
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ヨウ素価の定義は「油脂100gに付加するヨウ素のグラム数」ですから、
I2 の分子量で割れば、油脂 100 g あたりの二重結合のモル数ですが、
三重結合が1個あると二重結合2個に相当するヨウ素価になるので、
厳密には「二重結合何モルに相当」ということです。いずれにせよ、
油脂 100 g が何モルかわからないと、1分子あたりの不飽和結合が
二重結合の何個に相当するか(不飽和度)は決まりません。
一方、油脂の分子量の指標として「けん化価」が使われます。定義は
「油脂1 g をけん化するのに必要な水酸化カリムのミリグラム数」ですね。
油脂の平均分子量(単一化合物でないので平均)を M としたら、油脂1 g は
何モルですか? それをけん化するのに何モルの KOH が必要かを考えると、
Mを求められます。
ヨウ素価とけん化価を組み合わせれば、油脂1分子あたりの平均不飽和度
が得られることになります。整数になるとは限りませんので念のため。
No.2
- 回答日時:
すでに「ヨウ素価」及び「ケン化価」に関する充分な解説が出ているようですので,蛇足になるかと思いますが・・・。
下の参考 URL のページ(独学のための有機化学)の「18. 油脂」に説明があります。御覧になってみて下さい。
参考URL:http://www.geocities.com/yoshihitoshigihara/y_ch …
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