電子書籍の厳選無料作品が豊富!

よく専門誌などに書いてありますが、アコギは弾き込むと音が変わってくる(好みの音になる、よく鳴るようになる、音に深みが出る)ようです。実際にはどういうわけでそうなるのでしょうか。材質である木材に何らかの変化が起きるのでしょうか。詳しく教えて下さい。

A 回答 (5件)

木材は切り出された時から少しずつ科学変化によって強度が増していきます。

切り出された後数百年は強度を維持でき、200~300年をかけて強度を増しながら、その後1000年位をかけて少しずつ劣化していくのだそうです。この辺りはバイオリンの寿命とぴたりと一致します。

木の細胞の配列そのものが変化し、より強固にバランス良く整列していくのだそうで、その結果、音の振動率が高くなって行くのだそうですよ。
またそれは経年変化だけでなく、木自体に振動を与える事により高まり、温度や湿度の極端な変化は悪影響だそうです。

「良い管理をした上で弾き込むと良く鳴る」というのはそういう理由です。

参考URL:http://sirdlaboratory.web.fc2.com/what's_vintage …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/25 18:16

 先ずは、木製のギター(アコギまたはクラッシックギター)にも寿命というものがあるということを承知して下さい。


 プロになるには、毎日10時間練習して10年間続けると言われてます。また、各回答者様が既に回答されているように乾燥による変化は勿論、温湿度の変化も影響を与える事は当然です。ネックを含めて弦の共鳴体として胴部が共振するので、木造家屋が地震に常時さらされているのと同じ状況と思って下さい。通常膠などの糊付けで作られているので弦の振動に共振するように全体が緩んで行くと思って下さい。
 フラメンコ・ギターなどの寿命は大変短い。前述のプロのような使用でも同様となります。また、日常の保管・管理が悪ければ同じ事です。

 つまり、ギターは温湿度の変化や演奏によって分解・壊滅への道を寿命まで歩んでいるわけです。その過程において、音量が変わったり、共振振動数が変わったりします。
 ですから、全ての楽器は基本的には、優しく取扱い、寒暖さや湿度変化の影響を与えないようにする事です。
 因みに、寿命が来ると箍の外れたような音です。

 ピアノ、ヴァイオリン、、、、全て程度の差こそあれ同じです。出鱈目な演奏や、調弦の合っていない演奏を行えば、そのように楽器が変化して行く事となります。

 演奏によって寿命が全うできたのならば楽器も本望でしょう。こうなったギターは自分の分身でもあり、処分などは到底出来ません。

こんな事も思いながら、是非、音を楽しんでください。


 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/25 18:15

こんにちは。



20数年前に買ってずっと愛用しているK-YAIRIのギターを所有しています。
購入する時には、同じ機種でもなるべく音が明るい物を選びましたが、
購入後数年は、日によってコモった音になったり不安定だった気がします。
年を経るにつれて乾いた感じに深みを加えたような安定した音に変わってきたのは、
他の方も仰っているように乾燥や振動が原因だろうと思います。

ギターケースやギター内部に乾燥材を入れるのが良いとか、
ギターケースに入れずに音楽を聴くスピーカーの前に置いておくとよい、
なんて話もありましたね。真偽は定かでありませんが。
あと、常にチューニングは神経質なほど正確にしていました。
(いくらやっても完璧には合いませんが。)
ボディに妙な響きが馴染んでしまう気がするからです。

あまり参考にならなくてすみません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>年を経るにつれて乾いた感じに深みを加えたような安定した音に変わ ってきたのは、他の方も仰っているように乾燥や振動が原因だろうと 思います。
→この辺が回答者の皆さんから頂いた一致した意見となるでしょうか。
 大変参考になりました。

お礼日時:2007/01/24 14:17

必ずしも弾き込めば音が良くなるとは限りません。


弾き込む事、年月が経つ事で音に変化がありますが、これも限りではありません。

変化を起こしやすい楽器は、楽器の持つ含水率が変わることによって変化する。(一般的に音が良くなったと言われる楽器は、最初より乾燥していると言われる場合が多い。)
または、スピーカーボックス等でも言われますが、鳴らし続ける事によって振動が馴染んでくる。と、言われる場合が多いです。(鳴りやすい部分と鳴りにくい部分の差が無くなってくると言われる。)

変化の少ない楽器は、仕上げにポリウレタンなど経年変化の少ない塗料を使用している場合が多いですね。
一長一短で
変化が少ない・・・同じ音の状態が維持できると考えられます。
変化が多い・・・・良くも悪くもなる可能性があると考えられます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

>鳴らし続ける事によって振動が馴染んでくる。
→こういうこともあるわけですね。

お礼日時:2007/01/24 14:15

こんにちは。


私は専門化ではないですが、若い頃からギターを弾いて30年になります。良く言われているのは、木が乾燥して響きが良くなるということですね。もちろん組み立てる前に充分に乾燥させた木を使うのですが、確かに弾き込むごとに音が良くなってきます。
ご参考に。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。木が乾燥してくるとは考えませんでした。

お礼日時:2007/01/24 14:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!