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日経225先物を買って(売って)ETF(日経225連動型)を売る(買う)というのはどうでしょうか。

先物の証拠金1枚60万円,連動型100株170万円,合計230万円あれば出来るのでしょうか。
初心者ですが,ぜひ教えてください。

A 回答 (9件)

裁定取引と言っても、鞘取りといっても、同じ事だし、株式市場でも、裁定取引ではなく鞘取りと言う人もいくらでもいますが、いずれにしろ、価格変動リスクが事実上ゼロのものから、銘柄間の鞘取りなど、結構リスクをとるものまであり、裁定取引という言葉自体がかなり曖昧な概念なので、一般論としては、「素人には裁定取引は無理」とか「パラメータがどうした」とかは、あまり関係ないです。

また、質問にある裁定取引は、かなり単純な例なので、電卓すら要らないと思います。
しかし、こういう単純な裁定取引の場合、最大のネックは手数料です。個人の場合、どうやっても手数料は割高になるので、手数料を払っても鞘が残る程価格に歪みがでないと、できません。いわゆる「プロ」と言われている人達は、一定の期間内に一定の利益を上げる事を要求されているので、確実に儲かる取引は必ず全部やる、というわけではありませんが、「それで確実に儲かるのであれば、機関投資家がとっくに実行しています。」というNo.1の方の回答は、ある意味で真実を突いています。商品にある程度の流動性(売買の活発さなど)があると、額としてもそこそこの利益が期待できるので、「プロ」と言われる人達が入ってきてしまいます。
個人も価格変動リスクがゼロに近い裁定取引が可能になるのは、出来立ての先物・オプションとか、まだ未成熟の商品に限られる傾向が、明らかにあります。(金先オプションが出来たての頃は、オプションの事が何もわかっていない個人が参入してきて、多少オプションが分かっている程度の個人でも、価格変動リスクがゼロの裁定取引は可能だった、と聞いた事があります。日経225のオプションも、出来立ての頃は、かなりミスプライスが多く、私自身、結果的に手数料を払っても絶対に儲かってしまうポジションが出来てしまった事はあります。その当時の手数両立はベラボーに高かったのですが…)

まぁ、225先物とETFの最良の売値・買値がわかる環境にすれば、手数料を取り返せる程、価格が歪むかどうかは、直ぐにわかります。で、充分な価格の歪みを発見できたら、後は如何に注文を素早く執行するか、という点にかかってきます。ETFが充分に成熟した商品であれば、手数料を払っても鞘が残る程、価格が歪む事は滅多になく、板を一生懸命見ている時間が無駄、という結果になります。こうなると、いくら経験を積もうが、どんなソフトを導入しようが、どうにもなりません。偶々出来たとしても、それは単なる幸運に過ぎません
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#7です。



arbitrage freeという言葉があるので、アービトラージは理論値が連動する金融商品間のサヤトリのことを言うのかと思っていました。

いいかげんなことを書いて失礼致しました。m(_ _)m
勉強になりました。




理論的に連動するものでやるのを狭義の裁定と呼ぶとすると、狭義の裁定は、抜けるサヤが(異常事態が起きない限り)極小。チャンスは短い。システムの支援と莫大な資金がある機関投資家でないと難しい。

広義の裁定は、片張りトレードより期待できる利幅が小さく、コスト高の上に、(経験則では連動性があっても)乖離が集束していく保証がどこにもない。
両建てコストは確定的だから、ローリスクとは言えない。



ん~~~~。サヤトリって、優しそうでいて難しいもんですね。-"-;



ついでですが、投資主体別の売買動向を見ると、証券自己部門は、NT倍率がいずれ縮小するという見通しに立って、TOPIX先物買い、225先物売りのポジションをとっているようです。


NT倍率は、再現なく拡大することはないとほぼ万人が信じて???いると思うので、新日鐵とJFEのサヤトリとはかなり違う気もします。。。
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No.5です。

質問者の方から、お礼も補足も無いので、興味を無くされたのかも知れませんが、結構肝心なポイントに触れた他の方の回答があったので、再度回答します。

“銘柄間裁定”というキーワードで検索してもらえばわかるように、ほぼ似たような動きをする銘柄を、売り買い両建する事は、裁定と呼びます。たしかに、日本株に於いて裁定取引というと、日経225と225先物のように、理論的には価格がほぼ完璧に連動するもの同士の両建を、裁定取引と呼ぶ事が多いのは事実ですが…。

裁定取引は、元々は英語ではArbitrage(アビトラージ)と言います。この言葉の説明は、参考URLに入れたサイトのものが妥当です。

英語なので、ポイントだけを要約すると、
1.アビトラージという言葉には、二つの異なる用法がある。
2.一つは、金融理論における「無リスクの取引」である。
この取引の場合は、利鞘が薄く、手数料だけでそれが飛んでいく可能性があるので、取引コストの低い投資家が、大量に行う事が多い、
3.もうひとつは、ヘッジファンドなどに見られる、価格の連動性が比較的高い商品を組み合わせた、リスクのあるアビトラージである。
4.前者の定義でも、現実には、完全に無リスクである事は稀で、流動性や信用など何らかのリスクを伴う事が多い。このような裁定取引が複雑になり洗練されればされるほど、リスクは積み重なり、後者のリスクのあるアビトラージとの違いは少なくなる。

現実に裁定取引をする側にとっては、理論的にリスクが少なくなればなる程、得られる鞘は少なくなり、売買執行時の流動性リスク(やってみたら、思った値段通りで売買できなかった、など)などのコントロールが重要になり、その為のソフトだのなんだのが必要になって、結局のところ、無リスクとは到底言いがたい取引になってしまいます。だから、金融理論で言うところの「裁定取引=無リスク」というのは、デリバティブを理解するには非常に基礎的な概念で、とても大切ですが、実際に投資する側からすると、かなり実感にそぐわない定義です。上のサイトでも、「リスクのあるアビトラージをアビトラージと呼ぶのは、数十年前からで、かなりスタンダードな使い方」と言っています。

やる側からすれば、銘柄間裁定のような、明らかにリスクを伴うものは、リスクがある分、リターンのチャンスもあり、それだけポジションを大きくする必要もないし、手数料の点で不利な個人も、それを相場観の成否で取り返すチャンスが出てきます。無リスクに限りなく近い裁定取引は、鞘が薄く、流動性などの細かいリスクの与える影響が大きく、実は悩むべき事がたくさんあります。実務的には、裁定取引を幅広く捉える考え方の方が、実態に即しています。特に個人にとってはそうでしょう。

手数料の高い個人が、市場全体の変動リスクを回避しつつ利益をあげようと思えば、銘柄間裁定などのリスクのあるアビトラージも、検討ぐらいはしてもよいと思います。

尚、NT倍率は、元々一定の範囲内に収まると考えられる根拠が全く無いので、単純に開きすぎに見えるから、という理由だけでは、ポジションはとれません。値嵩株の影響を大きく受ける225と、時価総額の大きい株の影響を大きく受けるTOPIXの特徴を考えて、NT倍率に関する相場観を持ってやるべきものです。過去のNT倍率との関係は、あくまで「そろそろやってみようかな」と考え始めるきっかけ程度に過ぎません。
もし、倍率に関する相場観が当れば、時間は掛かりますが、相場全体の上げ下げに関わらず、少しずつ含み益が増えて行き、反対に相場観を間違えれば、ゆっくりと含み損が増えて行きます。いつ利食うか(損切るか)の決断をするきっかけを何にするかがはっきりしたものがないのが、難点と言えば難点ですが、いずれにしろ、ポジションをとった後も、わりとゆっくりと考えられる取引手法ではあります。手数料の点を考えると、225先物とTOPIX先物との間でやった方がいいかも知れません。

参考URL:http://www.riskglossary.com/link/arbitrage.htm
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#6です。


書き漏らしたことを思い出したので。


225とTOPIXとかいう組み合わせは、理論的に連動するものではないので、もちろん理論的にもノーリスクでポジションを作ることはできないし、「サヤトリ」とは言えるけど、「裁定取引」とは言わないと思います。

少なくとも、新日鐵とJFEのサヤ取りは「裁定取引」とは言わないでしょう。
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225の先物と225のETFの間のサヤトリは、サヤが小さすぎますから、すでにご回答が出ているように、難しいと思います。




225やTOPIXの現先の裁定取引は、もっぱら証券自己売買部門がやっているそうです。
彼らは手数料ゼロですからね。



で、私はNT倍率があまりに開いたのを見て、TOPIX連動型のETFの買いと、225連動型の空売り、というサヤトリを考えました。

TOPIXと225の週足終値をExcelに落として、NT倍率を計算して、倍率が小さくなるまでにかかる日数を想定し、貸株料とか、電卓を叩いて計算。
「コスト負けする可能性が高い。建て余力を長期間、食いつぶされて、馬鹿らしい」と判断して諦めました。



その後、NT倍率は、私の予想を超えて、さらに拡大!!!

あ~~、やらないでよかった~ (;´~`)



新日鐵とJFEとかでやる人もいるみたいですが、そっちのほうが、リスクは大きくても面白みはある気がします。



関係ない話をして、すいません。 ^"^
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日経225mini先物を使えば、証拠金は10分の1で済みます。


うまくいくどうかはわかりませんが、ご幸運を。
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結論からいうと可能だと思いますが、このままではおそらく早々に株式市場から立ち去ることでしょう。


理由は1回まけたら資金がショートするからです。
次に再度余裕のある準備資金をもってして挑むとしましょう。
手ごたえは感じたが、目視ではサヤの生じた一瞬を見逃すことが多く失敗がかさむ。
今度は自動システムを率いて売買。
システムエラーやパラメータ調整などとの格闘
などを繰り返しているうちに3年の月日が経過しようやく勝てるようになる。といったパターンが平均的なようです。
しかしそうなるまでにほとんどの方は資金がショートし、市場を去ることになっているようです。
つまり、余裕資金を抱えた上で、貴方が「これは勝てる!」と思った方法を行い、失敗したら改善。を繰り返していく間資金が持てば生き抜けます。さや取りは比較的安全だと思いますが、それでも多数のリスクを抱えています。はじめはみんな初心者なんでまあ頑張ってください。
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サヤ取りは商品の用語で株には使用せず。


裁定取引と言います。
これには30種類以上はあると思いますが、
数理知識と適当な電算システム、システムソフトが必要。

電算叩く程度のものだと、OPTION+先物とか。
http://www2.monex.co.jp/lounge/hint/sakimono_opt …
初心者の場合、3年以上の学習+経験で、できるひとはできるかも。
できない人はできないでしょう。

もっと原始的な裁定取引もありますが、もったいないので、教えられません。裁定取引にニタモノに、つなぎ売りというのがあります。
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> 日経225先物を買って(売って)ETF(日経225連動型)を売る(買う)というのはどうでしょうか。


それで確実に儲かるのであれば、機関投資家がとっくに実行しています。
初心者が先物に手を出して儲かるのは、ビギナーズラックに恵まれた時くらいです。
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