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初心的質問で申し訳ありません。

スピーカーケーブルをシールドケーブルにすると静電容量の問題が生じると聞きました。
これはどう言う意味でしょうか??
芯線とシールド線の間に生まれる静電容量が問題だとしたら、どのような問題なんでしょうか??

A 回答 (4件)

> スピーカーケーブルをシールドケーブルにすると静電容量の問題が生じると聞きました。



回答:十数m程度では何も問題は生じません。

パワーアンプの出力インピーダンスは十分に低いので、通常のケーブルの代わりにシールド線を10m程度使っても、計算上、高域は1MHz以上までフラットに伝達します。
したがって、スピーカーの高域特性よりも何桁も良好ですから、シールド線の静電容量によって高音が出なくなるということは「ありえない」のです。

むしろ、負荷(スピーカー)に静電容量が並列接続されることで、パワーアンプの動作が不安定になることの方が問題になりそうです。
・・・が、今時のアンプなら0.1μF程度の負荷では(動作上は)まず問題ないでしょうから(但し音質上の問題は不明)、この点からもシールド線10m分程度の静電容量では全く問題ありません。


では、なぜスピーカーケーブルにシールド線を使わないのでしょうか?
それは、「シールド線では問題が生じる」からではなくて、むしろ「シールド線は不要」だから採用されないのです。

ご存知とは思いますが、オーディオの世界ではシールド線は主に「信号線がノイズの影響を受けるのを防ぐ」ために使われます。
では、ラインケーブルとスピーカーケーブルとで、どのくらい外部ノイズの影響の受けやすさに差があるかを計算すると・・・概算ですが、80dB(1万倍)くらいの違いはありそうです。
したがって、何もしなくても(ラインに比べて)外部ノイズが80dBも低減されるスピーカーケーブルには、ノイズ防止用のシールドは最初から不要なのです。


今回のことに限りませんが、ケーブルって「特に」迷信や珍説が多いんですよね・・・気をつけて下さい。
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この回答へのお礼

理屈上の話だということが分かってよかったです。
迷信が多いんですか…汗
人の話だけでなくサイトでも気をつけてみたほうが良さそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/24 00:50

理屈の上では確かにそうなります。

ただし、よほどとんでもない静電容量を持ったケーブルをよほどの長さ引き回すのでなければ、事実上問題があるとは考えられません。一般の家庭などで引き回す長さでは、静電容量はせいぜい数十から数百nF(ナノファラッド)でしょう。この程度の静電容量があったとしても、スピーカー回路のような低インピーダンス(一般には4Ω~16Ω程度か)でしかも扱う周波数がせいぜい100KHz程度までの回路で、静電容量による高域の減衰など、よほど分解能の高い計測器でないと観測できないでしょう。そんなことより、よくスピーカーの配線を長いままで使用し、ぐるぐると巻いているのを見かけますが、それによる高域の減衰のほうがはるかに影響が大きいでしょう。配線をぐるぐる巻いてしまうと、それ自体がコイルの働きをしてしまいます。コイルと言うのは高い周波数ほど抵抗が大きくなる性質があるので、こちらのほうが遥かに顕著に表れるでしょう。空芯コイル(芯に何もいれずにただぐるぐる巻いたもの)でも数十回から100回も巻けば明らかに高域が減衰します。それから#3の方と同様ですがなぜシールド線の必要があるのでしょうか?
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この回答へのお礼

シールド線が不要だというのは理解しているのですが、仮にシールド線を使用した場合の問題点ということで話をしていました。
あくまでも理屈上はと言う話だったんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/24 00:44

スピーカーケーブルをシールドケーブルにするとシールドされているので電線外に漏れが無くなり一見良いように見えますが、実はシールド線がアースとなりシールドとメインのケーブル間でコンデンサの理屈が成り立ち微弱ですが電気が流れてしまいます。


低音域には支障は無いのですが高音域はゲインが落ちます。

シールドケーブルを使用するときの対処策はいろいろあります。
1、入出力のアースをまったくとらない。
2、シールド線のみを途中で断線させる。(50mm~100mmくらい)
2番の途中で断線させるのは難しいので、シールド用のカラーを予め作っておき非シールド線を通すことで簡単に静電容量の問題を気にせずシールドできます。
音質的には聴感上改良されます。
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この回答へのお礼

やはり音質的に問題が出るのでしょうか。
対策も面倒くさそうですね…
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/24 00:52

静電容量とは、コンデンサーの事です。



コンデンサーは高音を通過させます。

つまり高音がアースされているのと同じで、スピーカーから高音が出なくなってしまうのです。
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この回答へのお礼

理屈ではそうなりますよね。
やはり顕著にあらわれるものなんでしょうか??
気になるところです。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/24 00:41

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