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自分は小説を読むのは好きなんですが、いざ何か書いてみようと思っても書く題材が何も思いつかず、自分は空っぽの人間なのかと非常に空しい思いをします。
こんな私はどうしたら小説を書き始められるでしょうか?ちなみに私の好きな村上龍氏は伝えたいことがあるから書くと仰っていましたが(「伝えたいこと」と「言いたいこと」は違うとも仰っていました)伝えたいことって無理矢理ひねり出すものでは無くて、自然と生まれるものなんですか?出来ましたら合わせてお教えください。

A 回答 (6件)

人生経験を積めば題材が手に入る…というほど小説を書くということは単純ではありません。

現に最近の文学新人賞など、10代の作家が多いですよね。インスピレーションが重要です。しかしそのインスピレーションを得るためにも、あなたが表現したいのは何なのか、何を伝えたいのか、そこを突き詰めてゆくべきではないでしょうか。
例えば1週間後に彗星が衝突して地球が滅びるとします。あなたはどうしますか。誰の所に行き、どういう話をしたいですか。
とにかく書いてみて下さい。何も出てこないなら、出てこないからっぽの自分の空しさ、焦燥…それを何かの形に移し変えて、文章に綴ってみては。他者の評価を気にする前に、とにかく書くことです。断片でもいい。何か書けたら、それを繋げていって見て下さい。形になればめっけものです。呻吟しながら自分の周りの世界を観察し続けていれば、テーマがひょっこり降りてくるかもしれませんよ。
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3番です。


そういえば村上春樹氏のエッセイ『やがて哀しき外国語』(講談社文庫)
の中に、アメリカの大学生に授業したときの話があります。
どうやって書くのか、物事の見方とか。
ある意味、シビアな話ですが。
「ロールキャベツを遠くはなれて」だか何かいう章です。

龍さんとハルキさんは作家として傾向が違うので、書くことへの考え方も違う点はあるかもしれない。
また、もしかして質問者さんはハルキさんの小説を好まないのかもわかりませんが…仮に小説が嫌いでも、エッセイだと世界がだいぶ違うので、試しに覗いてみては。

ここで皆さんおっしゃっているように、日常から見つけることが多いと思います。
変わった体験とかよりは、普通の物事を違う角度から見てみたり、深く考えてみたりするというような。

しかし私の場合、伝えたいことってわからない…かも(笑)
単に「言いたいこと」なだけかも。龍さんの言う違いはよくわからないけど。
あんまり「伝えたいこと」と考えると、かえって書けなくなっちゃうかもしれません。
まずは自分が書きたいことでいいのでは?

自分も書けないとおいて偉そうにすみませんが、
何年か前、雑誌の読者公募ショートショートで数回引っ掛かった(一度は掲載されて5000円もらった)経験から。
長編が書けないんです。溜めも大事だろうな。集中力と持続、持久力。
しつこく頭の片隅には置いているのですが、ストーリーがはっきりしなくて。

ショートショートは原稿用紙5枚分でしたけど、伝えたいことという風には考えていませんでした。
好きな世界を書きましたよ。
日頃から世の中について考えていることの反映はいくらかあっただろうけど。


そうだ、
自分は空っぽなのかと虚しい感じがするなら、それについて考察してみるのはどうですか。
自分で実感持てる事柄がいいですよ。でないと、なかなか書けないと思います。
たとえ作品はフィクションであっても(これを山田詠美さんは「内面のノンフィクション」と言いました)。
何もかっこいい立派なことを書かなきゃいけないわけじゃないですし。
文学って基本的にトホホなものだと思います。
古い名作の登場人物には情けない人、欠点ある人、ダメな人、つまり人間らしい人が多数!
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趣味で小説を書いている者です。



書きたいと思った初めは、そんなものです。
書いていても、ネタが見つからないときもあります。
書こう書こうと思って、いつも今日起こったことや、その辺の物について文章で表現していると、「こんなことでもネタになる」というのがだんだんとわかってきます。

極論だろうと思いますが、私がとある場所で趣味で書いた話を例に挙げますと、その日、冷蔵庫の中でバナナがまだ3本も残っていたのに、真っ黒になってしまっていたので、それを短編にしてみました。
意外にみなさん楽しんでくれましたよ。
まあ、文学ではなく、エンタテイメントですが。(目指すところがエンタテイメントなので)
これで伝えたいことがあるとすれば、バナナが黒くなったことだけです。
練習の一環ですよ。

伝えたいことは、初めはまるで浮かんでこないと思います。
何かあるんですけどね。
でも、練習を繰り返していると、自然と文章が浮かんでくるようになるんじゃないでしょうか。
私はそうでした。
かなり本数を書いてからですけどね、そうなったのは。
小説を考えることも、練習がいると思います。
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書きたいけど書けないでいる1人です。



>伝えたいことって無理矢理ひねり出すものでは無くて、自然と生まれるものなんですか?

そうですよ。
伝えたいことというか・・・話が何か思い浮かぶとか、こういうことを書きたいとか。
よしもとばななや村上春樹が好きでも、私にはああいう話は書けません。
頭に思い浮かぶのはSF系なんです。流行らないですね。
でも仕方ありません、思い浮かぶのがそういうのなんだから。
誰だったか、テーマは作家には意識的に選べないと書いていましたが、そうなんだと思います。

私は作曲ができないので作曲できる人が不思議ですが、たぶんメロディやリズムが頭の中に自然と生まれるんでしょうね。
音楽を聴くのは好きですが、私の頭の中にはメロディは生まれてきません。
だから私は、音楽を書くタイプの人間ではないのでしょう。

登山する人には「そこに山があるから登るのだ」というような言い方がありますが、「そこ(自分の中)に物語があるから書くのだ」という感じなんじゃないかと思ってますが。

この本の中に村上春樹さんが『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の話を思いついた経緯が書いてあります。
写真と短文から成る、読むには手間のかからない本です。
良かったら読んでみてください。
  ↓
http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%81 …
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まずはご自分の過去、現在を考えてみてはいかがでしょうか?人間生きていれば多かれ少なかれ様々な経験をするはずです。

学校生活、親友との出会い、恋愛、身近な人の死・・・。そういったごくごく日常的なことであっても、掘り下げていけばこういうことがあった、あんなことがあったというのがあるはずです。もし、質問者様が死にたいほど辛い経験や人生を変えた大事件というものをお持ちであればそれを掘り下げるのもよいでしょう。

もしくは、最近のニュースなどを見て、自分が気にかかった事件、事故、時事問題などを自分なりにあれこれ考え、調べる。そういったことも自分が伝えたいことの発見につながるのではないでしょうか?

99%の汗(努力)と1%の閃きといったのはエジソンですが、全く何もせずに伝えたいものが生まれてくるということはないでしょう。偶然の中の必然というか、自分なりにあれこれ探す中でたまたま発見するというのが小説などの創作活動の基本ではないでしょうか?

まずは、「何を」「なぜ」「どのように」伝えたいのかを考えていくことが第一歩ではないでしょうか?小説は書くことだけが仕事ではなく、考え、調べ、発見することも活動の中に含まれると思います。

絶対に揺らがないでっかい柱としての「伝えたいもの」(題材)をみつけてることから始めてみてはいかがでしょうか?
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非常に失礼な言い方になりますが質問を読まさせて頂く限り、恐らく絶対的な経験・体験・情報・想像が不足してるような気がしてなりません。


極端な言い方をしてしまえば、題材なんて日常全てに転がっています。
それをいかに自分のモノに出来るかだと思います。
経験や情報が溜まれば必然と書きたい物が出てくると思いますよ。
ファンタジー物にしてもそうだと思いますね。
>伝えたいことって無理矢理ひねり出すものでは無くて・・・
これもまた大変失礼ですが、そんなに高尚な目的で書きたいですか?
極端になりますが大体伝えたい事が無かったら書いてはいけない(書けない・書かない)のでしょうか?
そうじゃないですよね、「自分が書きたいから書く」んですよ。その書いた中から受け手側に伝わるものが有るんじゃ無いのでしょうか。
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