私は昨年の10月にドイツの赴任になりましたが、今月に本帰国してしまいました。赴任当初は喜び一杯だったのが、最後の頃は憂うつでした。
理由としては「食べ物」「日照時間が短い・薄暗い天気」「言葉」「孤独」といったものが克服出来ずに、軽くノイローゼになってしまいましたからです。
現在は上司の恩情で日本の事業部に戻ってくることが出来ました。
しかし、これまで関東を10ヶ所異動した経験があり、未知の環境に身を置くことにさほど苦労しなかったのですが今回ばかりは違いました。
私の様に、外国での環境に馴染めずに戻ってくる人って多いのでしょうか?とても悔しくてなりません。敗北者という気持ちで一杯です。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
精神疾患のひとつだと思いますが、
「パリ症候群」や「ココナッツアイランド症候群」と呼ばれるものがあります。
どちらも、適応障害の一種だそうで、
「現地の習慣や文化などにうまく適応できずに精神的なバランスを崩し、鬱病に近い精神状態になる症状」だそうです。
ご質問者様もそれだったのかもしれません。
ちなみに、私は「適応障害」と診断されて休職中です。
「自分自身が敗北者のように感じる」そのお気持ち、お察しいたします。
ですが、これは自分のせいというよりは
精神の疾患ですので、「心の風邪」です。
あまりご自分を責めることなく、
必要であればメンタルクリニックを受診するなどして
療養を取ることをお勧めいたします。
このような名称があるくらいですから、
他にも似た経験をしている方は大勢いらっしゃると思います。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA% …
No.2
- 回答日時:
割合としてどのくらいかは知りませんが、海外生活にうまくなじめずに海外駐在がいわば失敗に終わるという話はちょくちょく聞きます。
しかしそれよりもよく聞く話が奥さんがどうしてもなじめずに精神的にまいってしまい、見かねただんなが帰国を申し出る、というパターンです。だんなは会社で仕事をしていれば気がまぎれるが、奥さんは全く知らない街で、言葉が通じず、友人はおろか知人さえも一人もいないからだんなだけが頼りなのに仕事で一日中不在にしている。それで精神的にダウンしてしまうようです。 (ちなみにそんな時でもだんなが仕事を優先して帰国する意思を見せない場合は離婚となるケースがよくあります)
私は経験上、海外赴任前の後輩や知人によくするアドバイスとして、「仕事が大変なのは日本でも海外でもそんなには変わらない。海外駐在がうまくいって、振り返ってあの時はよかったなあ、と思えるようにする為には、プライベートでいかにその国や地域での生活をエンジョイしてやろうかという、前向きな気持ちが大事だ」と言っています。 その意味では言葉だけではなく、食事も合わなかったのは少しキツかったですね。 そして何より質問者さんは赴任の時期が悪かった! 中央以北ヨーロッパの秋から冬にかけての毎日どんよりした天気は大抵の人が気が滅入ります。 これが春から夏にかけての赴任だったら全く違ったものになったでしょうに。 残念です。
4月上旬にドイツを去ったのですが、その頃はもう日も長くて明るい天気が続いていました。
おっしゃるとおり時期が悪かったと思います。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
わたしも、質問者様と同じ夫の転勤でアメリカに来て、1ヶ月経ちました。
この中で「言葉」の問題は、全く共感できます。ほんと、通じないジレンマはイライラしますよね!!何かうまくいっても、通じないことで、次に何か失敗したりして、良かったり悪かったりの波が毎日押し寄せてきます。今はそれだけで、クタクタです。
わたしは、長期の外国暮らしは2国目です。しかし、1国目は自身の仕事でだったので、今回の奥さんという立場で、全く知らない言語の中で、一日中家にいて、することがない!孤独という気持ち分かりますよ。
で、今の気持ちを色々考えたんですが、一番に自分の中で「この国の言葉を克服しよう!」というもくろみがあるので、あんまりつらくないのかな?と思いました。私にとって、外国語を習得するのは、次の仕事に絶対に生きてくるので、それが最大の目標となっています。
質問者の方は、外国暮らしに最初に喜びいっぱいで、色々夢を見ていたと思いますが、現実的には、外国にいたって、普通の日常生活を送らなくてはいけないと思いますし、当然その中で、食べ物に制限がかかったり、気候がおかしかったりするとツライですよね。要するに、外国にいたって、そんなにいいことばかりではない!ということだと思います。
で、今は、会社の方の恩情で、日本に戻れた訳ですから、しっかりと休養されて、悔しいという気持ちから、いい経験をしたと、徐々に思ってくださいね!
また、これも何かの縁です。わたしも縁があって今のような人生を送っているんだ!と考えています。いくらあがいたとしても、なるようにしかならないのが人生です。(答えになっているか不明ですが・・・)
No.4
- 回答日時:
私は、欧州ではないですが、似たような気候の下で暮らしている住人です。
私は自己都合でやってきましたので不満を言える立場にありませんが、一般的に言って気候は堪えるようですよ。私の所でも10月下旬より約半年、1ヶ月平均の日照時間が72時間となります。私は仕事をしていませんから、Gymに通ったりして憂さ晴らしができますが、あなたの場合は仕事、仕事上の付き合い等ストレスを発散出来なかった、またその時間もあまり取れなかったのではと拝察しております。
こちらのLocalの新聞でも以前冬季に鬱病にかかる確率が高いようなことが載っていましたので、生まれながらの住人でもやられる人もいるようです。あとドイツでは食べ物もちょっとという話ですので、それも辛いですよね。
あまり深刻に考えずに(それも一因だったのかもしれませんが)、日本で活躍できますように気持ちを切り替えてください。
今は少しすつではありますが気持ちを切り替えております。
早く笑って振り返ることが出来ればいいなと思っております。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
現在、アメリカに住んでいます。えっと、私自身のことではないんですけど、日本人友達から駐在員さんの話を聞いて、分かったことです。それで、彼女から聞いた話では、駐在員として、アメリカに来た人は、ほとんど日本に帰ってしまうパターンが多いと聞きました。しかも、80~90%以上のひとの割合だそうです。ただ、その割合も、どれだけ確かなのかは分かりませんけど、でも、とにかく、かなり多いということだけは本当だそうです。
私も友達も、実は、アメリカに永住しているんですが、友達の旦那さんが、大学教授で、それでなんだかいろいろ駐在できていた日本人の研究者なんかの奥さんの情報が入って、それで、ちょっと学生時代、彼女はベビーシッターとかしていたようなんですけど、とにかく、3ヶ月くらいで、旦那さんについてきた奥さんのほうが、日本に帰国してしまうパターンが多かったそうです。始めは、海外出張についてきて、アメリカ暮らしに憧れてた奥さんですけど、実際、アメリカに来ても、英語は出来ないし、テレビも英語でわからないし、食べ物だって、日本の食べ物じゃないので、とにかく、日々、いらいらいらいらさせられるそうで、それで、結局、精神的に参って、旦那さんをおいて、日本へ帰国というパターンが多かったそうです。
けど、私は、もう、アメリカには、今年の8月下旬で13年になりますけど、やはり、アメリカになじめない日本人というか、外国人は、たくさん見て来ました。なんていうんでしょう。やっぱり、外国に来れば、日本では分からなかった「日本人」という意識がかなり強くなるのが、特に始めの頃分かるんですけど、でも、それが分かってから、そのまま、日本人のままのほうがいいのか、それとも、また、一から出直して、新しい文化や習慣になじめるだけの努力をしたいのかで、やっぱり二手に分かれます。私も、最初の頃は、特に言葉の壁であれこれ精神的にきたことあって、かなり泣いた日もありましたし、体も壊したことありましたけど、でも、それでも、やっぱり違う生活文化に順応する力はありましたので、だからたぶん今でもいられるのかもしれません。今は、こうやって日本語のサイトに来て、日本語で打つ事が日本語を忘れない練習になっている訳なんですけど、でも、とにかく、なんていうんでしょう。違う文化になじもうとする努力と、それから、我慢がないと、結構、外国では大変ですね。でも、大人になればなるほど、一から出直すっていう気力がないっていうのが、ほとんどですので、よっぽど外国文化に、興味がなければ、やっぱり自分の慣れた文化「日本の文化」に帰りたい気持ちのほうが大きくなってしまうのは仕方ないと思います。でも、日本に帰ったから、敗北者って考えないほうがいいですよ。ただ、日本人だけだっただけなんですから。アメリカ人なんかだって、やっぱり他の国にいけないひとってたくさんいますしね。私の旦那の親戚や両親なんかも、すごくイギリスに憧れてましたけど、でも、結果的に、アメリカに帰ってきてしまいましたから。イギリスなんて、英語だし、日本人がアメリカに行くのとは大違いで、特に「外国語」を話すってことないですよね。イギリスだって、英語ですから。まあ、多少なりに、ちょっと言葉の使い方は違いますけど、でも、それでも、文化や習慣の違いに慣れなくて、アメリカに帰ってきてしまったんです。だから、まあ、とにかく、外国に慣れなかったからといって、そんなに自分を責めないようにしてください。逆に、外国に慣れてしまうことのほうが、怖い事もあります。私の場合は、アメリカ生活が長いので、日本の文化や習慣に、もうなじめません。日本で働いててよく分かったので、それで、アメリカに帰ってきてしまったんですから。結局は、自分のなれた土地に帰って幸せになることが一番なんですよ。だから、自分をそんなに責めないようにしてくださいね。
アメリカ人がイギリスに慣れないというのに軽く驚きました。
やはり、外国に住むということは大変なことだったんですね。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
お仕事をされながら異国に何ヶ月も住まれただけでもすごいじゃないですか。
私は北米在住ですが、高緯度なので、冬は厳しいです。SAD(Seasonal Affective Disorder)といって、どんよりとした天候により、人によっては冬に鬱になる症状があることが広く知られています。またそのため、こちらでは、冬の自殺者も多いそうです。
ここはいろんな国の文化が交じり合っているのですが、ドイツのように、ひとつの文化に自分を当てはめないといけない状況、しかも、仕事がらみ、というのはとても大変なことです。
好きでこちらにやってきた永住者の中にも、日本に戻られる方はおられます。でもそれは、その方の正しい選択だと思います。
ですので、ご自分を責めませんよう。きっともっと力を発揮できる場が日本なんだ、と捉えて、これからますますのご活躍をお祈りしています。
No.7
- 回答日時:
私は今ブラジル在住ですが、日本食を食べています。
そのほうが私においしいし、体にもいいし。ブラジルにもいいところはたくさんあるんですが、やはり日本育ちの日本人なので、なにもかもブラジル人のようにはいきません。挨拶のハグもキスもしないし、サンバも踊りません笑
肌も美白してるし、下着も化粧品も日本製しか使いません。
これも白旗をあげていることになるんでしょうか。
日本にいる時、外国人の多い職場だったので、日本になじめない外国人をたくさん見ました。
言葉の壁、家族友人から離れている寂しさ、食事の問題、四季(暑くなったり、寒くなったりする気候はそうではない国の人からすると、きついようです。私も日本人ですがきついです。服もふとんもたくさんいるし笑)
言葉の壁以外のものは、努力ではどうしようもない部分もあります。
言葉だって、短期間でいくら勉強したところでなかなか母国語のようにはいきませんしね。
なじめる人はなじみます。
わたしが思うに、これって順応性のあるなしももちろんあるでしょうけど、それよりも、日本になじむ人は結局どうのこうので、”日本が好き”で、なじめない人は結局どうのこうので”自国が好き”なんじゃないでしょうか。
また外国になじめない人は、自国民としての高い誇りを持っている人でもあります。
だからいいんじゃないでしょうか、それはそれで。
今回のドイツ滞在で感じたことは、「自分はとっても日本人なんだ!」ということです。
これがわかっただけども収穫はあったと思います。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
こんにちは 私は海外赴任されてる方の事はわかりませんが、お隣の国フランスにいるので回答になっていないかもしれませんが、仲間にいれていただいてよろしいでしょうか?
同じ時期お隣の国に私と同じ状況の人がおられたとは驚きです。私も身動きできないストレスの毎日でした
外国生活ですが、国により、日本人にとってラクな国とそうでない国に分かれるのではないかと思います。
あなたは今回が初めての海外赴任ですね? 外国生活に慣れてない人にいきなりヨーロッパ生活というのはキツイと思いますよ。
こんな事いうとその国に住んでいる方に怒られてしまいそうですが、世の中、日本人にとって住みやすい外国はもっと たくさんあると思います。
あなたが一番初めにそんな国に赴任していれば、結果は違っていたのではないでしょうか?
一番初めに過ごしやすい外国で慣れておいた後、二度目の赴任先がドイツであったなら、また結果は違っていたのではないかと思います。
ドイツ語ってフランス語よりも動詞 の変化が多いですよね? そんなの分かるわけないじゃないですか!! 難しい言語です。
そんな環境で暮らせといわれても 私には無理ですね。。
戻ってくる海外赴任者が多いかどうかの直接な回答はできませんが、私はあなたを敗北者だとは思いません
人により、相性が合う国、そうでない国もありますから、次回は別の経験ができるといいですね
それでは また さようなら 間違った事がありましたら、失礼しました
はじめての海外滞在でした。
今回の一件で海外を嫌悪せずに、「また違った国にトライしてみよう!」という気持ちの余裕が生まれるように頑張ります。
ありがとうございました。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
外国人の子どもに日本語を教える仕事をしています。
私自身も、夫は外国人です。
仕事の研修で学んだことです。
人は、異文化に触れたとき、
未知の世界への期待・興奮
↓
違いに気づき、苦しみ、葛藤
↓
怒り(周囲の人間の理解のなさや、異文化に対する憎悪)
↓
喪失感・諦め
↓
受容・慣れ
と、なるそうです。#1の回答者さんのおっしゃる「適応障害」が、この「喪失感」の段階でしょうね。
これが、もっと時間がたつと、「慣れる」んですね。
相手と自分との違いを受け入れられるようになるんです。
私自身も国際結婚ですから、同じような気持ちに随分なりました。今は大分「慣れた」と思います。
初めの1、2年はけんかばかりでした。
質問者さんは、昨年の10月から、ということですから、まだ<苦しい>段階で当然なのです。
>私の様に、外国での環境に馴染めずに戻ってくる人って多いのでしょうか?
非常に多いです。というより、いたって普通です。日本に来る外国人の子どもたちも、その親も、なれることができずに帰国する人たちを山というほど見てきました。別に日本人だけじゃありません。
日本国内の異動なんて、私からしたら、屁でもないです。
日本人同士の「違い」なんて、たいしたことじゃないことばかりです。
それくらい、私の感覚はマヒしています。
苦しくて苦しくて、でもどうしても必要で(国際結婚で相手をものすごく愛していたり、生きていくために日本という外国で仕事を得ることがどうしても必要な場合など)、耐え抜いた人だけが、「慣れる」のだと思います。
あなたは決して敗北者ではありません。繰り返しますが、むしろ普通です。
仕事上の赴任ですし、別にドイツに行かなきゃ人生が終わってしまうわけじゃないんでしょう?
無理してストレスためるより、日本でゆったり生きるほうを大切にしていただきたいと思います。
どんな方も海外に滞在する場合には、上記のプロセスを経てこられているわけですね。
私にとって、日本国内の異動はストレスが無く・・・むしろ新しいものに触れる楽しみで一杯でした。
そんな感覚に似た感じで海外赴任を受けてしまったという安易さは確かにあります。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
海外赴任生活が20年近くになる専業主婦、欧州数カ国ドイツ生活の経験もあります。
質問者は多分お子様がいらっしゃらないかとみうけられますが。どこで生活をするにもいえることなのですが、3日、3週間、3ヶ月、3年。
こんな感じの周期で精神状態が不安定になるかと。また暗い欧州地区赴任の場合冬に向けての赴任は奥様にはきついかと思われます。春に赴任された方は明るくなっていく日々を目の前にして孤独も忘れられますので、また、美しい季節をご存知の方は暗い冬の後に明るい春が待っている事を身体で待ち受けているので思いのほか冬を超える力を持っています。
赴任先、そのときの自分の年齢等で状況も変わるかと思います。日本人が多い地区で奥様方と一緒に面倒を見てもらいながら楽しむか、群れるのを望まない人はとにかく毎日語学学校でも行って外人友人を作るか?
とにかく日本人が海外で生活をして現地の友人を作るということは
海外経験のない方にはどんなに大変なことかは理解できないと思います。ですのでもし自分に外国人の友人も出来ないなどと思うようなところがあるのならば、当たり前のことなんだ!と、割り切りましょうね。
日本に帰りたいという気持ちは別に敗北でもなんでもないことで誰もが持っている気持ちです。
きっと外国にいてもご主人がお忙しくあまり2人で余暇に付いて話し合えなかったのではないでしょうか。
海外赴任での感情の逃げはいつも「旅行」「買い物」気が付いたらブランド品を追っていた!こうでもしなければ楽しめない!と、言うぐらいどの奥様も買い物好きに変身してしまう物なので。
夏休みをご主人とゆっくり出来なかったのは私から見ると少し残念な気もしますが、外国って旅行で来るのが一番楽しめるんじゃないかと今更ながら思う事すらあるので、そんなに御自身を攻めずにこれからの日本での季節を楽しみましょう。
この私も何度かノイローゼになったことがあります。誰にでも起こりうることなので気にしなくて大丈夫ですよ。人それぞれではありますが自分が楽しいと感じることが出来る環境でこれからは適当に頑張ってください。きっと国内での転勤も心の底には疲れがたまっていたのだとおもいます。
現在、九州の実家で本当にホッとした生活を送っています。
最近はヤル気がジワジワと蓄積されて来ているようで、いくらか精神面での充実があります。
今回の経験を活かして頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
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