山男って言っても、本格的な登山家などではなく登山サークルで無難に活動することが多いのですが、今回雪山に登山する計画があったらしくて私は結構必死で止めました。
登山した人で死亡者が出るのって、毎年冬のことが多いですよね。
今は大丈夫だとしても、毎年雪山に登っていたらどこかに驕りのようなものが出てきて油断が生じてしまう気がするのです。そしてそれがいつかは遭難につながる…と。
今私達には子どもはいませんが、将来息子や娘ができた時に待ってくれる人のことを考えず危険なことをする、といった悪影響を与えてほしくないというのも反対する理由の一つです。
なので、私は一人登山と雪山登山だけは毎回反対しております。
夫は一応断念してくれたものの、「他のサークル仲間の奥さんは理解してくれるのに」とか「ここで経験を積んでおかないと体がなまってしまう」とか「結婚して自分のやりたいことを色々制限されると辛いなぁ」と愚痴っています。
まるで私が相手を無理矢理押さえつけていると言われているようで、あまりいい気はしません。
結婚って相手のためにも自分の命を大切にする責任があると思うのですが、皆さんはどのように思われますか?
また、パートナーが雪山に登りたいと言ったら、あるいは雪山ではなくても危険なことをしたいと言ったら、好きなようにさせますか?
私は夫の言うように雪山登山を大げさに考えすぎなのでしょうか?
感想やご意見、アドバイスなどお待ちしております。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
登山に限らず、危険な行動をしようとしたら、家族なら止めて当然でしょう。
雪山登山が「どの程度危険なのか」というのはよく知りませんが、私の夫もNo.1さんと同じ職業でしたので「危険である」ということだけは知っています。助かった話、ダメだった話、悪天候の中でも救助に行かねばならず自分たちも遭難しそうになった話など、さんざん聞かされました。
山に登らなければならない夫は常に「万が一」に備えていました。徹底的に訓練を積むのはもちろん、かなり高額な保険に入ったりもしていました。私には「何が起こるか分からないので申し訳ないが、何があっても君が生活に困らないようにしておくから」と言っていました。
夫の場合は山が好きでその仕事を志望した訳ではなかったので、異動した後は登ることはありませんでしたが、趣味で登る人の「山が好き!」という気持ちはなかなか止められないと思います。実際、私の身近にも山が好きな人がいますが、どんなに怖い事例を話しても、やめようとしないですね…。
雪山の恐ろしさは、山に登る人なら誰でも知っているはず。自分が登っている間、どんなに家族に心痛を与えるかも分かっていると思います。
だから、ご主人は、不満を言いつつも、ご家族が何よりも大事、と思って下さったのでしょう。
質問者さんの心配を理解して、やめた方がよさそうだ、と決めたものの、やはり好きなことなので諦め切れず、愚痴を言ってしまうんでしょうね。
家族のために好きなことを諦めてくれたことを感謝し「私のことを大事に思ってくれてありがとう!」と話してみては?
危険なことであっても自分の生きがいとしている趣味を、諦めてくれるというのは、大変な心の葛藤があると思います。
家族のために、自分の命を大切にするのは当然のことですが、それよりもやはり「家族のために諦めてくれた」ということの方を高く評価してあげた方が、ご主人としても「諦めてよかったかな」という気持になりやすいのではないかな、と思います。
危険な雪山登山を止めるのは、妻として当然のことだと思います。
でも、好きな趣味を我慢しているご主人に「やめるのは当たり前でしょう」というのではなく、諦めた趣味に代わるアフターケア(ご主人を喜ばせること)をしてあげるのが、質問者さんの役目だと思いますよ。
感謝の気持ち。私にはそれが足りなかったかも。。。
確かに自分の大好きな趣味を諦めるというのは、私にしつこく反対されて仕方なしにとは言え、色々葛藤もあったでしょうしね。
アフターケアについては貯金して旅行するなど色々計画していることもあるのですが、態度や言動の方も「ありがとうね」の気持ちを表していこうと思います。
アドバイスありがとうございました!
No.6
- 回答日時:
No.3のJagar39です。
>夫もちゃんとセーブして危険なことはしないようにしていると言いますが、客観的なデータがないのに山の中での夫の判断力をどこまで信じて良いのやら…と思うし、そもそも社会人になってから始めた夫は山岳部の中でもペーペーで大事なことを判断できる立場ではないので、やっぱり心配です。
そこは旦那さんを信頼するしかないでしょう。客観的なデータなどどこにもありませんからね。
そもそも夫婦とはそういう信頼関係で成立しているもののはずです。
経験値については、社会人になってから登山を始め、たった5年でヒマラヤまで登ってしまった女性もいますから、単に年数でも始めた年齢でもありません。
登山は確かに危険ですが、登山に限らず自然を相手に何かする行為は全てある程度のリスクを負います。
私は海水浴は下手な冬山より危険だとマジで思っています。家族で海水浴に行くと神経張りつめるのでけっこう疲れます。川遊びはもっと疲れますね。
「危険だからセーブしよう」とか「そろそろやめるか」などと考えるのは、怖い目に遭ったり親しい山中間が遭難死したとか、いろいろきっかけがあるものなのですが、いずれにしろ最終的には本人の決断です。
山を知らない人に「山は危険だからやめなさい」と言われるのは、いわば医者が素人に「ノロウイルスは危険だから塩素系の消毒薬を使いなさい」と説教されているようなもので、とてもストレスが溜まります。
長い結婚生活の間には、この溜まっていったストレスはかなり決定的な作用を果たすことになりかいと思います。山に限らず、「自分の趣味」を否定されることは、自分の人格を否定されるのと同じくらい堪えますからね。
「山は危険だ」と言われる奥様方には、その「危険」も察知して欲しいと、半ば冗談、半ば本気で思います。
何にしても、旦那さんにあまり危険な山に走らせない一番の方法は、奥さんも登ることだとは思います。
家族を連れて行くとなると、当然レベルを数段落とさざるを得ないです。今まで10の力で登っていたのなら、2とか3のレベルまで落とさないとそれこそ危険ですから。
当然最初は物足りなくて淋しいのですが、何度か連れていくとそのうち「こういうのも悪くないな」と思ってしまい、だんだんガツガツ登る気持ちが薄れていくかもしれません。
う~ん。。夫婦の信頼関係と登山中の夫の判断力についての信頼度はあまり関係がないような気もしますが…。
>そろそろやめるか」などと考えるのは、怖い目に遭ったり親しい山中間が遭難死したとか、いろいろきっかけがあるものなのですが・・・
そんなきっかけを経験をする前に危険なことをやめてほしいのが本音です。
ただ、「山は危険だからやめなさい」というお決まりの台詞は素人が根拠もなく安易に使わないように気をつけようとは思いました。
仰るとおり、趣味を否定しているように言われるのは誰だっていい気はしないですもんね。
再度のご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
雪山でなくても登山は危険ですよ。
私の中学時代の担任(登山経験何度も有り)は夏休みに登山して遭難しましたから。
NHKのニュースにも出たし、夏休みなのに臨時の全校集会開く事になったし、そりゃもう大騒ぎになりましたよ。
当人は、1週間遭難して自力で下山、無事に生きて帰ってきたものの、捜索隊を出してヘリを飛ばしたので高額の借金できたって嘆いてました。
捜索って結構なお金かかるんですよ。何百万と。
生きて帰ってきた理由は、その山に何度か登っていて、食料を埋めておいたらしいです。
それを思い出して、埋めた場所を掘り返して、その食料で凌いだと。
何よりも年齢20代前半で色白だったのに、見た目30代後半肌は土気色に変化していたのは正直ショックでした。
人って極限状態で「もしかしたら、死ぬかも」って状況を体験すると人相変わるんだって思いました。
まるで別人でしたから。
>私は一人登山と雪山登山だけは毎回反対しております。
これは正しいです。
何度も登った事のある山でも遭難する事あるんですから。
「もしも、遭難したら、私だけ(質問者さんの事ね)じゃなく、いろんな人に迷惑がかかるんだよ。他人事じゃないんだよ。」って、ご主人に言ってあげてください。
ご回答ありがとうございます。
身近に遭難者の方がいると妙に説得力ありますよね。
うちも、遭難して捜索するときの費用についての話題は時々出しております。なので、色々な人に迷惑がかかるということを夫も少しは分かっているかな。
生きて帰ってきても高額の借金が待っているというのはあまり喜ばしくありません。雪山じゃなくても登山する際は、遭難する危険性については常に考えて、自分一人の体じゃないということを意識してもらいたいものです。ほんと。
No.3
- 回答日時:
"山男"です。
登山歴は25年ほどになります。高校・大学と山岳部で本格的にやってました。No.1さんの旦那さんと同じ仕事の人に助けてもらったこともありますし、一緒に救助活動をしたこともあります。
雪山といっても難易度、危険度はほんとにピンからキリまでです。
夏山でもピンからキリまでありますので、夏なら安心というわけでもありません。
私も学生時代は命のスペアが3つくらい必要な登り方をしていましたが、とりあえず結婚してからはあまり無茶はしないようにしています。
それでも雪山にも北アルプスのバリエーションルートにも単独で行ってますが。
一応自分の実力(体力・技術・知識)の6割程度で行ける山やコースを選んではいるのですが、そういう「自分の実力と山の難易度の評価」や現場で難しい状況になりそうな時の引き際の判断などは、学生時代の経験あってのことだと自分では感じています。
経験を積むことで「驕り」が生じるかどうかは、その人のパーソナリティにもよりますし、またその経験の質にもよります。連れていってもらうだけの登山を20年続けてもたいした経験値にはなりませんし、そういう人ほど「驕り」が生じる危険性も高いです。
普通にやっていれば恐ろしい目に何回かは遭うので、経験を積むにつれて謙虚になっていくものです。
旦那さんが今までにどのくらいの経験があって登山についてどういう嗜好なのか、結婚してどのくらい経つのかなどが判らないので、一般的なことしか書けませんが、普通の男は私も含めて結婚したら少しはセーブするものです。
どこをどうセーブするのかは本人の意志なのですが、どうセーブしているのかは登山経験者にしか判りません。
>私は夫には、趣味のために気楽な気持ちで山に登ってほしくはないのです。
趣味だからセーブできるんですよ。仕事になったらマジでいつ死ぬか判りません。
また、崇高な目的意識を持って一生懸命になってしまうと、どんどん自分の限界に挑戦したくなってしまうので、いずれどこかでほんとに限界を超えて死んでしまいます。マジに登り出すとすぐにヒマラヤの8000m峰に無酸素で、とかなっちゃいますよ。
趣味で気楽に登っているのが一番です。
旦那さんから一緒に登ろうという提案を受けているようなので、騙されたと思って一度だけ付き合ってみてはいかがでしょうか。
我が家はカミさんもたまに連れて登っていますし、年に2回ほどは家族(小学生の息子2人)も連れて登ります。
登山は夫婦共通の趣味として非常に良いと思いますよ。
一度登ってみて気に入るかどうかは判りませんし、それこそ旦那さんの経験とセンスがまさに試されるとき、なのですが、登ってみないと判らないことってたくさんありますから。
登山歴25年の方からのご意見、色々考えさせられました。
そうですね。日帰りコースのハイキング程度しか登山経験のない私からすると未知のことが多いので、一度くらいは山登りに付き合ってみるのも悪くないかなぁという気はします。
ただ、それでも1月2月の雪山登山や単独登山にはやはり難色を示すと思います。それ以外なら理解を示せるのですが…。
>どうセーブしているのかは登山経験者にしか判りません。
そこがちょっとひっかかります。夫もちゃんとセーブして危険なことはしないようにしていると言いますが、客観的なデータがないのに山の中での夫の判断力をどこまで信じて良いのやら…と思うし、そもそも社会人になってから始めた夫は山岳部の中でもペーペーで大事なことを判断できる立場ではないので、やっぱり心配です。
回答者さんの奥さんや他の登山仲間の奥さんは充分理解を示せるのでしょうが、私はちょっと無理そうです。
こんな私を奥さんにしたってことで、諦めてもらうしかないですね。他のことでカバー(旅行などの夫の他の趣味に付き合うなど)していこうと思います。
でも、登山歴25年の山男さんから色々お話を伺って、雪山のレベルについてちょっと調べてみようかなぁとは思いました。そうですね。そのレベルにもよりますよね。
それから、♯2さんも仰っていたように、少しくらいの愚痴は我慢して聞いてあげようかなとも思えてきました。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
旦那さんに「心配だからなるべくなら行って欲しくなってない」っていうのはすごく全うな意見だと思いますよ。
もちろん大げさってことは無いと思います。
でも、その意見を旦那さんはのんでくれて、大好きな山登りを減らしてくれたのなら、愚痴ぐらい聞いて(聞き流して、笑)あげても良いのでは?^^
「他のサークル仲間の奥さんは理解してくれるのに」
「私のわがまま(と言っておく)を聞いてくれてありがとう、ホントに感謝してます」くらいに。
ご回答ありがとうございます。全うな意見だと言っていただけてホッとしました。
そうですね。私も夫の好きなことを諦めさせて悪いなぁという気もしたので、再来年の春頃までには夫のもう一つの希望である夫婦で海外旅行をお金貯めて叶えてあげることにしました。(その話は既にしてあります。)
また、過去に私も大型2輪(バイク)の免許取得を以前夫に嫌がられて断念したいきさつもあります。
なので、私ばかり愚痴られても割りに合わないなぁという気がするのです。。。
No.1
- 回答日時:
奥さんの心配・・旦那さんも重々承知だと思います。
妻としては心配ですよね。
我が家の場合、雪山でも夏山でも関係なく・・ご主人達みたいな山を愛してやまない人達が不明になれば、「命がけ」で探しに行くのを仕事にしています。
地震が起きても、例え家族が災害にあっても・・家族より一般の人達を命がけで助けに行く仕事をしてるので「行かないで」とも言わないし。
台風や地震が起きるたびに「死ぬ時はここで一人だな~」と考えています。
そんな家族もいるので、ご主人の趣味に少しずつ同行したり、教えてもらうなどして「大事な人」(素人)を山に連れて行く事の大変さ、心使いが少しは変化するかもしれませんよ。
早速のご回答ありがとうございます。
回答者さんの旦那さんは危険なことを仕事にされているのですね。趣味で山に行くのと、危険を冒してまで誰かに助けに行くのとでは、何というか、行動の動機の崇高さが違いますよね。
私は夫には、趣味のために気楽な気持ちで山に登ってほしくはないのです。
私が同行する案も夫から提案されたことが何度かありますが、残念ながら全く興味がないので断っています。登山の際の写真を見せられて思い出話を聞かせてくれるときは、自然って素晴らしいんだなぁと思うのですが、自分が行くのは…ちょっとねぇ…といった感じです。
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