セル画（デジタルではない）のアニメーションで

今、「銀河英雄伝説」を見ているのですが、
オープニングをはじめとして、
背景に人物のカットを乗せたときに、
人物の後ろの背景が透けて見えるという映像がよく見られます。
これは製作技術としてはどのようなものなのでしょうか？

No.1 回答者： noname#5751 回答日時： 2002/05/26 21:25

どういう絵かわからないのですが、「合成」ではないでしょうか？

●フィルムA
背景のみを撮影したもの

●フィルムB
フィルムAの同じ背景に人物のセル画を乗せたもの

この２つを撮影し、AとBを重ね合わせてフィルムCに定着します。
こうするとBの人物が「半透明」になったように見えます。

また、このときフィルムの一部を黒く塗りつぶしておくと「不透明な部分」を作ることができます。
例：AのフィルムにBの「目の部分」だけ黒く塗りつぶすとBの人物の目だけがくっきりと見えます。

たとえば怪獣映画で「人物」と「怪獣」を重ねるときに使う手法です。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ひょっとしたらセル段階で何かあるかと思ったのですが、
やはり撮影段階の特殊（といってもアニメ・特撮ではポピュラー）技法なんですね。

お礼日時：2002/05/30 19:51

No.2 ベストアンサー 回答者： ogatana 回答日時： 2002/05/27 00:19

多重露光による撮影技法で、使い方により「オーバーラップ」「ダブラシ」「スーパー」などがあり、fuyukiさんが回答されているようなやり方を「ダブラシ」と呼びます。

参考URLの第１部実践編「多重露出と光学効果」という所に詳しい解説があります。

参考URL：http://kei.no-ip.com/satsuei/index.html

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

同じ効果を上げるのにも色々手法があるものなのですね。
参考ＵＲＬ行ってみました。
正直難しいですが、
じっくり読んで勉強しようと思います。

お礼日時：2002/05/30 19:53