歩いた自慢大会

体操競技では、あん馬が非常に上手い選手が、「あん馬の神様」と呼ばれることが多いそうですが、
私は、ハンガリーのゾルタン・マジャールという選手しか知りません。

ゾルタン・マジャール選手以外の、歴代の「あん馬の神様」の選手名をできるだけ多く教えていただけないでしょうか? 

ちなみに、現在には、「あん馬の神様」は誰かいるのでしょうか? それは誰でしょうか?

A 回答 (1件)

 マジャール以前には、ツェラールという選手が圧倒的にあん馬が上手で、あん馬の神様と言われていました。



そのツェラールに最も肉迫していたのが、日本の監物さんです。

マジャールがあん馬の神様と言われた所以は、前移動(あん馬縦向き旋回前移動)という、それまでのあん馬の常識をくつがえす技を初めて取り入れたことです。マジャール移動とも呼ばれています。

後に、マジャールシュピンデルという、あん馬端縦向きひねり旋回を初めて成功させ、現在でも、この技はあん馬の技の最高峰です。
日本の鹿島がシュピンデルを開脚旋回で行い、誰にもマネのできないほどの捌きで世界的に定評があります。

マジャール以降、なぜかあん馬の名手はたくさん出現し、83~88まで活躍した、ベロツェルツェフ・モギイルニー(旧ソ連)・李小平(中国)が80年代を代表する、あん馬の名手でした。

日本でも、ロス五輪の山脇さんが「ヤマワキ」(馬の端から端まで一挙横移動)というオリジナル技を披露し、もはや日本選手はあん馬が苦手ではないと世界に知らしめました。ソウル五輪で活躍した、西川、水島、小西も名手でした。

90年代では、北朝鮮のペ・ギルスが、確か世界選手権3連覇を成し遂げたと記憶してます。

ちょっと前はウルジカ(ルーマニア)、鹿島、勝海浜(中国)の3選手がほぼ互角で優勝争いを繰り広げていたので、この3人が名手と言えるでしょう。

マジャール以降、あん馬の神様と言われる選手は出現していません。
個人的には、鹿島が世界一だと思っています。
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この回答へのお礼

大変お詳しい御説明をどうもありがとうございました。
お礼の書き込みが遅くなって申し訳ございません。
とても参考になりました。

お礼日時:2007/04/12 13:37

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