次雄と二次雄の繁殖様式の違い
・一次雄 一次雄の頻度は種によって異なり、カゼリキュウセンでは全体の3%しかいません。
       一尾の雌と複数の一次雄で産卵を行うグループ産卵。一次雄が多いブルーヘッドラス(カリブ海にすむべラ科)。
       二次雄のなわばりに侵入し、二次雄と雌が産卵するときに割り込んで放精するストリーキング。一次雄が少ないカザリキュウセン。
       二次雄のなわばりに侵入し、二次雄がいないすきに雌とペア産卵するスニーキング。
・二次雄 なわばりに複数の雌がやってきて産卵を行うなわばり訪問型複婚
3)精巣のみをもつ雄も生まれるので本種がクローン集団だということはありません。
4)雌性先熟の一次雄、二次雄、雌は外部形態、生殖腺から識別できます。
・シラスキバハゼ
一次雄 両顎に犬歯状歯がある。頭部に黒色素胞がない。腹鰭がある。
二次雄 両顎に犬歯状歯がある。頭部に黒色素胞がある。腹鰭がある。
雌    両顎に犬歯状歯がない。腹鰭がない。鼻孔は前後に分化しない。
・キュウセン
外部形態から識別できませんが、生殖腺の形状で識別できます(要解剖)。
二次雄の精巣は卵巣が変化したものなので一次雄の精巣と形状が異なります。
一次雄 精巣が左右に薄い形状で比較的大きい。
二次雄 精巣が細長い形状で一次精巣や卵巣にくらべて小さい。
5)残念ながら、性転換する魚に性染色体がないのかはわかりません。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答有難うございます。
魚類においては遺伝子と性決定の関係はあまり明確ではないようですね?ところで話題はかなり飛びますが、ペットショップ等での熱帯魚等の販売で雌雄番での販売がなされている場合がありますが、その対象種は性が固定されているのしょうか?飼育しているうちに性が転換して繁殖させられなくなるようになったら!?”これは表示に偽りあり”でしょうか?この辺の情報(性転換)、魚類の販売を取り扱っている店でもあまり聞きませんが、問題にならない(対象種は扱っていない、性転換しても顧客は判らない)、問題にしていない(販売店の無知)によるものなのでしょうかね?

お礼日時:2006/12/23 10:59

>哺乳類では無理?


と言って良いでしょう。

>貴方の論理からすると基本的には遺伝子依存ではなく鳥類と同じく遺伝子の違いにより生じたある種の蛋白等(酵素、ホルモン)の影響で生殖腺の分化が生じ

遺伝子依存ということはそれにコードされるタンパク質に依存するということですが、最初の段階はホルモン依存とはちょっと違います。精巣決定因子(Sry遺伝子ということが知られています)は生殖巣原基のなかの体細胞性のセルトリ細胞を細胞自律的(つまりホルモンなど外からのシグナルによらず細胞自らの遺伝子の働きで)に分化させます。セルトリ細胞はホルモン性のシグナルを出し生殖巣を精巣に分化させます。その後の性分化は生殖巣から放出されるホルモンに依ります。


セキツイ動物でも、魚類、爬虫類、鳥類は生殖腺の性分化もホルモンが支配的です。他の回答者も書いている通り、自然状態では性染色体で性が決まっている種でも、ホルモン処理で生殖腺も含めて性をを逆転することができます。
ほ乳類では、ホルモン処理で外見の性を逆転することはできても、生殖腺の性は変えられません。実際、性ホルモンレセプターの異常などで、遺伝的なオスで精巣を持つけれど、それ以外はメス型の分化をするものがあります。(睾丸性女性症、マウスやヒトで知られています)。

昆虫ではホルモン性の性分化というのはないといって良く、体細胞、生殖細胞とも、すべて細胞自律的に細胞ごとの遺伝子の働きによって性分化が起こります。クワガタムシなどで時々ニュースになる嵌合体(雌雄モザイク)は細胞ごとにそれが持つ遺伝子型によって性が決まるために起こるのですね。

この回答への補足

ご回答及び新たな銃砲有難うございます。さて、睾丸性女性症について検索したところ、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』”半陰陽”の項でホモサピエンスにおいて新生半陰陽の方は精巣及び卵巣を有する個体が存在するとの事、この場合同一個体内のそれぞれの生殖腺内の遺伝子が異なっているということでしょうか?
また、最後に記載されている嵌合体について、細胞毎に遺伝子型が異なるということは1)単細胞からの発生個体でない(2個以上の受精卵の複合体である)2)発生過程で遺伝子が変化したとどちらかとしか私には推定できませんが間違っているのでしょうか?

補足日時:2006/12/23 09:52
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ちょいと調べてみましたが, ティラピアという魚ではアンドロゲンやエストロゲンで処理することにより XX雄とか XY雌 (さらには YY雄) も作れるんだそうです.


ちなみに馬では「卵巣が萎縮した XY雌」が見付かってるとか. 哺乳類では Y 染色体上の Sry が「何かして」精巣を誘導し, その誘導された精巣が雄化を誘導しているはずなので, この「何かして」の部分をうまく回避すれば「卵巣を持つヘテロ個体」も可能じゃないかな. ただ, この部分はまだよくわかっていないみたいですね.
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この回答へのお礼

興味深い情報有難うございます。
因みに「卵巣が萎縮した XY雌」は染色体上は雄だと思うのですが、XY雌と記述されているところみるとこの個体は精巣を持たなかった(元来の精巣→萎縮した卵巣)のでしょうか?
ところでティラピアについてですがこの種は元来遺伝的な性を持つ種なのでしょうか?それとYY雄に関しては正常個体と変わりないのでしょうか?(短寿命,虚弱その他の障害なし?)

お礼日時:2006/12/23 09:33

魚類で性染色体が確認されているは1割未満で、性転換する魚類では見つかっていません。


メダカやマス類は遺伝的に性決定される魚類ですが、人工的に性ホルモンを作用させることで雄化させることができ、マス類では養殖品種をつくるのに利用されています。
性染色体以外の性決定される要素には温度、pH 、幼魚期の社会的環境条件などがあり、北大西洋にすむトウゴロウイワシ科では、繁殖期前半の水温が低いときに産まれた卵は雌に、繁殖期後半に水温が高くなってから産まれた卵は雄に性分化する傾向があります。
魚類の性様式には、一生の間に一方の性でのみでしか繁殖できない雌雄異体と両方の性で繁殖できる雌雄同体があり、雌雄同体は以下の2タイプに区別できます。
1.異時的雌雄同体(隣接的雌雄同体)
性転換をするこにより、一生の間に両方の性で繁殖できる雌雄同体。
・雄性先熟
雄として成熟し、のちに雌に性転換する。
コチ科、クロダイ・キチヌ(タイ科)、スズメダイ科クマノミ亜科、ドジョウ科などの9科。
・雌性先熟
雌として成熟し、のちに雄に性転換する。
べラ科、ブダイ科、キンチャクダイ科、タウナギ科などの約20科。
生まれながらの雄(一次雄)と雌から性転換した雄(二次雄)が存在する種(キュウセン、ホンベラ、シラスキバハゼなど)と一次雄が存在しない種があります。
・双方向性転換
雌雄いずれの方向にも性転換できる。
ダルマハゼ、オキナワベニハゼ(ハゼ科)、ホンソメワケベラ(べラ科)、アカハラヤッコ(キンチャクダイ科)など。
2.同時的雌雄同体
両性生殖腺をもち、雌雄いずれの性でも生殖可能である。
深海性のヒメ目、浅海性のハタ科ヒメコダイ亜科などは性役割を交代しながら産卵行動を行います。
フロリダ半島・西インド諸島にすむリヴィルス・マルモラトス(カダヤシ目アプロケイルス科)は自家受精できる同時的雌雄同体です。
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この回答へのお礼

魚類の性に関しての詳しい説明有難う御座います。
ご回答を拝見させていただいて2,3の疑問が湧きました。
1)雄性先熟では一次雌は存在しないのですか?
2)一次雄、一次雌が存在しない雌/雄性先熟の種は同一世代での繁殖確率が極めて小さい(ほぼ全数が同性であろうから)様に思えますが現実はどうなのでしょうか?
3)同時的雌雄同体で、1個体のみでも繁殖可能なリヴィルス・マルモラトスの子供はいわゆるクローン体とそれに類したもの(親の遺伝子のみからなるが異なるもの:親の遺伝子をnmとするとnn、mmに相当するもの)
4)雌/雄性先熟の種における一次雄と二次雄、一次雌と二次雌は何か異なるのでしょうか(識別可能か)?
5)性が変わる種においては性染色体は無いのか?
有るとした場合、染色体の性と現実の性と一致している個体/不一致の個体では何らかの有意な差は認められるのか?
もしお判りでしたらご回答願いたくよろしくお願いします。

お礼日時:2006/12/20 23:01

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