許せない心理テスト

初めて質問させていただきます。40代女性です。
先日の「女性は子どもを産む機械」発言(私はこの発言の前後も真意も、きちんと把握しているつもりですが、便宜上このように書かせていただきます)について、こちらのサイトをはじめインターネットで多くの書き込み・意見交換がありました。

その中で、特に女性の側から「日本はどう考えても子どもを育てにくい国だ」とか「そんな発言をする前に、子どもを産もうと国民に思ってもらえる環境作りをしろ」といった意見がとても多いと思いました。しかし正直、それって一種のワガママと思えてなりません。

日本が子どもを育てにくい国だと思う方は、一体どの国を引き合いに出されておっしゃっているのでしょう?また、国民に子どもを産もうと思ってもらえる環境作り、なんて政治でどうこうできない部分もあると思うのですが、具体的にはどんな環境が提供されれば国民は満足するのでしょう?

質問とはあまり関係ない私ごとですが、私は日本とアメリカで子育てを経験しましたけれども、色んな意味で日本のほうが遥かにラクでした。福祉制度や社会保障も日本のほうが豊富でした。そんな経験から、日本という国が子育てをする環境として著しく劣っているとはとても思えません。

皆様のご意見をお聞きできればと思います。よろしくお願いいたします。

A 回答 (16件中1~10件)

30代女性。

1歳の娘がいます。働いています。

欧米の国を引き合いに出す方がかなりおられますね。
質問者さんがアメリカでの子育てを大変だとお感じになったのは分かる気がします。
私は住んだことはありませんが、アメリカ在住のいとこの家に滞在したことがあります。
そのいとこには3人の子供がいますが、やはり大変そうでした。
なんと言ってもアメリカは医療費の問題がありますよね。
日本のように国民皆保険ではありませんからそれなりにお金がかかります。
国土が広く移動へ時間がかかること。おっしゃるように送り迎えはかなり大変だと思います。
またヨーロッパは階級社会でもありますね。
中流階級はいずれにしても、最下層の人にとって子育てが大変なのはどこの国も同じことだと思います。
北欧の税金の高さは目を見張るものがありますし。
スウェーデンは確か人材流出が10年程前に問題になったような気がします。
1人の人間が一月に一生懸命働いて得る給料と、10代の女性が未婚のまま出産し国からもらえる手当てが同額になったとき、まじめに働いている人間は馬鹿馬鹿しくてやっていられないでしょう。
給料の6割以上を税金で持っていかれることを良しとする人間もいれば否という人間もいます。
例えば20万の給料に対し12万円の税金を持っていかれれるわけですが、学費は要らないといっても残りの8万である程度の生活をしていかなければならないわけです。
子供の服も買いたいでしょうし自分だって少しは自由に物を買いたいですね。
日々の生活費もありますから、果たしてこれだけ税金をとられることが育児ひいては生活全体の面から考えてもよい制度だとは私は思えません。
さらに日本でいうところの消費税の税率は食料品では12%、出版物公共交通6%、その他のもの25%となっています。

日本のメディアの悪い所だとおもうのですが、ある国の突出した制度だけをクローズアップするんです。
確かにそれだけみれば素晴らしい制度かも知れませんが、それが抱える問題点などには頬かむりをしたままです。
女性が働きやすいというのも利点の一つとしてあるでしょうが、実際には離婚率の高さや子供の非行問題等、優れた社会保障制度と合わせて問題になっていることについてはどのメディアも問題にしようとはしません。

やっと質問の答になりますが、私の考えとして他の国と比較して特別子育てがしにくい国だとは思いません。ただしやすい国でもないと思います。
一つにはお金がかかりすぎます。
これは娘を育てている実感なのですが保育料が高いのです。
また日本は家賃も比較的高いですから、その家賃を含め生活のために働こうと思えば働いた分だけ一定の割合で保育料が換算されます。
ということは働いた分が保育料にほとんど消えていくといった逆転現象も有り得る話です。
そうなると返って働かないほうがいいということになるので、生活費のためだけでなく働きたいお母さんにとってはわけのわからないことになります。
また日本では公教育が一応無料ですが、いまどきの状況を考えたらそう簡単には地域の学校に進ませたくないという気持ちもあります。
なぜ公立の学校に進ませたくないのかは、昨今の教育に関するニュースを読んでみれば納得されることと思います。
では私立ならいいのかと思いますが、少なくとも日教組の教師が幅を利かしたり、学級崩壊が当たり前のような学校に行くよりは数倍マシだろうという程度です。
しかし経済的に許せば娘も私立に入れたいと思っています。
というわけで、やっぱりお金がかかりますね。
次に、子供が病気をしたときはどうしても休まなくてはならないのですが、多くの方が有休を使って休んでいるのが現状だと思います。
小さい子は何度でも病気をしますし、近所に祖父母などがいなければ1週間連続で休まなければならない場面は必ずあります。
そういったときの制度をもう少し考えてほしいと思います。
病児保育・病後児保育もありますが、どこにでもあるわけではなく数も少なすぎます。
また子供の病気で1週間ほど休む場合、現在は働く本人だけが医師の診断書を提出して使える傷病休暇等を条件付で子供にも使えるようにする等。
いろいろな制度の拡充を図っていただければ、子育てしやすい国になると思います。
その前提として、周りの人間が子育てに暖かい目を向けられるように意識改革をするのは言うまでもないことですが。
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一部


>実際、子供の育てにくい国、世界2位です。
 という意見があるようですが、これは自分の体験で語るべき物ではなく、数字で比較すればはっきりします。

まず『乳児死亡率』
http://ms-t.jp/Statistics/Data/Poverty.html

 その他の国を数字で比較しても日本は世界でも有数の子育てがしやすい国ですよ。
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大臣の発言に対して不愉快になったひとりです。


私は実際まだ子育てをしたことがないので、し易い国なのか、しづらい国なのかはわかりません。

普通、能力のない人間が、能力のある人間に対して、「社会のためにあなたの能力を発揮してください」という依頼をするとき、当然何らかの報酬・対価を提示しますよね?それが資本主義社会だと思います。
何の見返りもなく、「能力があるんだから社会のために能力を持ってる人に頑張ってもらわないと」とか言われても、労力をさく気にならないです。
それをワガママと言われるかも知れませんが…
でも、「社会のために」って強要する方もワガママだと思いますよ?実際経費もかかるわけですから。

「私には出産という能力はない。でも女性に能力を発揮してもらうために、こういうことで頑張りますから、女性も頑張ってください。」という主旨の内容の発言であれば、別にその例えとして機械よばわりされても全く気にならなかったです。
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私(男)の家には子供が4人おります。


子育てがしやすい、しにくいというご意見は100人いれば100通りあるかも知れませんが、子供が1人や2人の家庭と我が家では
その観点は違うかも知れません。
我が家は家内は専業主婦です。
私が子育てにはやはり母の常なるケアは絶対に必要という考え方であり、家内も同じ考え方なので、共働きはあり得ません。
別に親の資産があるわけでもなく、普通の会社員です。
もちろんそれなりに私も家事はいろいろ手伝っています。
それで経済的にはやっていけるか?やっていけます。少なくとも今はっています。

何が一番現実的に育てにくいかというと物理的なスペースです。
以前、地方都市に暮らしていましたので、家も広く、ほとんど物理的スペースを気にすることはありませんでした。
しかしながら、今は首都圏に住んでいます。
一戸建てですがそもそも首都圏では子供がMax2人ということ前提に建てられた家が大半です。
それに一番悩みました。
子供が多いと、人だけでなく持ち物も必然的に増える。もっともっとスペースが必要です。経済云々は二の次です。

そういうことは子供が少ない家庭では実感はないと思います。
その意味では土地の少ない日本は子供は育てにくいと思いますが、そのほかで
育てにくいと感じたことはありません。みなスクスクと育っています。
私も単なる机上のわがままが多いと思います。
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>日本ってそんなに子育てがしにくい国ですか?


そんなこと、全然思いません。

子どもに路上で働いてもらわなくったって、大人が当たり前のように仕事をして、子どもを食べさせていくことができます。
高校や大学まで当たり前のように行かせることができます。
病気やけがをしたって、生活保護や自己破綻や遺族年金という手段だってあります。

飢えて、死ぬことがない珍しい国です。スラム街のない珍しい国です。
もちろん、日本より素晴らしい社会制度をもった国はたくさんありますが、日本だって十分子育ては可能です。可能すぎるくらいです。

井の中の蛙の、日本人の理想が高いだけだと思います。
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実際、子供の育てにくい国、世界2位です。


1位は韓国。


今だと収入が足りないなど経済的理由もあるけど、日本の社会福祉が
おかしいんです。
もう死ぬしかない老人一人あたり250万も税金が使われているのに
子供には17万しか使われません。

250万だと、税引き後の年収に届かない人も結構います。
社会保険事務所などの税金の無駄遣いは別として、使われ方にも
とても大きな問題があると思いますよ。

あとは世代によっても違うと思います。
戦後の場合は子供はたくさん生まれました。
今は生まれません。出生率のことですけどね。

あと育てる側の問題として、ただ年だけ食っていて大人になってない。
ってことじゃないでしょうか。
母子家庭が幼稚園児のいる親で15%、130万世帯もいたらどう考えても
異常ですよね。
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私の田舎は共働きじゃないと生きていけない世界なのですが・・・


女性の職は、
・縫製工
・部品工
・各種福祉職員、公務員
など、定時がきっちり決まってる職か、残業が少ない事務しかなかった気がします。

都会の事務員や営業さんは、残業が終電近い場合が珍しくないので、子供を預ける時間がないと思います。
各オフィスに託児所が有れば、楽だと思いますが。
国の制度じゃなくて、各企業が託児所持ってないのがダメ。
テレビ局のADさんなんて、泊り込みの世界なので、そういう体制じゃあ、子供要らないって考えの集まりなんでしょうし。
日本は次世代を育てるモラルが低いって事なんでは?
未来の労働力なんて、どうでも良いって人が多いのでは?
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丁寧なお礼を頂きありがとうございます。



もちろん「私は子供を育てるために会社を辞める」という考えの方がいても、それが当たり前だと思うのです。
人の考えは十人十色ですから。

しかし、その考えがあるがために、女性の社会進出が阻害されることはあってはならないことだと思います。

私は福井県出身です。
福井県は共働き率1位で、私自身も共働き家庭で育っています。
高校に入るまで、専業主婦のお母さんがいる家庭の子を知りませんでした。
スポーツ少年団で県外の方と接することがあるのですが
「私立の女子高ご出身なのにお母様が働いているの?キャリアウーマンなのかしら?」と聞かれますねぇ。いやいや普通に会社員です。
家にいてもそうでなくても変わらないと思いますよ。
そうでないと、福井県人はみんな親の愛に飢えてますからね(笑)

私は時間より質だと思っています。
ずっと子供と一緒にいることで、ストレスが貯まって心を病んでしまう方も多いですし。
少しの時間でも「大好きだよ」という気持ちをどれだけ伝えられるかだと思っています。

それと、ヨーロッパの状態ですが、もちろん、全てがOKだということでもないです。
しかし、日本とは何が違うと考えたとき
「満足している」という所ではないでしょうか。
自分の国の福利厚生の満足度が90%後半というのは素晴らしいことだと思います。
日本ではそうなるでしょうか?
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私も#6さんと同じで、人の考え方が大きいと思います。


ご質問がかなり興味深い内容であり、私自身も色々考えさせられるところがあって、質問文を読んでから、日本の子育て環境について、サイトで調べてみました。

http://www.caretheworld.com/japanese/worldchild. …
http://www.ipss.go.jp/

直接制度とは結びつかないかもしれませんが、「人の考え方」を探るに当たっては興味深いことも書かれていて、つい読みふけってしまいました。

>具体的にはどんな環境が提供されれば国民は満足するのでしょう?
一番は「男性の意識改革」であると私は考えます。
ここのサイトでもよく見かけますが、やはり家事育児は女が負うものと潜在的にでも考える男性が如何に多いか。これに仕事まで負わされ、精神的負担までも負わされたら、そりゃしなくてもいい選択肢のある「育児」を棄権しようと考える女性は多くなると思います。
先日、「仕事より家庭では出世できない」と書かれた質問文がありました。まだまだこういう雰囲気のある社会では子育てはしにくいでしょう。
しかし、改革すべきは男性ばかりではありません。
私が実際に見聞きした体験ですが、前職(しかも保育所!)の長(女)が
「採用するなら、独身の若い女性がいいわね。結婚するといつ妊娠するかわからないし、子供がいると休まれて仕事に支障が出るから困る」
って堂々と言っていました。
女性社会であり、少子化対策の重点であり現場の長である、しかも女性(年配だからでしょうか)がこんなことを公に言っているうちは、政治が表向きにどうこうしてもダメだなぁと思いました。

しかも、私が先日読んだ本では、欧米諸国は、夫婦がリフレッシュするために子供を預けるのが普通だけど、日本ではこれがしづらい傾向にあり、(リフレッシュできない)子育てによって夫婦間の仲も悪くなることがあると書いてあったのです。私も元保育士で、何か所か職場を変わりましたが、どこに行っても「リフレッシュ保育」ってのはいい目で見られない、遊ぶために子供を預けるんだと悪く言われる、そういう現状なんです。

そして核家族化の進行も大きいでしょう。
人口問題研究所のアンケートでは、
「最初の子どもについて、夫妻の母親から育児援助があった場合、その後の出生子ども数は援助がない場合に比べて多い傾向が見られる」
という結果が得られたそうです。

確かに質問者さんがおっしゃるように、政治的に表向き制度を整えたところで、民間レベルではそうそう変わらないと思います。
幼少時から、男女関係ない家庭運営への参加を教えていかないことには、満足のいく環境を作り上げることはまず不可能でしょうね。
それを教える大人の意識改革がかなりの難題になりますが。

女性はそこが言いたいのだと思います。
それをワガママと言われてしまってはどうしようもないですが。
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私も質問者さんと同じようなことを考えたことあります。



香港人の友人がいるのですが、小学生の子供が一人います。子供は一人でいいって言っています。日本と同じで、香港も少子化傾向だそうです。
話を聞くと、日本の方がはるかに社会福祉は上です。また、香港の治安はいいですが、日本みたいに子供に携帯を持たせたら、確実に盗まれるそうです。治安面でも日本(最近は大分わるくなっていますが)はいい方な気がしますね。アメリカでは学校で親の送迎が必要なところもあるようですし。
また、日本の母子家庭などに対する保障はいい方だと思います。以前住んでいた事のある自治体は、母子、父子家庭の場合「子供が20才まで子供と親の医療費無料」です。母子家庭の友人に教えてあげたら、その自治体に引っ越してきました。

香港の話に戻りますが、香港で恵まれてると思えるのは「住み込みのフィリピン人メイドを格安で雇える」と「国土が小さいため、実家が近いことが多く、親に子供の面倒を見てもらいやすい」ことぐらいでしょうか。

上を見たら、キリがないんじゃないかと思います。ただ、日本の場合は会社の理解が少ないところが多いような気がします。うちの会社で、産休後復帰した人を見た事がありません。
香港の産休は6週間だったと思いますが、産前、産後も含まれますので、ほとんどの人は出産ギリギリまで普通に働き、産後に長く休むことが多いようです。日本のように1年とかは休めない様ですね。でも、それが普通でほとんどの家庭が共働きのため、あたりまえのようです。
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