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5月の連休明けてから(5月8日)、新幹線を利用したいと思っています。東京駅から京都駅の午後3時台くらいを利用したいと思っています。
外国から里帰りで、3人の外国人を引き連れての旅行です。(私を含め4人)

何せ初めてのことでわからないことばかり。
快適な旅をイギリス人の家族のために計画してあげたいので、力を貸してください。

(1) 現在イギリスに住んでいるのですが、こちらでインターネットで購入する場合は「えきねっと」というサイトで購入するのが一番いいのでしょうか?

(2) チケットを予約する場合は、何を購入すればいいのでしょうか?
 (指定席を予約するときに乗車券も購入するか?と問われたのですが、これは何なのでしょうか??)

(3) 東京ー京都間は値段はどのくらいしますか?
(グリーン席と普通席での値段の違い)

(4) 京都への旅中、新幹線から富士山は見えますか?もし見えるときは、どちらの窓側を予約したほうがいいのでしょうか?

(4) 京都に行くのにおすすめの新幹線があれば教えてください。

初歩的なことばかりの質問でお恥ずかしいのですが、どうかお力をお貸しください。
よろしくお願いします
  

A 回答 (9件)

(1)えきねっとでもいいのですが,どうせなら現地の旅行会社を利用してみては?


(2)チケットの購入には乗車券と新幹線特急券が必要です。
(3)乗車券は7980円,特急券は4730円です。またグリーン車利用時にはグリーン料金5150円が更に必要です。
必要なんですが,のぞみのグリーン車は僕が思うに日本のグリーン車ベスト3に入ります。
是非一度お金に余裕があれば乗ってみてください。
(4)はい。北側(D,E席 グリーン車ならC,D席) に見えます。
普通はのぞみを利用することになるのですが,4人ともジャパンレールパスという
外国人用の鉄道パスが使えそうなのでそれを使うならひかりの利用になります。
ジャパンレールパスについて…http://www.japanrailpass.net/ja/ja001.html

あと僕が回答する際にいつも載せているのですが,電車の外観,内装写真です。
500系のぞみ…http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_500.h …
700系のぞみ…http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_700.h …
300系ひかり(JR東海バージョン)…http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_300.h …
300系ひかり(JR西日本バージョン)…http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_300we …

更に補足をいれておきますと外国の方は特に500系ののぞみに乗りたがるそうです。
あの斬新なフォルムをかっこいいと思うようです。
また500系は今年7月のダイヤ改正で東海道新幹線の乗り入れをやめますので是非この機会に。
500系の希望時間帯に近い時刻のものです。
東京15:50発…http://ekikara.jp/newdata/detail/1010001_01/1419 …
東京17:50発…http://ekikara.jp/newdata/detail/1010001_01/1418 …

この回答への補足

もうひとつ質問です。すみません、一度に質問すればいいものの・・

500系と700系の違いですが、外観のほかに、サービスも違うのでしょうか?写真では、500系のほうには売店のようなものが見られ、700系には自動販売機が見られるのですが・・・。
daiki-3daさんはどちらが好きですか?

こちらのパソコンでは日本語の部分が文字化けしていて文章が読めなかったので残念です。でも写真を夫と見せてもらい、わくわくしていたところです。

補足日時:2007/04/03 06:23
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この回答へのお礼

本当に懇切丁寧で素晴らしい回答をありがとうございました。
すべての回答が完璧ですごいですねえ!
是非参考にさせてもらいます。 どうもありがとうございました!

お礼日時:2007/04/03 05:49

No6です。


追加のご質問にお答えします。
>「(3)激安のぷらっとこだまについてですが、これはインターネットから買えますか?」

買えます。普通のクレジット決済です。
ただし、チケット送付先の項目で、イギリスではダメかもしれません。
その場合、日本の知り合いの方宛で送ってもらうことになりますね。

>「また、グリーン車の場合、11300円にプラス乗車券とういう形になるのでしょうか?(それとも全部含めて11300円?)」

いいえ、乗車券+特急券+グリーン券含めて、全部で11,300円です。
また、ウェルカムドリンクといって、ソフトドリンクか350ml程度のアルコール飲料が売店や車内販売でもらえるクーポンもついています。
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この回答へのお礼

早速の回答、本当にありがとうございました。
のぞみに比べると激安ですね!!
その点、時間がかかるのが難点でしょうか・・・。

参考になりました。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2007/04/06 00:03

#1,2,7です。


関西空港のホームページです。帰省先まで就航しているかのご確認にどうぞ。
それも日本語が文字化けするそうなので,英語ページにして送ります。
関西空港(英語サイト)…http://www.kansai-airport.or.jp/en/index.asp

また,例によって成田エクスプレスとはるかの外観,内装写真と文章を載せておきます。
成田エクスプレス…http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_253.h …

遠くて不便と、外国人からも不評だった成田空港。
その空港アクセスに大変革をもたらしたのが「成田エクスプレス」。
列車愛称「N'EX-ネックス」が一般利用者にまで浸透するほどに、
空港への移動を手軽で身近なものに変えました。
で、N'EX登場告知のTVCFのように、
「ヨクナッタ!」と外国人の方が言うようになったかは・・・・さて?!
「空港アクセス」に特化した車輌のため、特異なインテリアをふんだんに取り入れているのが特徴です。
その後、輸送力の改善でリニューアルが施され、車内インテリアは様々な「顔」を見せるようになりました。


「成田エクスプレス」デビュー当時、グリーン車には2タイプの車輌がありました。
そのうちのひとつが1+1で座席配置を配置した「クロ253型0番代」。
このシート配置は、「151系特急「こだま」パーラーカーの再来」と話題になりました。
実際の車輌開発上では「パーラーカー」を意識したコンセプトではなかったようですが、
この車輌の客室構成は、運転室-個室-デッキ-開放室・・という流れになっており、
パーラーカーのそれとそっくり。
座席はデフォルトで30度角度に窓を向いた状態でセットされています。(もちろん正面向きでの固定も可能でした。)
さらに、通常なら窓を大きくして眺望を良くするところを、
253系では窓を小さくして、外界と隔離した空間を目指しています。
そのため、全体的に車内が薄暗くて異常なまでに「異質」な感じのする空間になっています。
一度だけ“大枚はたいて”このグリーン席に乗ったことがありますが、
バカ高いグリーン料金を払うほどの価値は無かったです。
座席から窓までの距離感があって窓が小さいこの車輌では、
窓向きの座席配置は何を目指したものかよく分かりません。
また、全て1人掛け席で30度角度だと、さぞ「プライベート感」があるように思えるのですが、
実際に座ってみると、前の座席の人の様子が斜め隙間から丸見えで、全く落ち着きませんでした。
そして、アッパークラスの座席としての最大のガンが、高速運転時に座席の台座ごと軋む揺れ。
窓向き角度での座席固定に台座が無理を強いられているかのようで、
ギシギシと軋む音がすごかったです。
当時のグリーン車はサービスレディの乗務が花盛りの頃でしたが、
この成田エクスプレスは高頻度運行ダイヤのためかグリーン車の人的サービスは一切ありませんでした。
それを補うようにデッキ側にグリーン乗客専用の無料ドリンクサービス
(ミニバー)が設置されました。
数種類の缶飲料が冷蔵庫にストックされ、車内誌「風(FUU)」がセットされていましたが、
普通車乗客がグリーン客室を通り抜けての持ち去りが後を絶たない為、
1年ほどで全て撤去されてしました。
現在、この1+1座席配置の客室は、
全て2+1に座席を配置したオーソドックスな客室に改装されて姿を消しています。

デビュー当時の2タイプのグリーン車のもうひとつが、
1+1と2+1を変則的に配置したクロ253型100番台です。
こんな摩訶不思議な座席配置の客室は、この車輌が「最初で最後」ではないでしょうか。
なぜこんな不規則な座席配置の客室が生まれたのか・・・・・
1+1だけだとグループや夫婦での乗車時に不便だろうという判断の元だそうです。
2人掛けと1人掛けをランダムに配置すれば、向かい合わせにしたときに
「3人グループ」「4人グループ」にも対応できる。
しかし、今でも融通の利かないスタッフが多いJR東日本の窓口で、
当時のこの座席配置を上手く販売できたのかはナゾ。
シートピッチは1,340mm。ハンパない広さです。
あまりに広すぎて逆に落ち着かないのではないかと心配になります。
当時の登場チラシによれば
「外国からのお客様にもゆったりサイズの…」だそうです。…納得?
ちなみにシートマップはこんな感じになっていました。
この不思議な空間のグリーン車は、その後の不景気や普通車利用の需要の高まりから普通車へと改造。
特異な座席配置の車内は消えていきました。
(「クロ253-101」のみ、後述の2+1配置のグリーン車へと改造されました)

現存する「成田エクスプレス」のグリーン車は、
全てこれら画像にあるような2+1の3アブレスト配置になっています。
このオーソドックスなスタイルのグリーン車は、
2000年にサッカーワールドカップが日韓共同開催されるに伴って
輸送力増強で登場した久々の増備車、253系5次車(クロ253型200番台)から登場しました。
その後2002年から、1+1配置のサロン風な内装だったクロ253-0番台も
この5次車と同じ内装に次々と改装されました。
シートピッチは0番台・200番台とも1,090mm。グリーン席(しかもA特急料金!)
にしては、あまりに貧相なピッチ数値です。
100番台で謳った「外国からのお客様にもゆったりサイズ」は何だったのでしょうか?
後から増備された200番台が、1+1配置だった0番台のピッチ1,090mmに合わせて登場したのは、
この時すでに0番台の改装を見据えてのことだったのかもしれません。
(座席定員を合わせておけば、後々に指定券販売や車輌遣り繰りの上で有利ですから)
座席はE3系「こまち」の座席をベースにしていますが、走行距離の短さを考慮してか、
リクライニング角度が浅くなって、インアームテーブルは無装備という「軽量化」を図っています。
(車椅子対応席の後ろの席のみ、インアームテーブルを装備しています)
天井周りは座席と同じく大きく手が加えられ、照明は「間接照明」から「半間接照明」へ、
読書灯・スポット空調も撤去され、荷物棚はハットラック式からオープンなものになって、
以前の包み込まれるような雰囲気は無くなりました。
全体的に「グレードダウン全開」・・・・というより
「開発当時のコンセプトの見事な崩壊」となっています。
こうして見ると、ほとんど見分けが付かない0番台と200番台ですが、密かに違いが分かる部分があります。
200番台車はデッキ仕切りドアが木目調で、床面が一面のじゅうたん張り。
一方の0番代車は、デッキ仕切りドアが従来からのグレーで、
座席台座下にステンレス製の板が剥き出しになっています。

グリーン車デッキと運転席の間には、「VIP利用」を考慮して設定されたグリーン個室が1室あります。
普通車に改造された元クロ253-100番台にもグリーン個室だけはしっかりと残され、
「クロハ」に名前を変えていますが、
この個室が使われているのをほとんど見たことがありません。ホントに需要があるのでしょうか?
(ホントの「VIP」と呼ばれる人は、公共交通機関は使わないんじゃないかと思うが。)
そんなわけで、個室前の通路にはしばしば車内販売のワゴンが押し込められて
「車販準備スペース」になってます(^_^;
細長いテーブルを挟んで大型の2人掛けソファーを対面に配置。
ソファーのバックレストが異様に大きくそそり立っているので、空間内がより狭く見えます。
このソファーは電動リクライニング機構を備えていて、
バックレストの傾斜と同時に座面がスライドするようになっています。
ドアは内側からのみロックすることができ、完全な密閉空間にすることができます。
ドアの両脇にあるガラスはマジックミラーで、スイッチ1つでオンとオフの状態の切り替えが可能に。
ソファーの頭上には荷物収納棚が設置されていて、
1次車~4次車まではオーバーヘッドストウェッジ式の収納タイプ。
5次車だけは収納扉のない、オープンな「棚」タイプとなっています。
この個室の収納はこの頭上にある荷棚、そしてソファーと壁の間のわずかな隙間だけ。
・・・・この車両って、海外旅行向けの空港アクセス特急ですよね?
スーツケースとか大きな旅行カバンとか、
例え乗る人が「VIP」だとしても、普通は持って乗り込みますよね?
「開放室手前のバゲーススペースに置け」って・・? そんなおざなりなサービスってあります?
まずこの列車の乗車のために払っている対価からして、そのへんの近距離特急とはワケが違います。
グリーン車と後述の普通車の異常とも思えるアコモ変遷には、「時代の流れ」だけは済まされない、
開発時点での「綻び」がこのグリーン個室に如実に現れているような気がしないでもありません。

「253系-成田エクスプレス」の公式パンフレットによると、インテリア開発についてこんな風に語られています。
成田エクスプレスの最も大きな特徴は、その新しい車両設計の考え方にあります。
海外からのお客様への充分な配慮を車両設計にどう取り入れていくのか。
その結果、旅の快適さとインターナショナル性を兼ね備えた
近未来感覚の全く新しい車両の開発にふみ切りました。
海外からのお客様にも充分満足していただける、世界に誇れる列車の誕生です。
で、「ボックスシート」!!?
「ヨーロッパの列車なんかでは、このスタイルはごく普通」だと言われ、
またJR自身でもそう謳っているようですが、N'EX程度のインテリアアコモのボックスシートは、
「インターシティ」と呼ばれる「種別:急行」で見られるもので、
N'EXほどの高めの特別料金を取る「特急」でこの程度のアコモは、まず有り得ません。
「料金」と「国際感覚」から見ると、なんとも「・・・・?」な感じのN'EX普通車ではありますが、
ボックス間ピッチは1,020mm、座席自体にも充分な傾斜があるので、
最大2時間弱の乗車時間では、さほど苦にはなりません。
座席の背面間は荷物置き場としても活用。大型のトランクも入るほどの余裕があります。
座席自体は壁側の支柱1本で支えられているので、座席下にもバッグが置けるスペースがあります。
日本の特急のなかでも、唯一のこの独特な雰囲気はある種「日本を離れた」という感覚と同時に、
「未知なる世界への一歩」という空港アクセスらしい雰囲気は十分に感じられましたが・・・・
やはり日本では前を向いて座る(特に特急列車では)というのが一般的で、
このようなボックス席は「近郊電車で乗るもの」という感覚が強すぎて、
日本人にはウケが悪かったようです。
ちなみに、どうでもいいのですが1次車の普通車は、座面まで赤のアクセントが付けられていました。

で、2002年「ワールドカップ用増備車(この下の項を参照)」が出てきた直後あたりから、
普通車のボックス席は次々と工場へ送られ、リニューアル工事が行われました。
で、「集団見合い配置シート」!!?
どこで何を間違ってしまったのでしょうか? ・・・・・大丈夫か、JR東日本?!
「あ、そういえば651系「スーパーひたち」に薄っぺらいリニューアル
施したのもこれと同じ時期だったよねぇ。」
かつての背中部分が丸見えとなってしまった座席には、
折り畳みテーブルが申し訳なさ程度についています。
なんか・・・このテーブルがまた悲壮感漂うもので、
「A特急料金」って何なんだろうと思わずにいられない。
「でも、おフランス製の舶来物シートなのよ」と言いたいのか、
「コンパン」社製を記すシールが貼られています。
当然ながら、以前のボックス席を“向き変え”しただけなので
リクライニング機構などあるわけがありません。
天井回りには「ズドン!」と空気清浄機が設置されました。
そのため、ビミョーに空間の奥行き感が損なわれています。
開閉式のハットラックと読書灯などの設備は変わらずです。
さすがのJR東日本も、自社でこんな改造を施したことをマズイと思ったのか、
マルス上では進行方向向きの座席を優先的に販売するプログラムを組み込ませています。(焼け石に水)
ちなみに中央にあるボックス部分は号車によって席番号が違うので、
指名買いの際はご注意を!(→シートマップご参照)

普通車には、大所帯の253系から見て「ごく一部」に回転リクライニングシートを備えた普通車が存在します。
2002年の「日韓共催サッカーワールドカップ」の開催で乗客増加を見込んで増備した5次車の253系200番台と、
かつて2+1と1+1のシートを不規則配置していたグリーン車(クロ253-100番台)を
普通車に改造した車両がそれです。
座席はE257系「あずさ・かいじ」の普通車座席をベースとしたものが搭載されていて、座面スライドも可能。
シートピッチは既存の普通車と同じ1,020mmで展開されており、
JR東日本の特急普通車としては広めのピッチ数値です。
ただしグリーン車改造車は、窓幅がグリーン車時代のまま(1,340mmピッチ)なので、
窓割りが全く合っていません。
また、この改造車は連結面側に荷物置き場が増設されています。(余剰空間の有効活用??)
前述の「リクライニングしない集団見合いシート」に比べれば、特急列車らしい設備で移動ができますが、
ワールドカップ増備車の6両編成:200番台車は、他の6両編成と共通運用なので当たるかどうかは運次第。
一方、元グリーン車の改造車は、3両で組成される編成の9号車(または12号車)がこの座席に当たるので、
3両編成が連結されている列車を選べば、号車指定買いでリクライニングシートに当たる確率は高くなります。
成田エクスプレスの普通車は、全車両が初期のボックス席の番号を踏襲しているので、
このタイプの車両でも
2A 2D 4A 4D 6A 6D 8A 8D 10A 10D
2B 2C 4B 4C 6B 6C 8B 8C 10B 10C

1B 1C 3B 3C 5B 5C 7B 7C  9B  9C
1A 1D 3A 3D 5A 5D 7A 7D  9A  9D

と、ボックス時代の座席番号の振り分けとなっています。
グループで乗車の際は座席位置の確認にご用心。

各車輌とも客室とデッキの間に大型バゲージスペースを備えています。
棚部分には滑り止めを施してあるので多少軽いバッグでも落ちる心配はありません。
一番下のトランク置き場には支えのバーがあるので、カーブなどでトランクがはみ出す事はありません。

トイレは、基本的に2号車・5号車・8号車・11号車とグリーン車(とグリーン改造普通車)にあります。
6両編成と3両編成をフレキシブルに活用して、6+6・6+3+3・6+3で編成
を組むので一部ではサニタリ位置が一致しません。
個室は男子用と洋式で、和式個室は設置されていません。
車椅子対応席が設置されている普通車には、もちろん車椅子対応個室があります。
洗面台は増備された時期で雰囲気を異としていて、
1~4次車はノーマルな雰囲気ですが、5次車ではストーン調に。

デッキは照明の照度が低く、昼間でもかなり暗めです。
各車デッキには電光行先表示板があります。
上り「成田エクスプレス」は横浜行と新宿/大宮行で、
行き先の方向が大きく異なる列車の併結運転となるので、
誤乗防止を積極的にアピールする優れモノ。日本語と英語が交互に表示されます。
電話室の一部は外国人用の「JRインフォライン」が設置されていましたが、
電話設備ごと撤去が進んでいます。

おまけ画像。デッキ越しに見える運転席です。
先頭車は貫通型なので、運転台はとてもコンパクト。

はるか…http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_281.h …

1994年9月。世界に向けて、成田空港に次ぐ日本の大きな玄関口「関西空港」が開港。
この空港アクセスで、鉄道ではJR西日本と泉州沖沿いに路線展開している南海電鉄が
担うこととなりました。
両社が空港アクセス専用の新型車両を開発。南海電鉄が用意したのは、“鉄仮面”こと「空港特急・ラピート」
挑戦的なフォルムとインテリア・そしてドイツ語の愛称は、
未来派志向の日本離れしたイメージを強烈に焼き付けるもの。
一方のJR西日本が生み出したのは・・・柔らかなインバースラインを描く先頭形状と
ボディに純白を纏った281系。
英名を冠した愛称が多かったこの頃ですが、新しく決定した空港特急の愛称は---「関空特急・はるか」。
古来日本の政治と商業の中心であった「京都」と、伝統と文化の「和」を現代風に表現したエクステリア。
そしてこれから遠くへと旅立つ人へ、その旅路の先にあるものに希望を抱かせるような「はるか」の愛称。
近年稀に見る「日本の伝統美」を感じさせる281系。今日も遥かな旅の始まりと終わりを乗せて走ります。

大きく、スクエアな座席が3アブレストで並ぶグリーン客室。
その座席形状からか、直線的で整然とした雰囲気を漂わせています。
碁盤目状に「整然とした」街の並びをしていた古都・京都をイメージ
…なんて表現は飛躍しすぎでしょうか。。。
対抗馬「ラピート」のスーパーシートに見られるような派手さとは好対照で、
しっとりと落ち着いた雰囲気は、JR西日本の新型特急車に「日本の伝統美」を刷り込んだかのよう。
そう、この「はるか」が求めたのは、視覚に激しく訴求させるものではなく、
安定感のある「おだやかさ」です。
シートピッチは1,160mm。フリーストップリクライニングは最大20度までの傾斜が可能。
ピローは固定式で、最近のトレンドである上下可動式にはなっていません。
このピロー、そしてインアームテーブルは、どっしりとしたフォルムの座席には不釣合いなほどの小ささ。
空港アクセスに特化した車輌ということで、
乗車時間も考慮してこの大きさになったのではないかと思われますが、
やはりグリーン車座席(しかもA特急料金)にしては、見た目にやや物足りない感は否めません。
海外鉄道の「コンフォート・ワン」「ファースト」にあたるクラスですから、
海外からの訪日観光客がどう感じるところか、
コストとのバランスも含めて、ぜひ本音の感想を聞いてみたいところです。
座り心地に関しては、格段文句のつけよう点も無く、全体的にバランスの良いものでした。
欲を言えば、ヘッドレスト部の張り出しがもっと大きく、
視覚的な独立感が高められればよかったかな、と。
個人的には、目に優しいウォーミィな間接照明と、
荷棚下に貼られた化粧生地が醸し出す雰囲気がグッド。
派手でもなく、寒々しくも無いシートモケットとともに、
「はるか」のコンセプトを感じさせる点でもあります。
ちなみに、スクエアな形状のソデ体には、
当時まだ試験走行中であった681系先行車のグリーン席が見え隠れ。

普通車は、シートモケットにここ数年来のトレンドであるアースカラーを採用。
濃淡のツートンベージュは、地元関西の方にはアーバンネットワーク
「新快速」を思わせるのではないでしょうか。
リネンはデビュー以来「イエロー」を固持しており、このイエローが電球色の照明と相まって派手やか。
心躍るような色彩空間の中にも、おだやかさを感じさせる雰囲気は、秀逸な出来栄えです。
シートピッチは970mmで、一般的な数値。座席は全体的に線が細い印象を受け、「軽さ」が目立ちます。
バックレストは薄めで、リクライニング角度もかなり浅め。背面収納テーブルもありません。
アーム先端に収納されるテーブルは「サンダーバード」などのそれよりさらに小さく、
当初の最大乗車時間に応じた上での設計とはいえ、これではテーブルとしての役割を到底果たせません。
フットレストも装備されていませんが、座席が片足支持式となっているので、前席の下へ足を伸ばせます。
車椅子対応席は3号車に、2席が設置されています。
自由席となる5号車・6号車と、
後年増備された付属編成の7~9号車には座席肩部に取っ手が取り付けられています。

空港特急の必需設備である「ラゲッジスペース」。
「はるか」でももちろん全てのデッキに設置されています。
「ラピート」の荷物収納スペースがデッキ仕切りドアの客室側になるのに対し、
「はるか」ではデッキ側になります。
このほか、サニタリスペースの余剰空間に長物荷物収納スペースが設けられており、
ゴルフバッグやスキー板など、長いものの収納を可能としています。
6号車には、大きなJRマークとスクエアドットが描かれた、窓の無い部分があります。
ここは荷物室となっていて、JRマークの部分が大型のスライドカーゴドアとなっています。
登場当時、京都駅に「K-CAT(京都シティエアターミナル)」が設置されていて、
ここで空港へ着く前に搭乗手続きをすることができました。
その際に預かった荷物をこの荷物室に積み込んでいたのですが、K-CATはその後閉鎖。
現在、このカーゴルームは巨大なデッドスペースとなってしまいました。

サニタリースペースは、JR西日本のほかの新型特急と共通したモダンな雰囲気。
3号車にはカーペット敷きの踏み床と大型ドレッサーミラーと洗面台を装備した「着替え室」があります。
ベビーベッドは、この「着替え室」に設置されています。

デッキの乗降ドアは、スーツケースを抱えての乗車を考慮して、間口がかなり広く設計されています。
そして乗降ドア付近は、動線の妨げとなる仕切り壁や
機器収納スペースの出っ張りが極力抑えられていて、
かなり広々としているので、荷物を抱えての立ち回りがかなり楽にできるようになっています。
「はるか」は世界の動向を一早くキャッチして、登場当時から客室内の全面禁煙に踏み切りました。
そして喫煙者のために、デッキには簡単なパーテーションで仕切られた「喫煙ブース」を設けています。
乗降ドアを挟んで客室とは反対側に設置されているため、
煙が客室に流れ込むようなことはまずありません。
もちろんブース内には、強制換気装置が据え付けられています。
そして喫煙ブースの前には、電話ブースと飲料の自動販売機が設置されています。

運転室には緊急時の脱出用貫通扉があるため、運転台はかなりコンパクト。
「地下走行を想定して」の貫通先頭形状らしく、「JR難波」駅への運転計画でもあったのでしょうか。
ちなみに、この貫通ドアは幌を有していないので、先頭車同士の連結の際も貫通ドアは開かれず、
双方の編成を行き来することはできません。

以上です。
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この回答へのお礼

毎度、丁寧に沢山の情報を紹介してくれてありがとうございます。

そろそろ一ヶ月前になりますので、予約を決行したいと思います!
500系ののぞみを、思い切ってグリーン席で予約しようかなあと思っています。
がんばってみます(笑)

本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/06 00:07

#1,2です。


質問が複数にまたがることなんていいですよ。
そりゃ,回答を見ていたら疑問の1つや2つが浮かぶことだってあるでしょう。
指定席や,グリーン席は膝にのせて乗車すれば無料になります。1歳半の方のみです。

サイトの日本語が文字化けしたのですか? でもこの回答は文字化けしてませんよね?
なら,最後に文章を載せておきます。

あと,帰省先にもよりますが関西空港から路線があれば乗車券は成田空港~関西空港
にしてもらってください。これだけでどこでも途中下車できます。5日間有効で,10650円です。
実はまだ中学生で新幹線によくは乗らないんですよ。混雑については他の方の回答をお待ちください。

『結論』
ヒースロー空港~成田空港…500系乗車ならBA7便(11:10着)
(1)成田空港~東京…成田エクスプレス(500系乗車なら22号で14:13発)
(2)東京~京都…のぞみ(500系乗車なら15:50発)
(3)京都~関西空港…はるか(昼間なら自由席でも問題なし)
乗車券…10650円
特急券…(1)1660円 (2)4730円 (3)1150円 (自由席は(2),(3)のみで510円引き)
グリーン車は510円引いて(1)2000円(個室は1室6000円) (2)5150円 (3)1240円 の追加です。

ではではサイトの文章です。どうぞ。

(1)500系のぞみ
1996年に先行量産車が登場。翌1997年に鮮烈なデビューを飾った500系新幹線。
およそ列車形式などの知識がなく、また興味もない一般利用者にまで「500系のぞみ」
の呼び名が浸透するほどの人気者です。
さらに最高時速300キロは、当時のTGVアトランティックと並んで世界最速。
「シンカンセン」を再びスピードキングの座へと返り咲かせた、言うなれば鉄道界の救世主
“ニッポン代表 シリーズ500”。
今でも「のぞみ」運用に限定使用。ときおり西日本地区の臨時列車で「ひかり」でも顔を出します。

とかく500系というと「最高時速300キロ」「パンタはフクロウの羽」「横揺れ防止ダンパー」
「セミアクティブサスペンション」など…技術面での話題が多く取り上げられ、
それこそが「500系 マスト ゴー オン」の全てでもあるわけですが。。。。
独特な雰囲気のあるインテリアは、登場当時でもあんまり
マスコミとかに取り上げられなかったですね。
車体コンターがほぼ円形をしているため、
「こんな客室、見たことない!」が素直な感想ではないでしょうか。
そして「リニア」を連想した利用者はどれくらいいたんでしょうね。
天井に向かって大きく曲線を描く壁面、柔らかく包み込まれるような「狭さ」は未来的。
東京エリアに乗り入れるということは、JR東海エリアにも入るということで、
つまりそれは「300系のぞみ(当時)」に定員や客室設備を合わせないと
JR東海の機嫌を損ねるということで…
と、まあそんなわけでJR東海と共通の4アブレストのグリーン車を踏襲して、
他のJR東海車と設備を共通化させています。
そんな中で、照明やシートモケットなどでオリジナリティを出して、
ハイクオリティな「上級ランクの客室」を演出しているのですが…
・・・・どうも消化不良なカンジです。あのアグレッシブな外観には似合わないほど、
座席まわりは「フツー」の設備。
唯一、ヘッドレストのピローが上下に可動という点で、
JR西日本のささやかな隠れた(東海への)抵抗を感じるのですけど。
ランバーサポートにレッグレスト、液晶TVにカクテルテーブルまで装備した
「新幹線最速最強シート」、見てみたかったですねぇ。
この感想、あくまでも想像でしかありませんが、でもこの後の「ひかりレールスター」
であそこまでやってくれるとJR西日本としては、フラッグシップトレインである
「500系」では、客室設備でもっといろいろやりたかったんじゃないでしょうか・・?
ちなみに、JR西日本では500系充当の列車に「のぞみ」とは別の
新しい愛称を与える予定だったのですが、JR東海が「のぞみ」で統一するようにと
新名称付与を却下したという経緯があります。

普通車はパープル系のシートモケットで、味気ないモケット柄の300系が
「のぞみ」の大半を占めていた頃、この「500系」の客室雰囲気は、まさに“特別”なものでした。
現在の「のぞみ」運用を分担している700系では、シートモケットがポップなものを採用しているので、
今の「500系」は“シック”な雰囲気に感じられるようになりました。
普通車のシートピッチは、300系や700系が1040mmであるのに対して、500系は1020mmと若干狭めになっています。
この要因は先頭車の「戦闘機」然とした15メートルにもなるノーズが関係しています。
300系や700系では1号車が13番列、16号車が15番列まであるのに対して、
500系では1号車が11番列、16号車では13番列までしかありません。
しかし、東海道スジ内では編成の定員を合わせるのがJR東海の鉄則。500系だけ特別というわけにはいかず、結局、シートピッチを狭くしたり
サニタリーコーナーを減らしたりして、編成内の定員をJR東海の車両と合わせてあるのです。
ちなみに中間車では、300系や700系と比べると500系は1~2列分、席が多くなっています。
先頭車運転席寄りの2列は、シャークノーズの窄まりの影響をモロに受けているため、
天井荷棚の収容量が極端に少なくなっています。これを解消するため、座席横に荷物ラックを設置。
この2列だけ2+2席配列になっています。

窓際席は、側面が天井に向って曲線を描くようなカタチとなるので、
頭上方向にかなりの圧迫感があります。
そして、天井方向への威圧感を少しでも排除するためか、
バックレストの高さが他形式の座席に比べるとかなり低め。
車内が満席になった状態を700系と500系で比べて見ると一目瞭然です。
一見プリーツカーテンに見えるのは壁面の飾り。カーテンはロール収納式です。
JR東海が車両設備の共通化を強要することで「500系の目指すワンランク上」
を縛り付けているんじゃないの?と、(暗に)述べてきましたが、
なぜJR東海がそこまで定員や設備の共通化にしつこくこだわるかというと・・・・
全ては「異常事態発生」時に、全ての車両を共通化させておけば車両のやりくりが簡単で済み、
つまりそれはダイヤの復旧を早めることができるという概念を「東海道新幹線」での基礎としているから。
東海の言い分はひっじょ~に分かりやすいのですが、裏を返せば
あれだけ多彩な形式と編成をごちゃ混ぜにして走らせているJR東日本の新幹線システムって、
実はスゴイいんじゃないの?と思わせます。
(別に東日本は「異常時のダイヤ復旧を早める」ことを放棄しているわけじゃないですから。)

7号車と11号車には、当時「のぞみ」運用を分担していたJR東海の300系と同じく
サービスコーナーが設けられていました。カウンターでの対面販売を行っていて、
100系食堂車全廃後の唯一の“共食設備”でした。
ところが「のぞみ」の大幅増発となった2003年10月ダイヤ改正でこのサービスコーナーは廃止。
順次、カウンターの撤去と大型の車内販売準備室の設置工事が進められています。

定員確保のために客室部分を広げることで、サニタリー部分が一番の小規模化が図られています。
洋式・和式・男性用と一通りの設備は揃っていますが、
既存の新幹線車両と比べるとどれもコンパクトな空間。
特に洗面台は、サニタリーコーナーに2台を設置するのが新幹線車両での
お約束でしたが、これを1台に減らしています。
さらに各タイプのトイレをJR東海車とは違う配置に組替えることで、客室拡大に成功しています。
11号車の車椅子用トイレは他形式と比べると若干大きめ。
その代わりに車椅子用の大型洗面台は設置されていません。
洗面台カガミのスクエアドット電照演出は、JR西日本の新型在来線特急と同じ雰囲気。

11号車デッキには多目的室。室内は湾曲した壁面の圧迫感があり、激狭!
ソファーはスライド式に動かして簡易ベッドになります。
座席での使用も考慮してインアームテーブルを内蔵。

デッキの電話室。扉付きで完全に「個室」となります。
2両おきの配置と電話室内の電光表示機などは、他の新幹線系列と同等の標準装備。
12号車の電話室は車椅子でも利用できるように室内が広くなっており、電話位置も低く設定されています。
デッキの出入り台にはエンボス加工を施して、すべり止めとすると共に出入り口であることをアピールしています。

(2)700系のぞみ
主に「のぞみ」運用が主体の700系。「ひかり」にも頻繁に使われています。
300系以上に室内アコモデーションの「軽量」化が図られています。

全体的にライトなイメージの700系グリーン客室。 
東海道新幹線の歴代車両のなかで、最も「軽快」な感じの客室です。

座席自体は、300系のフォルムをそのまま流用しているかのようですが…
(1)リクライニングの起動がボタンではなく、ソデ体先端に内蔵されているレバーに変わった。
(2)オーディオパネルが在来線特急で使われている汎用タイプに変わった。
(なぜ今頃になって・・?)
(3)300系では廃されていた座席背面の折り畳み収納テーブルが100系以来の復活となった。
(4)インアームテーブルが一枚板の片側のみ展開の小さなものに変わった。  
…などの変化見て取れます。
フットレストは両面ともモケット張りなので、靴を履いたまま使える面が無いのが残念。
天井の照明は白熱灯色で、照明カバーと天井に照らし出される円形の演出が、
ちょっとした遊びを感じます。
画像は昼間の撮影なのでそうでもないのですが、
これが夜間になるとこの車内はとてつもなく暗いものになります。
ムーディな雰囲気ではあるのですが、本や雑誌を読むには、
読書灯を点けずに読むことはできないほどの暗さです。

普通車の雰囲気は、座席モケットはブルー系統の明るいものを採用しているので、
グリーン車同様に軽快さが感じられます。
そのため車内は、300系より爽やかな雰囲気。この全体のカラーリングは悪くないと思います。
天井の高さ、通路幅は300系より数センチ単位で広げられています。
残念ながらフットレストはありません。
最近の増備車から、デッキ寄りの2人掛け席には
パソコン用のコンセントが装備されるようになりました。
しかし、それ以前の車輌が大半を占める現状では、
コンセント付き車に当たる可能性はかなり低いです。
(JR西日本の700系は全ての編成にコンセント付きの区画があります)

サニタリーコーナーは、各奇数号車に設置されています。
車椅子での利用に対応したサニタリーや洗面台は、11号車に集約されています。
いずれも実用本位とメンテナンスのしやすさを念頭に置いた、さっぱりした雰囲気です。

16号車を除く偶数号車のデッキに電話室が設置されています。
12号車の電話室は車椅子対応型で、電話の位置が低くなっています。
7号車と11号車のグリーン車寄りには自動販売機コーナーがあります。
700系からはサービスコーナーを含めた「共食設備」と呼ばれるものは完全に廃されました。

(3)300系ひかり(JR東海バージョン)
いまや東海道山陽筋で一番の大所帯となった300系。
登場当時は「のぞみ」型と形容されましたが、現在は「のぞみ」運用から撤退。
「ひかり」「こだま」を専門に運用をこなしています。

さらなる高速運転のため、頭から尻尾まで平屋建てとなった300系新幹線。
100系で培った2階建て車の「ゆとり」をあっさり捨て、
食堂車も個室もカフェテリアもなくなりました。
「のぞみ」がこの車両を使って1日2往復の運転を開始した頃は、
このグリーン席では航空機の「機内サービス」を思わせる
専任パーサーによるオリジナルミールボックスのシートデリバリーがあったりしたのですが…。
やがて「のぞみ」が増発に増発を重ね、「ひかり」よりも本数が多くなった今、
あの頃のサービスは「懐かしの思い出話」。
…と、まあ、のっけからこんな紹介で先の文章展開が見えるようなのですが...
「グリーン席」らしい重量感はたっぷり。おエライさんの「重役席」のようなシートが並びます。
 掛け心地も悪くないのですが、なにしろ「グリーン席の乗客だぜィ!」
と思わせてくれるステータス感に欠けています。
この場合の「ステータス感」って何でしょう?。
飲み物1本すらサービスされません。
「こだま」で乗ると、車内販売でお弁当買っても、おしぼり1本すらくれません。
騒音で車内放送が聞き取れません。
オーディオサービスがあってもパネルが壊れていて聞くことができません。
あの高額の「グリーン料金」がいったい何に消え、何に還元されているのか……謎。
シートピッチは1,160mmで、新幹線グリーン席の一般的なピッチ数値になっています。
テーブルはインアーム式で、2つ折りのものがワイドに広がるものを装備。
座席背面には収納テーブルはなく、マガジンポケットだけが装備されています。

オーディオパネルは、読書灯スイッチもビルトインした独特なスタイルになっています。
番組表はマガジンポケットに備え付けの車内誌に掲載されています。

普通車の座席は、高速運転への軽量化対策をモロに被っかのようで、
パッと見ただけで全体のフォルムは大変華奢。
アームレストをはじめとする「支え」になる部分の線が細く見え、弱々しささえ感じてしまいます。
座面・背ずりともクッション材はギリギリまで薄くなっているようで、
走行時の台車下からの突き上げ感も相当なものです。
3人掛けの真ん中の席(B席)はほかの席に比べ4センチほど幅が広げられています。
100系後期車では普通車全席にも跳ね上げ式のフットレストが設置されていましたが、
300系では最初の編成からフットレストを装備していません。
今思うと、この座席に「のぞみ料金」を払って、東京-博多を乗っていた時代があったんですねぇ・・。

多くの利用者に「新幹線も新しい時代に変わったんだなぁ」と思わせたのが、
この“サービスコーナー”ではないでしょうか。

それまで0系新幹線~100系新幹線と続いてきた「食堂車」が姿を消し、
新時代の車内共食設備「カフェテリア」すらも追従しない、
小さなカウンタがあるだけのこのコーナー。
移動しながら暖かいおいしい食事を摂ることに、J
R東海が完全な終止符を打ってみせたことに驚かされました。
「高速化による時短」と「高速運転のための車輌軽量化」がその理由ですが、
これによって300系の印象が、
さらにビジネスライクでクールなものになってしまったのは言うまでも無く・・。
グリーン車を挟みこむかたちで、7号車と11号車にこのコーナーが設けられていたのは、
登場直後に行われていたグリーン乗客へのケータリングサービスをスムーズに行うためと、
普通車からグリーン室への乗客の流入を防ぐための、一種「関所」のような役割を持たせたため。

「のぞみ」の大幅増発となった2003年10月ダイヤ改正でこのサービスコーナーでの対面販売は廃止。
(グリーン車へのケータリングサービスはもっと大昔に終了していました)
当時「のぞみ」運用を分けていた500系共々、
カウンター撤去と車内販売準備室の設置工事が進んでいます。

サニタリーコーナーは奇数号車の東京寄りデッキに統一されて設置されています。
11号車の洋式トイレは車椅子対応になっていて、間口・個室内とも広くなっているのが特徴。

デビュー当時は、各偶数号車のデッキに電話コーナーが設置されていましたが、
現在は携帯電話の普及によって公衆電話が使われなくなったこともあり、
次々と撤去されています。

(4)300系ひかり(JR西日本バージョン)
1993年の「のぞみ毎時1本・博多直通運転開始」に伴い、
JR西日本でも300系新幹線を製造することになりました。
JR西日本に籍を置く300系は3000番台の形式区分が付与され、
JR東海のJ編成に対してF編成と呼ばれています。
超・流線型の外観はJR東海車・JR西日本車ともに同一のものですが、
車内インテリアは独自の路線を敷いています。

JR東海の300系のグリーン車は、シートモケットがブラウン系でしたが、
JR西日本のはご覧のとおりにプレイングレーの配色で大変シックな雰囲気。
座席まわりの付帯装備は東海車・西日本車ともに共通化が図られていますが、細かい点で差が出ています。
読書灯のスイッチは、東海車では手元のオーディオパネルにビルトインされていますが、
西日本車では従来型のオーディオパネルを装備して、
読書灯をセンターコンソールの手元に設置しています。
パッと見ではスイッチ類が多く見えるようで、
上級クラスの座席の雰囲気を感じさせますが、
窓側・通路側のスイッチを押す指先が一瞬戸惑うことから、
使い勝手という点では東海車仕様のほうが上のように感じました。
ちなみに読書灯自体のデザインも、微妙に両社編成で違っています。
さらに見ていくと、ヘッドレストまわりやフットレストのデザインが大きく違うことが目に付きます。
ヘッドレストはJR東海J編成のほうがメリハリが強く、アッパークラス然としています。
フットレストのショボさは両社共通…ですが、JR西日本F編成のは特にビンボー臭さが漂います。
いかにもやっつけ仕事のような、金属面剥出しの「工業製品」っぽさは、
新幹線のグリーン席としてはどうなのでしょうか。
座席周りの設計数値(幅・ピッチ)や座り心地などは、両社で大した差はありません。
J編成・F編成どちらに当たっても損得はないのですが、
やはり雰囲気的にはJR西日本のF編成のほうが落ち着きます。

普通車もグリーン車同様にグレー系の色彩を採用していて、
JR東海J編成の客室とは雰囲気を異なるものにしています。
一見、こちらの西日本車F編成のほうがエッジが効いているように見えますが、
実のトコロそんなことは全然ありません。
座面やバックレストの薄さ、全体がヤワく見える線の細さは両社共通で、
J編成でもF編成でも乗り心地は同じです。
車椅子対応席はJ編成同様に11号車に。車椅子対応サニタリもここに設置されています。

7号車と11号車には売店を設けたサービスコーナーがありました。
設備やレイアウトはJR東海のJ編成と同じです。
ショーケース脇の電照広告には、JR西日本のイメージリーダー
“500系”の紹介パネルがはめ込まれていました。
現在はカウンターが撤去され、そのあとには壁が設けられて車内販売準備室に改造されています。

サニタリーコーナーは奇数号車の東京寄りデッキに統一されて設置されています。
洗面台・個室内ともJR東海車との差異が見つからないほど、まったく同じ構造・カラーリングです。

デッキ周りの構造や設備、電話コーナーの位置もJR東海車とまったく同じです。
テレフォンカード販売機で売られているカードの絵柄が
「500系のぞみ」なのが、JR西日本車とわかる点です。

以上です。これでどうでしょうか?
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この回答へのお礼

乗車券についての詳しい説明や文字化けしていた部分のペーストなど、本当に細かい心配り、ありがとうございました。
まだ中学生と知ってびっくり!
好きなもの、自信を持って人に教えられるものがあるって素敵ですね。

これらを参考にさせていただいて、予約をしたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/03 23:26

(1)「えきねっと」(JR東日本)だけではなく、他にもいろいろなサイトがあると思います。


 しかし、東海道新幹線を運行しているJR東海の「エクスプレス予約」は、専用のクレジットカードを作らなければいけません。クレジットカードの場合、国内銀行に口座を持っているとか、国内で収入があるとか、審査条件があり、海外在住の場合、お金持ちでも作れない可能性もあります。
 日本のご親族の方に、駅まで買いにいって貰うというのも考えてみるのはいかがでしょうか。
 ジャパンレイルパスの場合、外国人の3人は大丈夫ですが、問題は、ご質問者の方です。この場合、
  日本国籍をもって外国に居住している人でいずれかの条件をクリア
   a, その国に永住権をもっている場合
  b, 日本国外に居住する外国人と結婚している場合
がパスできれば、OKです。
しかし、のぞみ号には乗れないことは注意すべきです。

(2)時と場合によってだと思います。
 基本的には乗車券と特急券(自由席の場合は自由席特急券、グリーン車の場合は特急券+グリーン券)です。

(3)通常価格はもうわかりますよね? 
 じゃ、激安のぷらっとこだまの価格を案内しましょう。
  普通車:9,800円
  (ひかり・こだまの通常との差額:3,420円)
  グリーン車:11,300円
  (ひかり・こだまの通常との差額:6,560円)
 ただし、名前の通り、こだまにしか乗れません(笑)

(4)「山側」と指定してください。まぁ、富士山を見たい人はたくさんいるので、駅なら「富士山が見える方」って言っても分かる駅員が多いと思います。

(5)やはり、普通ののぞみでスタンダードに行くのがよろしいのではないでしょうか。というのは、のぞみの車両は台湾高速鉄路の車の原型でもあり、いま、海外でも顔になっている東海道新幹線のフラッグシップだと思うからです。聞くところによれば、一番、新幹線らしく、新幹線の技術の粋を集めた車両だそうです。それより速い500系というものもありますが、東海道新幹線内では普通ののぞみ(700系)と同じ制限速度らしいので、あまり速さを感じるものではありません。
普通車もいいのですが、片道だけグリーン車を味わってみてはどうでしょうか。日本を代表するエグゼクティブの顧客が多いですから、あの雰囲気を味わってもらうのも、日本観光の一環としてはいいと思います。もちろん、庶民の普通車の雰囲気も、よい観光の対象にはなると思います。

この回答への補足

素晴らしい回答ありがとうございました。
(3)激安のぷらっとこだま
についてですが、これはインターネットから買えますか?
また、グリーン車の場合、11300円にプラス乗車券とういう形になるのでしょうか?(それとも全部含めて11300円?)
再度の質問でごめんなさい。よろしかったら回答のほうよろしくおねがいします。

補足日時:2007/04/03 17:50
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では、皆さんと違った観点から。



富士山は5月の連休明けの頃は頂上の冠雪も減っており、イマイチ
見ごたえしない格好になっているだけでなく(まあ、雪ナシの夏場
よりはマトモですけど)、霞がかかって見えない場合が多い時期でも
あります。乗車時に晴れていても夕方だと見えないことも多く、
あまり期待するとがっかりしますよ。

・・・逆に、夕方に見えている場合、一番姿のいい新富士駅周辺で
・・・順光ばっちりになるので、感激モノではあるんですけどね。

あと、日本らしい風景としては、浜松を通過後の浜名湖、米原手前の
伊吹山があります。後者は比較的よく見えるので案内してもいいかも。
東海道線から見える山としては富士山についで大きく見える山です。
静岡-浜松の茶畑も、先進国としては珍しい車窓かもです。どれも進行
右側(C,D席)なので、右側を頑張って確保して下さい。

・・・小田原-熱海で左側にちらちら見える海もきれいなんですがね。
・・・残念ながら左側は他に見るべき景色がないんです。

成田エキスプレスからの乗り継ぎは、確かに品川のほうが便利なん
ですけど、ホームが狭い上に暗く圧迫感がある駅です。やはり乗車
するのは東京駅がいいかと。それよりも、イギリスでは「駅弁」が
ほとんどありません。ボックスに入ったキレイなランチはとても
喜ばれると思います。東京駅ならキレイな駅弁も入手しやすいです。

・・・ちなみに、車内の弁当は仕入先や発売個数などの問題で、
・・・最近種類が減少傾向にあります。なるべく駅で購入される
・・・ことをお勧めします。

新幹線はやはり15:50発の500系「のぞみ」がいいかと。車両の問題だけ
でなく、明らかに500系は他の形式より静かで揺れが少ないです。
ひかりの300系はグリーン車でも揺れが結構大きいので、やはり500系か
せめて700系に乗って欲しいです。JTBの時刻表を立ち読みすれば、
どの列車が何系で運転されるか載っていますよ。

残念ながら、車内の売店はどの形式も現在営業休止状態です。車内販売
は乗っていますので、お買い物はそちらでどうぞ。

あと、京都駅で係員のいる改札口で「記念にしたいので」と申し出れば
特急券に「無効」印を押してプレゼントしてくれる筈です。きっぷ購入
時に窓口でくれる小さな封筒なども海外ではあまりない風習なので、
合わせてプレゼントするといい記念になるかも知れません。
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この回答へのお礼

景色のこと、お弁当のこと、知りたいことが沢山回答されていて、とてもとても参考になりました。
無効印のプレゼントも素晴らしいアイディアだと思います。是非試してみたいとおもいます。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/04/03 17:58

外国人ならまずジャパンレイルパスを調べるべきです


7日で3萬弱から のぞみ以外は特急も乗り放題です
デラックスな18きっぷと考えてください
特急料金も含まれてますのでとてもオトクです
 強者はホテル代わりに寝台を
使う場合があります

この価格なら大阪-東京 往復で元が取れます
金沢までサンダーバードにのったり 飛騨高山も
北海道も期間内は乗り放題です

参考URL:http://www.japanrailpass.net/ja/ja003.html
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この回答へのお礼

それはとても便利そうですね!!
残念ながら、京都(大阪)から実家への帰省は飛行機で、それからはあまり列車を活用しないと思うので、私たちは普通の予約になりそうです。
でもこれをみた沢山の方々が参考にしてくれることと思います。
本当にどうもありがとうございました!!

お礼日時:2007/04/03 06:16

わかる範囲でお答えします。


(1)一番いいかどうかはわかりませんが、えきねっとならスムーズに切  符が購入できるのでいいと思います。
(2)指定券と乗車券が必要です。
(3)普通席なら13520円、グリーンならプラス5000円ほどだと思います。
(4)見えるとしたら向かって右手ですね。でも、私は見たこと無いで   す。あまり期待できないと思います。
(5)のぞみでいいと思いますよ。

少しでも役に立てばうれしいです。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
早速の回答を本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/04/03 06:12

#1です。

訂正と補足を。
『(2)新幹線に乗車の際は乗車券と新幹線特急券が必要です。』の誤りでした。
(3)自由席利用の場合は特急料金を510円引いてください。
お子さんは小学生以上なら乗車券,特急券が半額になります。グリーン券は同額です。
また,小学生未満で指定席・グリーン席を利用の場合は子供料金がかかります。
自由席利用の場合は無料です。

あと,成田空港に着かれた後はJRの成田エクスプレスのグリーン個室を利用してみてください。
また,成田エクスプレスと新幹線の乗り継ぎは品川駅が便利です。
このほかに質問がありましたら補足の欄からお気軽にどうぞ。

この回答への補足

またまた質問です。どうぞよろしくおねがいします。

子供が1歳半です。ひざにのせて乗車しても、子供料金がかかるのでしょうか?
グリーン席を使わないとしたら、やはり指定席を予約していたほうがいいのですよね?この時期、時間帯は込むのでしょうか?

補足日時:2007/04/03 05:50
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